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2026年3月21日土曜日

20260320-21_赤岳主稜、石尊稜

  20260320-21_赤岳主稜、石尊稜

メンバー:鈴木(2・CL)、井上(1)

1日目:晴れ
3:40 美濃戸口
6:40 行者小屋
8:40 取付き発
12:40 TO
13:20 行者小屋

2日目:晴れ
5:30 行者小屋
8:50 取付き発
13:10 TO
14:24 行者小屋
17:00 美濃戸口

1日目:赤岳主稜(記録:井上)
早朝、落合さんに車を運転してもらい、僕、鈴木さん、河本さんの3人は美濃戸に着きました。しかし、幸先の悪いことに、河本さんの体調が美濃戸に到着した時点で、すぐれなかったため、河本さんは来た車で、そのまま帰ることになりました。とはいえ、元々2人で登攀する計画だったので、僕たち二人は行者小屋に向かいました。年末に八ヶ岳に来た時は、美濃戸に着くまでに凍結した真っ暗な道路を3時間も歩きましたが、今回は車で直接美濃戸まで来れたので、美濃戸から行者小屋までの3時間の道もあまり苦に感じませんでした。年末は、休憩の度に、落合さんと気絶するように寝ていたのを思い出します。行者小屋に着いたのちは、幕営装備をテン場に残し、僕が初めてのオールリードを務める赤岳主稜に出発しました。文三郎新道を登り、トラバースで赤岳主稜に取り付こうと思いますが、取り付きのチョックストーンがどれか分からず、先輩に教えてもらいました。事前にネットで調べてはいましたが、実際に行くと、分からなかったのは、反省です。取り付くとすぐに、今回の一つ目の核心であるチョックストーンを乗り越えることになります。とはいえ、アイゼンの形に岩にへこみができていたので、割と簡単に越えられました。そこからは、2,3ピッチほど簡単な登攀をし、上部岩壁までのコンテに移行しました。僕にとって、はじめてのコンテだったので、ロープの長さの調整などに手間取りました。上部岩壁では、少し回り込んで右から取り付きましたが、ルンゼを詰めるところで、難しい左側に突っ込んでしまったので、コンテ後にしごかなかったロープがビレイヤーの所で絡まってしまった時は、少し焦りました。なんやかんやあって、赤岳主稜を無事トップアウトした後は、行きに使った文三郎新道を下りました。行者小屋に着いたのは2時前と少し早めでしたが、翌日の石尊稜の偵察に行くやる気がなかったので、それまであまり雑談をしたことがなかった鈴木さんとテントの中で、親睦を深めました。多分、仲良くなりました。まだまだひよっこ大学生なのに、いっちょ前に中学高校の青春を懐かしみました。夜は、焼きそばを食べて、適当に寝ました。

2日目:石尊稜(記録:鈴木)
朝、鈴木は初めてのカレーメシを食べて出発。前日の偵察をコミニケーションを優先して親睦会にした結果、一度変な尾根に一度取り付いてしまった。落合から「思っているより早く尾根に乗ったほうがいい」と言われていたのだが、結局どういうことかよく分からなかった。正解の取付きは、2個目の分岐を左進し、3個目の分岐を右進してすぐ尾根に乗る。トレースがついていたのでわかりやすかったし、トレースがなくとも、3個目の分岐からはトポどおり三角岩っぽい岩が見える。一応、取付きから見ると、2個目の分岐を右に進んでも、3個目の分岐を左に進んでも、取り付けそうではあった。

右手の岩が三角岩?

取付きでは、既に4パーティーが登っており、1時間以上待つことになった。つるべで登ることにし、1p目は鈴木リード。トポには思ったより悪いと書いてあり、取付きから見た感じだと「何だ簡単じゃん」と思ったが、登ってみるとトポどおり、思ったより悪かった。終了点は立木で作った。2p目は簡単な雪稜歩き。3p目は記録を参考に簡単な左巻きで進んだ。3p目終了点からは鈴木先頭でコンテで進む。記録では中間の小岩峰からの景色がいいとの記述もあったが、ほかで見た景色と比べるとそこまでの感動はなかった。コンテで先行1パーティを抜き、上部岩壁に取り付く。5p目は鈴木リード。見た目はいかついが、ホールドがガバなので簡単。ただ、途中の岩に巻かれたスリングでピッチを切るべきところ、調子に乗って進みすぎたためロープが出なくなり、何とかアックスビレイで井上を登らせる。最初はロープの流れが悪いのかと思っていたが、ロープいっぱいだったようだ。その後は、井上先頭のコンテで石尊峰まで行き、地蔵尾根でテント場に戻る。そそくさと片付けをして美濃戸口に下りた。

