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2026年9月23日水曜日

20260923_ナルミズ沢

 20260923_ナルミズ沢

メンバー:落合(3・CL)、井上(2・SL)、岸田(1・記録)

天気:雨
0600 駐車場
1200 大石沢出会い 
1400 朝日岳
1840 駐車場

 台風の直後で増水による撤退の心配を胸に抱きながら深夜部室を出発した。シルバーウィークど真ん中ということもあって深夜なのに交通量が多くて辟易してしまう。

 駐車場に到着後少し歩いて川の様子を見に行くと案の定増水していて水流が強くなっているもののまあまあ歩けそうな感じ。撤退してジムに行った方が有意義なのではなんていう話も出ながらハナゲの滝まではとりあえず進むことに決めた。


ハナゲの滝

 ここまで来てもやはりなんとか歩けそうな水量だったので今回は遡行を継続することに決定。傾斜も緩くロープを出さずに登れそうだということでロープ無しで登りはじめたがナメで滑る危険を犯すのが怖かった私(岸田)はお助け紐を出してもらった。

 増水で沢のナメが酷くとても歩きにくい上、登攀するような滝も現れず只々遡行していくような沢だった。天候も良くなる気配はなく、ヤマテンは今夜雨が降ると予報を出している。そんな状態で歩いていたので私はどこに楽しみを見出せばいいのかわからなくなってしまった。大石沢出会いに出たところで私の沢靴のソールが剥がれていることに気づき、雨天によって2日目の行動ができなさそうなことも鑑みてナルミズ沢遡行を断念。東黒沢遡行のみで終わる沢登りがなんとも言えない結果になったことは自明である。

そこから1時間ほどは落合さんがもってきた釣竿を使って魚釣りをした。魚が釣れることはなかったものの遊びの時間と綺麗なエメラルドグリーンの釜は私の気持ちを十分にリフレッシュさせてくれた。

綺麗な釜

 釣りから戻ってきた私たちは大石沢出会いから朝日岳に向かって登山道を登ったが、ずっと急傾斜の登りだったので気付かないうちにペースが落ちていたようだ。山頂に着いた頃には日の入りまでの下山が不安になっていたが、今日帰りたいという総意のもとで1時間ほどのヘッデン行動をもって駐車場に下山した。19時ごろに下山連絡をしたので在京を驚かせてしまっただろうか。

2026年9月22日火曜日

20260922_御在所岳前尾根

     20260922_御在所岳前尾根

メンバー:鈴木(3・L・記録)、木村(2)

天気:晴れ
0400 駐車場
0520 取付き
0940 トップアウト
1000 御在所岳山頂
1200 駐車場

某大会での奉仕活動のため、名古屋にしばらく滞在(といっても野宿)することとなり、ちょうど愛知に帰省している後輩がいたので、日帰りで御在所岳に行ってきました。

鈴木はロープウェー駐車場でビバーク、木村は実家の車で4時に裏道登山口駐車場に集合し出発。藤内小屋を通り、クライマーの看板から一度沢筋に出て取付きまで進む。一般登山道を外れてから取付きまでは思いのほかすぐだった。もちろん我々が一番乗り。
1p目はトポではⅤ級のクラックだったが、ちゃんとしたクラックというわけではなく、体感Ⅲ+〜Ⅳくらい。木村もクラックは苦戦することなく登ってきたよう。しかし、クラックの出口のところでカムを使ったところ、寝ぼけて何も考えていなかったのか、レンジ100%でセットしてしまい、フォローの木村が回収できなかった。ここでかなり時間を使ってしまったが、どうしても回収できないということで一旦最後までTOしてから回収に挑戦することとし、先に進む。

カムの回収を試みる木村。ごめんなさい。。。

P7からP6への歩きは記録のとおり最初の岩に乗り込むところがポイントになる。P6は左のリッジルートを登った。P5は最初藤内沢壁ルートにチャレンジしたものの、スラブに乗り込む勇気が出ず、結局凹角ルートを登った。凹角が面倒なだけで面白くなかったので、木村はノーマルルートを登った。P4は凹角ルート、P3はAスラブを登る。B、CスラブはP4の終了点で稜線に出てから爆風だったのとカムの回収というミッションがあったのでカットした。

