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2026年5月27日水曜日

20260527_丹沢 箱根屋沢

 20260527_箱根屋沢
メンバー:落合(3記録)、井上(2)
0800 箱根橋
1330 屏風岩山東尾根 800 m
1500 箱根橋

本当はもう一人いたのだが、家にヘルメットを忘れてきてしまった。対処法をあれこれ考えたのだが、その場で解決策を見出せず、結局帰宅の途についてしまった。今思えばワークマンなら朝早くから営業しているから行けたんじゃね?ということ。あとは、ヘルメット代数千円をケチるか、箱根屋沢をとるかだが、箱根屋沢をとってもいいんじゃないかというくらいにはいい感じの沢だった。

2段15 m
ロープを出した滝その1。3 m くらい登ったところの残地ハーケンの強度確認をしたところ、ハーケンが決まっていた岩が剥がれてハーケンゲット。ほぼ階段、ロープ要らなかった。


12 m
ロープを出した滝その2。右壁から。遠くから見ると絶望的なスラブだが、登ってみると結構ホールド、スタンスはある。他の滝もそうだが、残地ハーケンが多い。

8 m
ノーロープで取り付いて水流右を6 m くらい上がるとぬめった外傾となる。先に6 m くらいまで登った落合(フェルト)がラバーだと危ないと判断したのと、地味にトラバースっぽくお助け紐が届かないと思い、その場で支点を作って井上(ラバー)にそこまで登って来てもらいロープを出そうとしたが、6 m 地点で合流した井上にロープ要らんわ(舐めんな)💢 と一蹴されてしまった。

20 m
ロープを出した滝その3。左壁から取り付く。出だしが悪く人工。ショルダーでもよかったが、この日既に何度かヒルを見ていたので、井上の頭にヒルがついて可哀想なことになりそうだったことからA1にした。その後、残地のオレンジテープの左から水流に向けてトラバースする。初手でA1したので躊躇なくA0。一応、残地のオレンジテープまでトラバースして、そこから真上に抜ければ簡単そうに見えたが、井上に巻き判定されると思い、さらにトラバースして水流に合流した。手が届かないところにあるガバに対して、デッドで取りに行きたい衝動を抑えつつスメアと滑り手でジリジリ体を上げていく1手が核心。意外と悪い。

15 m
ロープを出した滝その4。単純なあぶみの掛け替え。残地ハーケンは刺さり切っていないものや少し動くものもあるが、先月、広沢で吹っ飛ばしたリングボルトに比べれば安心感が半端ない。リード、フォロー共にスピードに課題。

10 m
ロープを出した滝その5。ここも下部は左壁を単純なあぶみの掛け替えで登っていく。上部は簡単。

下山中。ヘボい読図により尾根を1本外したため復帰するためのトラバース中。

道路の法面でスラブの練習。全然登れなかったので走って勢いをつけてどこまで登れるか大会みたいになっていた。

短い沢なので隣の悪沢などと繋げなかったのを少し後悔。ひとつひとつの滝に対して冷静に対処できるようになっているのを感じる。この辺は短い2級上が多いので、丹沢2級上継続など積極的にやって力をつけていきたい。

2026年5月11日月曜日

20260511_丹沢 水棚沢遡行 寄沢下降

 20260511_水棚沢遡行 寄沢下降

メンバー:L落合(3記録)、井上(2)

0750 寄バス停

0900 水棚沢入渓

0935 水棚

1300 雨山

1340 雨山峠(寄沢 in)

1500 寄沢地獄沢二俣(脱渓)

1640 寄バス停


いい感じの滝がないか探してたら、水棚(2段16m)というものを本で見つけた。ネットを軽く見たら誰も直登していない(そもそもネット見ても3件くらいしかなく、そんなに熱心に調べたわけでもないので、登ってる人は沢山いるんだと思います)し、本にはぬめって細かく悪いとか書いてあったので、まあ登りに行くかとなって水棚沢に行ってきました。結果は、ぬめりの範疇ではあるのかもしれないが4月の激ぬめりの時期から沢に入っていた我々からすると快適ともいえるほどで、別に細かくもないし、悪くはなく、おまけに水量も少なく、水棚含めて結構あっさり全滝直登できてしまった。最近、滝を巻かされてばかりで敗北感しか味わっていなかった(今回で今シーズン2勝4敗。何かしらの滝で真っ向勝負できずに少しでも透かしたら負けとしているので打率みたいな勝率。ちなみにもう1勝は寄沢イイハシの大滝。)ので、久々に勝利の喜びに浸れると沢が楽しくなる。