中間岩稜から上部岩壁を望む

石尊峰を入れて記念写真

計画では美濃戸口から富士見駅まで歩くことになっていたが、50分ほど歩いたところで優しい方に声をかけていただき、なんと高尾駅まで乗せてくださった。小淵沢まで同乗されていたお二人含め、車中で様々な話ができてとても楽しかったです。わざわざ引き返してまで拾ってくださり、本当にありがとうございました!!



2026年1月18日日曜日

20260117-18_赤岳天狗尾根

 20260117-18_赤岳天狗尾根

メンバー:cl沼田(4)sl(ob)、落合(2, 記録)

横尾尾根に向けてデカザックでの悪場の通過に慣れるために赤岳天狗尾根に行ってきました。結構デカザックに慣れたんじゃないかと思います。もっと慣れていきたいです。

1/17

天気:晴れ

0700 美し森駐車場
0850 
出会小屋
1200 2350m 
幕営地
1250 
カニのハサミに登攀具デポ
1310 
幕営地

最初1時間くらいは林道を歩く。気づいたら林道が終わっていて河原を歩いていた。堰堤を越えたり川を渡ったりしてしばらく進むと出会小屋に着いた。風邪ひいて1週間寝たきりだったのでこの時点でちょっと辛い。ここで水を汲んでから行く。尾根の末端は急だったので赤岳沢を少し進んでから取り付く。ピンクテープがあるルンゼっぽい地形の20m くらい手前の尾根っぽいところから取り付いた。しばらくは雪が少ない++笹のおかげでよく滑り、ラッセルの方がマシなんじゃないかとか思った。1時間くらい登ったところでアイゼンを履いた直後、まあまあ緊張する細リッジが出てきた。そこから更に1時間くらい進んでいくとラッセルの様相を呈してきたと思ったが、直ぐに元に戻ってしまった。そんなこんなで進んでいくと2350m に幕営適地を発見、地形図上ではこれより上は急で幕営適地はなさそうだが、山行前にカニのハサミ手前で張れるかもと言及していた記録を見ていたのでとりあえず全部担いでカニのハサミまでいった。2350m から再びラッセルが始まる。沼田さんと縄さんが飛ばして自分の番になった瞬間カニのハサミに着いてしまった。非常に申し訳ない気持ちに浸る。だが、風が強すぎてここでの幕営は却下。日帰り案も出たが、翌日も天気は良さそうでそんなに頑張らなくてもいいので登攀具をデポして2350m に戻った。頑張るという選択肢がある中で飯食ってのほのほ寝るのは幸せだ。

細リッジ


カニのハサミ

 

1/18

天気:晴れ

0700 出発
0920 
大天狗
1105 
赤岳
1430 
美し森駐車場


思ったより早く朝食が終わったので皆で二度寝したら出発時刻をかなりオーバーした。ご批判喰らうかもしれないが、強い風で夜間全く眠れなかったので睡眠欲が色んなものに優った結果こうなってしまった。日の出と同時くらいに風がピタッと止み、樹林帯を抜けても快適だった。カニのハサミのあとは、10m Ⅲ級くらいの岩をノーロープで抜け、その先で1回目のロープを出してトラバースしてからⅢ級くらいの岩を乗越して急な薄雪ルンゼを詰めて立木で終了点をとった。中間支点はカムと灌木でとったが不安だという方は謎のfixロープもあるのでご安心を?よくわからない紐に体を預けちゃいけないと思いますが。その先の岩場はひたすらリッジ通しに歩いた、微妙なトラバースを超えると直ぐに大天狗基部に到着。ここで2回目のロープを出して10m Ⅲ級くらいの岩を乗越し、大天狗は右のバンドから巻いた。あとはテキトーに歩いて権現岳からの登山道に合流し、赤岳まで。山頂でチョチョッと写真を撮ったら急いで下山。今年は寡雪で、下山の真教寺尾根では昨年胸ラッセルをした記憶がある場所でアイゼンをカリカリ鳴らせながら岩場を下ったり、昨年は真教寺尾根分岐まで1度も見なかった鎖がたくさんあって驚いたり、懸垂下降の必要もなかったりという感じだった。