天気の悪い日が続いていましたが、ちょうど晴れてくれて何よりです。

最終ピッチのヤグラは、トポどおりⅣ級ではあるが、ルートとしては前尾根の中で一番変化に富んだ面白いところだった。トップアウトしてそのままP1を通過し一般登山道に合流した。時間に少し余裕があったので、御在所岳山頂にも登り、カムの回収に向かう。取付きに戻ったところ、2パーティーが登っていた。ちょうどリードがカムの上の立木から主稜に向かって登り、先行パーティーとの関係で待機時間が発生しているような状況だったので、登攀パーティーに断りを入れ、巻道から登攀パーティーが中間支点に使用しているものとは別の立木にロープをセットし、鈴木が懸垂下降でカムの場所まで降り、ハンマーのピックを使って回収した。思いのほかすぐ回収できたので良かった。

これだけ撮って下山しました。

その後、予定どおり12時ピッタリに駐車場に下山し、御在所岳を登山されてきた木村のご家族と合流した。鈴木は、何とそのまま木村家の自家用車で名古屋駅まで送っていただいた。大感謝です!!

最近のTUSACは近畿以西の山に行くことがない(専ら交通費の面)ので、今後増えていくことを期待したいです。


20260922_二子山中央稜

 20260922_二子山中央稜

メンバー:河本(4・L・記録)、孫(2)

天気:晴れ

10:00 駐車場
10:40 取り付き
11:15 2P
11:55 3P
13:05 4P
13:40 5P
14:05 トップアウト
15:00 駐車場

北岳バットレスに向けた練習、技術確認を目的とした山行。朝は霧が出る予報だったので遅い時間から登攀を開始したが、岩からの染み出しで濡れているところがあった。河本が奇数、孫が偶数ピッチをリードした。核心部の3ピッチ目が、クラック内部が濡れていて難しく、休憩時と立て直し時にヌンチャクをつかんでしまったのが反省点それ以外のピッチは登りやすく、各ピッチカムなどをセットする練習ができた。久しぶりに晴れた山行で楽しかった。

2026年9月8日火曜日

20260906-08_楢俣川本流釣り山行

    20260906-08_楢俣川本流釣り山行

メンバー:河本(4)、鈴木(3・L・記録)

1日目:曇り
0915 湯の小屋バス停
1130 幕営地
1230 入渓点
1540 矢種沢出合
1615 幕営地

2日目:曇り一時雨
0830 幕営地
0900 矢種沢出合
1240 日崎沢出合手前
1430 幕営地

3日目:曇りのち雨
0600 幕営地
0850 湯の小屋バス停 


本来は9/6-9/9で楢俣川本流にて釣りをしつつ赤倉岳、スズヶ峰を回る計画だったのですが、雨予報ということで、早々に目的を釣りメインに切り替え、ゆるゆるの山行を楽しんできました。

記録

1日目
湯の小屋バス停から至仏山に向かう登山道を利用しつつ、楢俣川へ向かう。途中、1パーティがテントを張っているところを通過して、入渓点から10分ほど手前にある幕営適地にテントを張る。

水場も近くていい場所ですが、虫が多すぎました。。。

食料などを置いて、いよいよ楢俣川に入渓。水量は平水時より多いだろうが、行動には支障のない範囲。ということで早速竿を出しながら、矢種沢出合まで遡行することになった。河本さんに釣具の準備をしてもらい、鈴木はブドウ虫で餌釣り、河本さんはルアー釣りで挑戦した。入渓点で竿を出したところ、鈴木がヒット。幸先よく1匹目が釣れたが、サイズが小さかったのでリリースした。鈴木はこれがこの日最初で最後の当たりとなった。竿を出し続けながら遡行していたため、進みは遅く、しかも中々当たらない。魚がいないのかと思いつつ進み続けていると、今度は河本さんに当たりがあった。いいサイズだったのでテントに持ち帰った。2人とも一度は釣れたものの、その後は一向に釣れる気配がなく、矢種沢出合に到着。さぁ引き返すかというところで河本さんが魚を釣り上げる。これで1人1匹食えるぞと喜んだのも束の間、バレて逃げられてしまう。意気消沈のまま、巻道を利用して30分ほどで幕営地に戻った。この日の夕食は、イワナの塩焼き、米にレトルト。そしてワンカップ酒。TUSACではここ数年お酒を飲む部員がいないので、山行にお酒を持っていくことはなかったのだが、釣り山行ということで、初めてお酒を持っていった(もちろん2人とも20歳を超えています)。2人とも全然飲めないので、1カップを2人で分ける形で飲んだ。美味しかった。