これが水棚、2段16 m 。下段は左、上段は中央左寄りシャワー。思いの外簡単で拍子抜け。


水棚直後の滝。ロープつけてリードが登り出すが、すぐに不要と分かった。こういうところが弱い証拠。フォローも支点片してとっとと登ると


最後の滝らしい滝。ここは井上がリード。ランナウトしながらも左壁をすいすいと登っていった。


詰めのルンゼ。脆いし急だし丹沢の真骨頂。

稜線直下に動物の巣穴。2人とも穴を見つけたらほじくりたくなる性分なのでいっぱいほじくったが、何も出てこなかった。過激なほじくり方をしていた煩悩まみれの井上は一発殴られたほうがいい。



寄沢下降は1カ所、堰堤で懸垂下降
 

2026年5月6日水曜日

20260505-06_小川山

   20260505-06_小川山

メンバー:沼田(OB)、河本(4)、落合(3)、鈴木(3)、井上(2)

1日目(5/5)

烏帽子岩左稜線隊
メンバー:落合(3)、井上(2)、沼田(OB)

0630 廻り目平駐車場
0800 登攀開始
1700 終了
1750 廻り目平駐車場

落合の手が痛く、そんなに難しいことができないので、トポ上18ピッチという烏帽子岩左稜線にタイムアタックしに行った。結果は、ゴールデンウィークということで結構混んでおり、ひたすら渋滞待ちして9時間。途中から飽きていたが、2/3くらいのところに易しいクラック、最後の最後にしょっぱいチムニーがあって、なんだかんだ楽しかった。最初の5ピッチくらいは落合リード。その後、クラックまで井上リード。クラックは落合リード。その後懸垂下降まで井上リード。そこからラストまで落合リードと、怒涛の展開だった。

テキトーに1枚

2日目(5/6)

セレクションルート隊
メンバー:沼田(OB)、落合(3)、鈴木(3・記録)

0800 取付き
1100 トップアウト

1p目は落合のリードで幕開け。最初のクラックをスルスル登り、スラヴへ。しかし、スラヴの途中で動きが止まる。どうやら、手の状態や岩が湿っていることもあって一歩を踏み出す勇気がないらしい。仕方なくロワーダウンして沼田さんにリードを交代する。沼田さんは順調に登っていき終了点へ。落合はどうやら左ではなく右側の難しいところを登ろうとして諦めたらしい。鈴木は初の本格的なクラックルートでA0してしまったが、何とか登る。迷惑をかけまいとスラヴはぐんぐん登ったので沼田さんに褒められた😊
1p目

2p目は右手のチムニーをバックアンドフットで上がる。簡単。2p目以降は落合が全てリードした。
3p目は簡単なクラックからスラヴをのぼる。クラックの後、スラヴに行くまでの一手が難しかったが、左側からある程度の腕力で登ることができた。支点は立木でとっていた。
4p目は、有名なトラバース。有名といっても鈴木は元々セレクションに行かないつもりだったので現場で知ったのだが、しっかり持てることが分からないと中々怖い。
5p目は最初のオフウィドスくらいのクラックが難しい。鈴木はここでもA0した。クラックを上り切ろうとしたところのクラックも難しくて焦ったが、ここはニーロックがいい感じに決まった。全ピッチを振り返ると、変化に富んで見どころも多い名ルートだったと思う。
幕営地へはその歩いて戻った。キャンプ場近くでクライミングに来た台湾の方が取付きが分からないと相談されたので、テントを片付ける鈴木と別れ、沼田・落合が取付きまで案内した。とても感謝されたようで良かった。

シングルクライミング隊

0830 クライミング開始
1130 クライミング終了

姉岩
センター試験(5.8): 井上RP、孫FL
卒業試験(5.10b): 井上RP、孫TR敗退
入学試験(5.10c): 井上 敗退
マラ岩
川上小唄(5.8): 孫 OS

井上の宿題であった卒業試験を、センター試験でウォーミングアップした後に、落とした。以前来たときは、前腕がパンパンになる課題だったが、今回はスムーズに、1回でRPすることができたため、うれしかった。喜んだのも束の間、入学試験(スラブ)では、スタンスを拾うことができず、文字通り手も足もでなかった。ジムと外岩では、根本的にスラブの質が違うことが分かったし、スラブを極めるならば、外岩に通う以外に道はないだろう。
その後は、孫さんがお目当ての課題を落とせていたようでよかった。途中で、テンションをかけていた気がしなくもないが、本人がOSというならそうなのだろう。