10 m Ⅲ級




1回目のロープ



そのあとはずっと岩、雪は全然ない


2回目のロープ


山頂

2025年12月27日土曜日

20251227-31_年末山行@八ヶ岳

   20251227-31_年末山行@八ヶ岳

メンバー:沼田(4)、河本(3)、落合(2)、鈴木(2)、井上(1)、孫(1)

27日 タイトル2時間睡眠14時間行動
天気:晴れ
メンバー:落合、井上
0:40小淵沢駅
5:00美濃戸
7:30行者小屋8:30
10:00赤岳
12:00横岳
13:40硫黄岳
15:40行者小屋

この日、落合さんと僕の2人は終電で小淵沢に向かった。小淵沢からは、美濃戸口までの地獄の20km歩行が始まった。2人は地味にアイスバーンになっているせいで歩きづらい道路をほとんど眠ったように意識が飛びながら3時間程歩いた。そこでタクシー代をケチった我々に天使が舞い降りた。なんと、7度目にして井上が必死で行っていたヒッチハイクが成功したのだ。ヒッチハイクをしてくれた方は、広河原でアイスをする予定だったのにも関わらず、美濃戸まで我々を送って下さった。本当にありがとうございました。

そんなこんなで2時間程の歩行をカットした我々であったが、まだまだ行者小屋までの道のりは遠い。そこからは眠過ぎて、1時間に1回取る休憩毎に10分の爆睡をかましていた。普通に寒い中爆睡してしまうのは危ないので、皆さんはしっかりタクシー代をケチらずに睡眠を取りましょう。美濃戸から2時間半ほどして行者小屋に着いた後は、張ったテントに荷物を置き、文三郎新道から赤岳に向かった。ここからこの日のメイン登山が始まる訳だが、ここまで既に7時間が経過している(絶望)。それまでは、長い宿泊用の重い荷物を担いでいたものの、ここからはかなり軽い荷物でスイスイ進めるようになった。ここら辺からは体温が上がってきて僕の眠気は大分抜けてきたが、落合さんはそんな事は無かったらしく、かなり眠そうだった。僕は、この周遊が初めての冬季岩稜歩行だったが、中々上手くでき、赤岳周りの八ヶ岳概念を把握できた。赤岳、横岳硫黄岳を通って行者小屋に帰ってきたあとは、小屋の人から水場を教えて貰ったりしながら、河本さんを待った。河本さんが着いてからは、チャーハンを食べてぐっすり寝たとさ。

眠いねぇ


 28日

天気:晴れ
メンバー:河本(記録)、落合、井上

0530行者小屋
0800阿弥陀岳
9300行者小屋

私は27日の夜行者小屋で二人と合流してこの日は阿弥陀岳北稜の登攀。二人は小淵沢から行者小屋まで歩いて行くことを試みたために疲れている様子だった。テント場を出て少し中岳沢を登り、右側の斜面から取り付く。ラッセルが好きな落合とそうでもない井上の会話が少し噛み合わないのが面白かった。最初はトレースがなかったが、北稜に乗るとはっきりしたトレースが現れてすぐに岩稜についた。落合リードで二ピッチロープを出してすぐに山頂に出られた。中岳沢から行者小屋に下り、余った時間は本を読んだりして過ごした。



 29日
天気:晴れ
メンバー:全員
記録:落合

0540 行者小屋
0630 南沢小滝 1445
1445 行者小屋

この日は南沢大滝小滝でアイスの練習。行者組の方が先に到着したので小滝でTR練習をしていたら入山組が来た。小滝で何本か練習している間に入山組が沼田さんリードで大滝にロープをかけに行ってくれた。アイス初の井上があまり苦戦していなかったので井上すげぇと思ったが、井上のダートを借りたらアイスクライミングの概念が180度変わった。それまでは手でぶら下りながら一生懸垂している感じだったし皆必死にぶら下がっているもんなんだと思っていたが、ダートを履くとハシゴの要領で登れる気がしたし、上手い人のを見てると凄いちゃんと足で立っている。頑張って金貯めて買おう。しばらくして大滝に移動し、TRで練習して行者小屋に帰った。夕飯は焼豚だったけ、QOLが高い。こんなんでいいのかと思ってしまうが、重いもんもって行者まで登ってるんだからいいことにしよう。