さすがの腕前でした

2日目
出発前は雨予報だったが、どうにか曇りが続きそうな天気だったので、巻道で矢種沢出合まで進んだ上で、昨日は遡行していない区間で釣りをすることに決定。昨夜は雨が降っていたが、水量は昨日とほとんど変わらず、渡渉も問題なかった。この日は餌釣りが好調で鈴木は5匹(うち2匹リリース)、河本さんは1匹釣ることができた。行動区間は事前情報のとおりロープ不要だが、万が一にも落ちたら上がってこられないような激流の釜が多いので、それなりに注意は必要。矢種沢出合から脱渓点までの沢下降時に一箇所クライムダウンが難しそうなところがあったので、巻道に上がったが、平水時やよく観察すれば問題なく通過できたかもしれない。この日の夕食は、イワナの塩焼き、イワナのボイル味噌汁、イワナの刺身(鈴木のみ)、米に缶詰、ワンカップ酒という構成。スパムは焼くと焼肉の味がして美味しいというのは発見だった。

沢自体はきれいな渓相

3日目
明日以降の天気の見通しが立たず、幕営地ピストンで出来る行動もなくなったのでこの日に下山。途中、はしごがかかっている場所があり、1日目のときにショートカットではないかと気になっていたので進んでみることに。長い長いハシゴを登った先には、、、何もなかった。途中でこれはつながっていないなと思ったのだが、何があるのか気になって進み続けた結果、30分ほど時間を無駄にした。いいトレーニングになった。バス停について天気を確認すると、ちょうど今日の午後くらいから悪い予報でタイミングはバッチリ。実際、湯の小屋からバスが出発したタイミングで雨が降り出したので良かった。高崎駅構内のイーサイトで満足のいくご飯(ぐんま軒というところがおすすめです)を食べ、帰京した。



20260902-08_南ア全山縦走

 20260902-08_南ア全山縦走

メンバー:木村(1・奇数日記録)、岸田(1・偶数日記録)

9/2 

天気:晴れ

0100 夜叉神峠
0500 南御室小屋
0800 薬師岳小屋
0950 地蔵岳
1400 早川尾根小屋

 夜叉神峠登山口に着いたのは、なんと0:30これも全て鈴木主将のおかげである。わざわざ東京からレンタカーで送ってくださったのだ。死ぬほど眠たかったが、登山口で寝るのもなんか勿体ないということで歩き始めた。当初は時間的に早川尾根小屋まで行くのは厳しいと思い、南御室小屋に宿泊予定だったが、さすがに行けるだろうということで予備日を増やすためにも、早川尾根小屋まで行くことになった。2人ともめちゃくちゃ眠たかったので、南御室小屋で一時間半程昼寝をし、途中でも30分ほど昼寝をした。そんなこんなで思ったよりバテながら早川尾根小屋についた。次の日は午後から崩れる予定だったので、2:00起床とし、18:00に就寝した。


いい天気でした

9/3

天気:晴れのち雨

0310 早川尾根小屋
0530 アサヨ峰
0930 甲斐駒ヶ岳
1240 長衛小屋

 朝食のお茶漬けは初日にもかかわらずご飯をうまく炊けていたのでおいしかった。食べやすくて朝食に体力を持っていかれることないのがこのメニューのいいところだと思う。お茶漬けのもとが一袋だとかなり薄味になってしまったのだけが残念だった。

 朝食後、前日の13時間行動の疲労を十分に感じながら出発。アサヨ峰近くで日の出を迎え、栗沢山〜仙水峠〜駒津峰の500ダウン500アップが堪える日だった。

 この日は午後から雨の予報だったので仙水峠でデポ。新しく購入したOSPREYの100Lザックの、雨蓋を取り外してサブザックにできる機能を使う機会が早くも訪れたことを嬉しく思った。砂払いを登っている最中は耐えていたまだ視界良好だった天気も山頂では完全にガスってしまいせっかくの景色は何も見えず冷たい風にさらされるだけとなってしまった。

甲斐駒ヶ岳山頂(何も見えなくて悲しい)

 長絵小屋は今まで見てきた山小屋のトイレの中で最も綺麗だった。清潔感のあるトイレはそれだけでモチベーション維持に繋がるからありがたい存在である。木村が小屋の人からこれから雨が強くなるので早く下山した方がいいと脅されていたのを聞いてこの先の行程について不安を抱きながら就寝した。


