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2021年8月12日木曜日

【夏合宿】20210812_八ツ峰Ⅴ峰クラック&夏合宿下山

 2021/8/12 八ツ峰Ⅴ峰クラック〜夏合宿下山

記録:福田

メンバー:

Ⅴ峰クラック:L池田(OB)、福田(4年)

下山:L福田(4年)、小久保(4年)、岡本(3年)、土田(3年)、松坂(3年)、降矢(2年)、孫(1年)

天候:曇のち雨のち豪雨

真砂沢3:30 – 5:30 Ⅴ・Ⅵのコル 5:50 – 8:00 Ⅴ峰ニードル 8:10 – 8:30 Ⅴ・Ⅵのコル 8:50 – 10:00真砂沢

真砂沢 11:10 – 13:30 劔沢 14:00 – 15:00劔御前 15:20 – 16:20 雷鳥沢

雷鳥沢 6:30 – 7:30 室堂

 

Ⅴ峰クラック

もともとマイナーピークから継続する予定だったが、天気が悪そうなので断念。時間がかからなさそうなⅤ峰クラックのみとし、残った時間で真砂から撤収することにした。3時半に出発し、途中のインゼルで休憩を挟みつつ2時間でⅤ・Ⅵのコルへ。登攀準備をし、手前の階段状をノーロープで登って草付きバンドまで行き、登攀開始。

1ピッチ目(池田)

草付きバンドを越え、快適なハンドクラックへ。ロケーションがとても良い。アルパインエリアでは珍しい綺麗なクラックの快適な登攀を楽しんだ。カムが切れたため、傾斜が緩んだところのピナクルでピッチを切る。

2ピッチ目(福田)

ピナクルから浮石の溜まったクラックを経由してテラスまで。Ⅳ級くらい。小雨が降り出したが雨足は強まらなかった。

3ピッチ目(池田)

テラス〜リッジ。最後はカンテを直登できなくもなさそうだったが左手のバンドを通ってニードルにでた。カンテには残置ハーケンがあり、登っている人もいそうだった。

8時半にはⅤ・Ⅵのコルに戻り、装備を片付けて下山開始。10時に帰幕した。




 

下山

松坂と孫には先に出発してもらっていたので、残りのメンバーで撤収し、11時過ぎ出発。当初その日中に室堂に到着して下山しようとしていたが、残った食料と湿った装備が重く、メンバーが遅れがちになり、断念。雷鳥沢到着は16時を回った。天候が芳しくないのですぐにテントを張った。全員がテントに入った段階で雨が強くなった。間一髪であった。食事を済ませて翌日の出発時刻を話し合い、4時半起床で天候が良くなるタイミングを見計らい撤収、出発することにした。夜中はものすごい豪雨でライムライトですら浸水した。テントの中にツェルトを張り雨をしのぐ有様だった。

翌日福田は3時半に起き、雨雲レーダーと睨めっこしていた。6時ごろから雨が小康状態になりそうだったため、そのタイミングで撤収、下山することにした。孫は大変そうだったが、なんとか雨にそこまで降られず室堂に到着した。天気には泣かされたが、充実した夏合宿となった。

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