 30日

 阿弥陀岳北稜班
メンバー:河本(CL)、鈴木(SL・記録)、孫

6:00 行者小屋発
7:00 取付き
8:30 阿弥陀岳山頂
10:00 行者小屋着

計画では、31日に河本・孫が下山予定だったため、先に主稜に行く予定だったが、前日の予報で天候が30、31日ともに悪かったため、ひとまず30日は北稜に行くことになった。
予定から30分遅れて出発。文三郎道から取付きへ外れるところは河本さんがあえて28日と違う薄いトレースをたどった。取付きまでは遅いメンバーに合わせてスローペース。記録で見ていたよりも取付きまでロープを出すような箇所はなかった。取付き手前で傾斜が強くなっているところはアックスがあると安心。先行者はおらず、恐らく1番乗り。すぐ終わるのでのんびりしようかと思っていたが、下から1パーティーが来たので、さっさと準備をして登る。1p目は記録通りテラスで切った。2p目は、灌木にかけられた残置ロープを中間支点に取り、ナイフリッジを越えた適当なところでスタンディングアックスビレイ。主稜に備えて声ではなくロープで合図をする方式にしたため、若干もたつきはあったが、フォローも順調に登れていた。2p目終了点でロープをまとめ、山頂へ。山頂へ出た途端強い風が吹きつけてきた。電波を探すのに少々手間取ったが、何とか天気予報を入手して下山。風が強かったので中岳沢は利用せず、主稜の偵察も兼ねて文三郎道で下りた。赤岳山頂へは寄らず、主稜取付きも結局風が強くて視界も悪いので確認しなかった。

阿弥陀岳山頂にて

行者小屋に戻ってきた後、時間があるのでラッセル訓練とコンテニュアスの練習をすることにした。ラッセル訓練は、孫さんが赤岳鉱泉のアイスキャンディを見たいというので、行者から鉱泉まで往復でトレースのないところを適当に歩くことにした。正直全く練習にならないミニミニラッセルだったが、楽しかった。戻ってきてからコンテの練習、孫さんたちにコンテの仕組みを説明し、テントすぐそばの斜面で止める練習をした。斜面の関係で距離を空けられなかったこともあるだろうが、滑落者を止めるのは技術がいると感じた。教本通り、迷ったらスタカットにした方がいいのだろう。14時過ぎには訓練を終わりにしてテントへ。テント割りはGライトに河本・孫、V6に沼田・落合・鈴木・井上だったので、私はしばらくV6テントを独占できるはずだったが、30分後くらいに3人が帰ってきてしまったのでできなかった。帰幕後の訓練をもっと早々に切り上げておけば良かったかも。。。
全員が帰ってからは、明日の行動について話し合った。最初、河本さん(とそれに釣られた孫さん)が主稜に行かずに下山して甲斐駒に行きたいと主張していたが、その他4名の懸命な説得と見えざる力で主稜に行くことが決まった。この日の夜は伊藤ハムの焼豚。値段は高いが下準備は要らず、美味しかったので良かった。

 三叉峰・石尊稜班
メンバー:沼田(CL)、落合(SL)、井上(記録)

この日は、三叉峰ルンゼから石尊稜を詰めあげた。三叉峰ルンゼの取り付きまでも、意外と難しく、自分は1箇所沢の分岐に気づかなかったため反省したい。また、取り付き地点の滝がかなり小さくそれと分からなかったため、1度隣のルンゼに入ってしまった。1ピッチの滝では、そして他の全ての滝で熟達した沼田さんが、リードをしてくれた。僕が1ピッチ目に取り付こうとした時、落合さんのアックスがカラビナから外れて落としてきてしまったことに気づいた。結局は、5分ほどで見つかったようだが、少し心配だった。落合さんがアックスを探している間に僕は早々と1ピッチ目を済ませたが、落合さんはかなり苦戦していたようである。2ピッチ目、3ピッチ目等も僕はノーテンでクリアすることができ、かなり楽しかった。石尊稜に着いてからは、落合さんが2ピッチともリードをしてくれた。こちらもかなり簡単で難なくクリアできた。ここまで、寒い中アイスクライミングや岩稜登攀をしてきた訳だが、下りは寒いのが嫌なので地蔵尾根から速攻下りた。