9/4 

天気:曇り

停滞

 前日から雨予報で、前日に小屋の人に何度も何度も下山を勧められる程だったので、予備日も初日のおかげで1日増えていたので、停滞することにした。しかし、起きてみると雨の音はせず、ほとんど雨が降ることはなかった。どうゆう事ですか動けたじゃん。前日の麻婆春雨の量が尋常じゃなく多かったので、朝のお茶漬けは昼ごはんにし、ひたすら寝て過ごした。長衛小屋のトイレが、人生で見た山小屋のトイレの中で1番と言っていいほど綺麗で、快適な停滞だった。前日の予報と小屋の人の情報では土曜日がいちばん酷い雨との事だったが、曇りのち晴れの予報に変わっていたので、次の日は両俣小屋を目指すことにした。

9/5

天気:曇り

0315 長衛小屋
0700 仙丈小屋
1000 伊那荒倉岳
1210 両俣小屋

 悪くなると言われていた天気が回復するとのことで出発を決定。しかし朝起きてみると雨が降っていたので心配になりながら朝食を食べた。荷物の整理を終わらせ、雨が弱まったタイミングで外に出ようと話して30分ほど待つ。雨がテントを叩くばちばちという音が止んだので「今!今!」と木村に声をかけて急いでテントの外に出てペグを回収、テントを畳んでザックにしまった。濡れたテントは倍以上の重さに感じ、背負うのが憂鬱だった。

 仙丈ヶ岳の登りは晴れていて気持ちのいい登山だった。伊那荒倉岳を含む稜線は非常に歩きやすい適度なアップダウンを持った道で快適に進んだ。早川尾根もこの稜線を見習ってほしい。

一箇所だけ草が枯れていてちょっと怖い雰囲気があった
↑ディメンター通ったかと思った

 両俣小屋についた段階でまだ晴れていたので濡れたテント、湿ったマットや寝袋を干すことで快適な環境を再構築することに成功した。

9/6

天気:晴れ

0315 両俣小屋
0630 三峰岳
0730 間ノ岳
0830 農鳥小屋

朝起きて、三峰岳に着くまではただ曇っているだけの快適な登山だったのに…間ノ岳を目指す途中三峰岳を過ぎたあたりから風が強くなり、雨も降り出した。急いでカッパを着るも全身がびちょ濡れになり、さすがに北岳に行くことは諦めた。何とか農鳥小屋につき、テントを張るが風が強くテントが飛ばされないか心配になるほど、小屋の人にも「危険だと思ったら早いうちに小屋に避難してくださいね」と言われた。この後台風が来るらしい。どうなる事やら



9/7

天気:風雨

停滞

 強風がテントを吹き飛ばしそうな勢いで吹いていた。24時を過ぎた頃、木村に起こされて目を開ける。テントの入り口を見ると暗い穴が空いていた。私たちが寝ている間にフライが外れ、開き、さらに本体の入り口までもが完全に開ききっていたのだ。なんとか本体の入り口を閉めるが元々チャックが壊れているので手で押さえていないとすぐに開いてしまう。1時間程度の格闘の末、妥協点を見出して寝ることを決意。しかしその頃には私の寝袋は完全に濡れ切っていた。

 朝、小屋への避難を決めて風が弱い(弱くない)タイミングで荷物を移した。相変わらずの暴風雨で気温も上がらず、寝袋等も乾く気配は微塵もない。幸いまだ朝の8時、私たちには話し合う時間だけが十分にあった。かろうじて電波の入る木村の携帯で見た予報は3日先まで雨、私がラジオで聞いた情報でも4日先までは風雨に注意だという。さらにひどいのは風速が10mを下回らないことだった。

 朝食を食べ、昼まで話し合った私たちはこれ以上の停滞をしてもいつ再出発できるかもわからないという状況から本山行を道半ばで断念するという決定をした。出発以前は最大の敵は自分の体力だと思っていたがどうやら見誤っていたようだ。情けない結末になってしまったことを残念に感じる。

9/8

天気:風雨

0500 農鳥小屋
0620 農鳥岳
0850 大門沢小屋
1200 奈良田

 今日下山することになったが、朝暗い中歩くのは危険だと判断したので明るくなるのと同時に出発した。案の定大門沢下降点までは暴風雨だった。激下りを4時間ぐらい降り、林道を1時間歩いたら奈良田に到着。なんか、下は上の暴風雨がうそのように雨が止んでおり、あっけなく終わってしまった。とほほ…何とかリベンジしたいさすがに悔しい

雨で、橋が流されている所が3箇所ほどあった。
岸田はじゃぶじゃぶ渡っていたが….