迷い込んだ隣のルンゼを降りる

最初の滝



 31日

 赤岳主稜班
メンバー:河本(CL)、鈴木(SL・記録)、孫

6:00 行者小屋発
7:00 取付き
10:30 赤岳山頂
11:30 行者小屋着

この日も30分遅れて出発。孫さんは素早い準備を心がけましょう。CSの取付きまでは何人か抜かしたが、登攀装備を持っているようなパーティーはいなかった。恐らくこの日も1番。鈴木が今年4月に主稜を登っていたので、この日もリードを務めた(フォローとはいえ取付きがCSであることもCSが何であるかも知らないのはさすがにリサーチ不足なのでちゃんと調べましょう)。
1p目のCSは直登したが、以前登ったときより易しく感じた。自分の成長なのか、ただコンディションがいいだけなのか。その後も、おおむねトポ通りに進み、2回のスタカットを経て上部の岩場基部へ。最後の核心部である上部の岩場は右側に回り込んだところにある残置でビレイをしてもらい、登ってトラバースして登って左側のCSぽいところを登った。右に進みすぎると難しいのではないかと感じる。パーティー構成的にも頼れる人がおらず不安はかなりあったが、上部で風が強かったことを除けば、視界も良好で全体的にコンディションが良く、簡単なルート取りで登れたと思う。ただ、雪に埋もれているのか残置支点が少なかったり、残置ロープの支点にかかっている部分が擦り切れていたりした。カムも何回か使ったが、上部は岩が顕著に脆かったのでほとんど使えなかった。下りは提案通り地蔵尾根を使った。文三郎より早かったと思う。

一般道が見えるのでこちらもなぜか緊張

帰幕後は、河本・孫はGライトなどを撤収し、甲斐駒に向けて下山。鈴木は1時間ほど3人の帰りをテントで待った。


 31日 大同心ルンゼ 班:沼田(CL),落合(SL),井上

0550 行者小屋
0610 大同心沢(大同心ルンゼ)分岐)
0650 大同心大滝
1040 大同心
1240 横岳
1340 地蔵の頭
1357 行者小屋,幕営装備撤収 1511(沼田は軽い装備で先行して車を回収)
1640 八ヶ岳山荘
1727 船山十字路,車回収,八ヶ岳山荘へ移動

大同心大滝は下部から垂直で、南沢大滝よりも難しかった。腕が持たずアックステンションを多用してしまった。低気温で氷が脆く、アックスを打ったときのヒビが腹の高さまで来たときはかなり肝が冷えた。すぐにスクリューを打って、左にずれて登った。大同心に出てからは簡単な凹角を登って尾根に合流した。TRでドライツーリング的な練習ができたのは有意義だった。風が強く寒すぎたので、天気が良いときに再訪したい。

大同心ルンゼはいきなり大滝から


大同心も登ろうと思っていたが普通に怖いし、風が強くて寒過ぎるので、夏に一度やってから登ることにした


代わりに右にある凹角で遊んだ



山荘のフリースペースで大晦日飯(鈴木の鍋うどん,年越しそば,あとなんだっけ)を食べながら,翌日以降の行動を相談


2025年4月1日火曜日

20250331-0401_赤岳登攀

 20250331-0401_赤岳登攀

メンバー:沼田(3L)、鈴木(1)、落合(1記録)
day1
0500
美濃戸口
0640
南沢小滝 0740
0830
行者小屋
1000
赤岳主稜取り付き
1440
赤岳
1540
行者小屋
1640
南沢小滝

 

Day2
0600
アイスクライミング開始
1220
南沢小滝発
1330
美濃戸口

 

記録
day1
天気:曇り雪
初日は落合のアルパインでのリード経験のために赤岳主稜に行った。1月に赤岳主稜に行った時はフォローだったが、先輩が上部岩壁基部で難しい所に突っ込んでそこで自分は落ちたので落ちるイメージしかなくてまあまあ不安だった。途中で南沢小滝のあたりにテントを張ってから行者小屋に行った。行者小屋で水汲み用ボトルをデポして文三郎道を登って赤岳沢のトラバースをする。赤岳沢のトラバースは雪がよく締まっていた。我々の前に外国人パーティーがいたのでトラバースの途中のハンガーが打ってある所で少し待った。1ピッチ目のチョックストーンの下は雪が詰まっていた。何ピッチやったか忘れたが、おっかない目に遭うことなく終えられてよかった。しかし、支点構築や中間支点取りが遅かったり、中間支点が悪くロープが屈曲したり、フォローのことを考えた中間支点取りをしなかったり、ロープの仕分けが適当で次のリードのビレイを大変にしたりと課題だらけだった。よって時間も掛かってしまった。1人だけ薄着で凍えてた沼田さんはリードを交代してさっさと終わらせたかっただろうが、最後までリードをさせてもらったことで自分に出来ていないことへの理解が深まったので感謝。夕飯は鈴木の担当だったが時間がなくてペミカンを作れないとのことだったので何を持ってきてくれるのか楽しみにしていたら超美味しい豪華お手製チーズハンバーグだった。ペミカンのほうが作るの早くね?

 


day2
天気:雪
2日目は南沢小滝でアイスクライミングの練習を行った。落合は講習会で緩傾斜のアイスを1度、鈴木は初のアイスクライミングだったので太刀打ちできないことは目に見えていたが、その通りだった。沼田さんがトップロープを掛けてそれで練習した。ノーテンで上まで行けたのも1回だけで、あとは落ちまくった。腕がパンプするとアックスの振りが弱くなりアックスが不意に外れてしまう。すると氷に刺さったアイゼンの爪を起点に体が後ろに回転しようとするので足まで外れて落ちる。落ちたうちの半分くらいはこんな感じだった。それにしても沼田さんは安定していて凄い。メンバーの予定で午前中で切り上げて帰った。アイスクライミングができないと行けないような場所もあるわけで、アイスクライミングの上達は必須であり、そうするにはとにかくアイスクライミングをやるしかないので来シーズンは安定して登れるレベルまで達せられるよう打ち込みたい。

2025年1月23日木曜日

20250120-23_阿弥陀岳北稜,赤岳西壁主稜,石尊稜(八ヶ岳登攀入門)

     20250120-23_阿弥陀岳北稜,赤岳西壁主稜,石尊稜(八ヶ岳登攀入門)

メンバー:沼田(3,L,記録),落合
天気:雪 時々 晴れ
ヤマレコ (log, time stamp)

day 1 晴れ時々曇り
阿弥陀岳北稜

day 2 晴れ時々曇り
赤岳西壁主稜

day 3 曇り,強風
石尊稜


 day 1 阿弥陀岳北稜

この日は道の駅 こぶちざわ で車中泊した.2:00起床で気合を入れた早朝行動をしたが,結果的にはもっとゆっくり寝てても問題なかった.寝不足で結構疲れを感じる1日だった.
2578 m peakへのトレースはなく,ラッセル大会が始まった.「踏み跡しっかりでワカンはいらない」と車に置いてきたことを後悔.北稜は2 p (3 p?)しか出していない,登れるルート選択肢も少なく短い稜線だった.確かに初心者にはちょうどいいかも.下山は中岳沢をシリセードですいすい.途中岩が出ているところがあるので注意.

夕方・夜は寒くなかったが,朝方は寝袋に潜っても寒さを感じた.テント内結露は霜が発達しており,1年ぶりの八ヶ岳を痛感した.八ヶ岳はこうでなくちゃ.

北稜(正面)と北西稜(右)


岩場取りつき


 day 2 赤岳西壁主稜

CSの取りつきでミトンの手袋(右)を落としてしまう.見えるとこで止まったので,肩がらみビレイしてもらいながらクライムダウンで降りるが,足で落とした雪に押されてさらに下方に転がり落ちてしまった.30 mくらい下に行ってしまったので申し訳ないが残置することにした.サヨナラ手袋.夏になったら下まで落ちるかな.

6 p目くらいだったが,残置(短い方)があるルートを選んだが,なかなか辛いルートだった.アックスのフッキングが良く決まったが,乗越にいいホールドがなかったらフォールしていたかもしれん.因みにフォローの落合は落ちてた.その後はなんてことはない,快適なクライミングだった.

取りつき.CSの下はくぐれそうな積雪量


 day 3 横岳西壁石尊稜

正面凹角よりさらに右の凹角を登ったらかなり渋いことになってしまった.1 p目終了点にしたとこに生えていた立木に残置スリングがあったが,恐らく冬期は全然登られていない.スラブでアックスは決まらない.ホールド,スタンスは細かい.中間支点はしょぼく微妙なピナクルでしか取れない.おまけに岩がもろくて落石多発.取りつきからでは雪が付いていて登れると思ったが,登りながら雪をはがしたら「こんなとこ登るべきでなかった」と後悔しまくった.3 p目終了点は正規ルートに合流して,そこからハンガーが打たれている岩壁だったかな.4 p目くらいから風が強くなり始め,天気もあれそうな予感がしたので,雪稜地帯はガシガシと急いで登った.最終ピッチは壁を登ることもできそうだったが,寒くて大変なのでルンゼを詰めて省略.


手前から2つ目の葉がない木が生えてる尾根が草付きルート



2023年12月10日日曜日

20231210_赤岳西壁主稜

    20231210_赤岳西壁主稜

メンバー:尾高(2, L)沼田(2,記録)
天気:快晴

GPS log は以下のヤマレコにありhttps://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6271384.html

    前夜泊,日帰り

2230 八ヶ岳山荘 駐車場
0230 起床
0320 出発
0523 行者小屋 0601
0638 赤岳主稜 取付 4h 5min 登攀
1110 山頂 1150 
1239 行者小屋 1254
1337 南沢 偵察 1352
1520 下山

 美濃戸口-美濃戸の林道には積雪なし。美濃戸山荘から上にはちらほら。登りでは、行者小屋でアイゼン装着。

 積雪が無さすぎてほぼ岩稜歩きだった。ダブルアックスの必要はなく、片手アックスで充分。それでもアックスの出番は2, 3割くらい。

防寒対策は不足なし。軽量化・行動食の最適化はまだ不充分。毎回、食べきらない量の行動食を持ってきがち。

 予想外にだいぶ早く降りてこられたので、南沢大滝の状況を確認してきた。氷瀑はまだまだ発達途中だったが、大滝の方は1ルートくらいは登れそう。小滝は登ってるパーティーがおった。スクリューを持ってこなかったのを後悔。
12月上旬でこの成長具合なのかと感心した。期待が高まる。

2023年1月2日月曜日

20230102-03_赤岳 真教寺尾根

 20230102-03_清里駅ー美し森ー赤岳(真教寺尾根)

メンバー:尾高(2, L),沼田 (1,記録)

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5056803.html

天気:1日目,2日目ともに 晴れ時々雪

 1日目

06:54 清里駅
07:46 美し森
08:03 羽衣池
10:43 牛首山
12:55 幕営地

 2日目
07:20 幕営地
11:10 真教寺尾根分岐
11:27 赤岳 11:53
12:05 真教寺尾根分岐
15:13 牛首山
16:07 羽衣池
16:26 美し森駐車場
16:47 清里駅

稜線手前の鎖は半分くらい埋まっている.
今回の条件において,真教寺尾根からの赤岳登頂は,ハーネス,ロープ,ピッケルが無くても可能だったが,天候や積雪状況によっては危険になりそう


 今回の山行は,冬期登攀要素(冬にロープを使う)があるので,初めての山行になるので,初挑戦独特の緊張と期待を持って挑んだ.1日時点の天気予報では冬型が強まり,西風が強くなる予報だったが,2日の予報では安定した気候の予報に変わった.予想外の好天もあり,「中の中」がちょうどいい難易度だとしたところの自己評価では,「中の上」くらいの山行となった.予定では下山は赤岳鉱泉の方に降りるつもりだったが,幕営装備を持って山頂に向かうことと,真教寺尾根の鎖場を懸垂下降することの手間を天秤にかけたところ,後者を選ぶことにした.

 今回の条件において,真教寺尾根からの赤岳登頂は,ハーネス,ロープ,ピッケルが無くても可能だったが(実際自分らの後の4人パーティはこれらが無しで,ストック所持だった),天候や積雪状況によっては危険になりそう.

自分らより先行した単独の方は,「登りは良いが下りが危険」と判断して下山していった.

幕営完了 この時 14:13

翌朝のモルゲンロート


練習がてら,1っつ目の鎖場でロープを出す.鎖場は雪に埋もれていない.2 pitch目で鎖が埋まっていたが,すぐに掘り返せるくらいの埋まり具合.



 【反省】

 少人数で宿泊装備での行動は荷物が重くなるので歩荷力が必要.25 kg 前後.zero point の 80 L ザックでは限界を感じたので,パッキング方法を工夫するか,ザックを新調するかの必要性を強く感じた.