2026年5月4日月曜日

20260502-04_雪上訓練@涸沢

    20260502-04_雪上訓練@涸沢

メンバー:河本(4・CL)、落合(3・SL)、鈴木(3)、井上(2)、今野(2)、大西(1)、岸田(1)、木村(1)、康(1)、山田(1)

1日目(5/2)
天気:晴れ

歩行中の風景
0845 上高地
1130 横尾
1245 本谷橋
1530 涸沢

記録:岸田


 雪上訓練の1日目は松本駅で起床、始発で新島々へ行き、そこからバスで出発地点の上高地に向かった。ステビバという手段から高校の部活との違いを感じ、大学山岳部に入部したことを実感した。登りはじめは平坦なハイキングコースといった感じで、部員同士談笑しながら楽しく歩いていた。一年生はそれぞれ出身が違っていてそれぞれの話が新鮮で、本格的な大学山岳部を求めて東大に入ったという先輩の話は入学するまでTUSACを知らなかった私(岸田)には驚きだった。ただ、平坦な道を長時間歩き続けるというのは山岳部らしくなくてみんな途中から道に飽きていたような気もする。本谷橋を渡ったあたりから雪が見え始め、雪山登山が始まった。、私にとってアイゼンを装着しての本格的な雪山登山は初めてで、爪を雪に抜き差しながらの歩行は想定よりも体力を奪われるものだった。しかし、人工物のない雪山はスキー場のゲレンデとはまた違った景色で美しく、冬季の登山が楽しみになった。



テント場
 涸沢ヒュッテに到着してまず行ったのは、テントの周囲に雪のブロックをシャベルで切り出しレンガのように配置して防風壁を作ることだった。私の作った防風壁はなんとも不細工なもので、他の登山者の作った綺麗な直方体が積み上げられた防風壁と見比べると経験の差を感じさせられた。テントに荷物を置いて一通り準備が済むと1日目の雪上訓練を開始した。初日はつぼ足歩行とアイゼン歩行の練習を行った。つぼ足歩行では、初め力いっぱい斜面に蹴り込んでも安定せず苦戦していたが、斜面に対して角度が垂直になるように爪先を蹴り込むと簡単に安定するようになったため、歩行技術の重要性を強く感じた。次に行ったアイゼン歩行の練習では、つぼ足よりも格段に歩きやすく爪を雪に効かせた時の滑り止めの効果は想像以上で、安定感から何から全く違っていた。

 訓練後はテントに戻り夕食になった。1日目の夕食はペミカンカレーで、一日動いた後の寒い中で食べる温かいご飯は絶品だった。

 今回の雪上訓練が私にとって初めてのTUSACでの泊まりの山行だった。今回の山行は自分の未熟さを実感することができたとともに、新たな山の魅力に触れ、自分の成長の動機も見つけることができたため、非常に貴重なものになった。今後は、体力、技術、知識を吸収して適切にリスクを管理し挑戦できる登山者になっていきたい。



2日目(5/3)
天気:曇りのち雨

0500 雪上訓練(歩行、滑落停止、スタカット、支点構築(スノーバー縦埋め横埋め、スタンディングアックス)、懸垂下降(スノーボラード、土嚢))
1440 涸沢
1800 横尾

記録:山田

雪山歩行
 今回の雪上訓練では、まずアイゼンを装着しての基本的な歩行技術から練習した。アイゼンの爪を雪面にしっかり刺しながら歩くのだが、最初は「本当に体重を預けて大丈夫なのか?」という疑いがどうしても抜けなかった。そのため、最初は一歩ごとに爪が刺さっているかを確認しながら慎重に歩いていた。キックステップやトラバースなどの基本動作も練習した。はじめはアイゼンを信じられなかったが、フロントポイントを使ったときにいかにアイゼンの素晴らしさを実感した。

 次に、斜面を滑落した想定でのピッケルによる停止練習を行った。手順は理解していても、いざ体が滑り出すと動作が追いつかない場面が多く、思っていた以上に難しかった。横向き、ピッケルを手放した状態、頭から滑落した場合など、さまざまな状況を想定して練習したが、どの体勢でも恐怖はあった。特に印象に残っているのは「仰向け、頭から」と他の1年生が言われたときで、思わず耳を疑った。今回の訓練を通して、どのような体勢で滑落しても対応できるよう練習することの大切さを学んだ。

スタカットの説明

 スタカットの訓練では、全体の流れと手順を教えてもらったのちパーティに分かれて実践形式でレースをした。チームは、康さんと今野さん、大西さんと木村、岸田と山田。 実際にやってみると、ロープ操作や確保動作の難しさを強く感じた。特にビレイでは、慣れない動作の中で思わず手が放してしまった場面もあった。そのとき横から「あ、岸田死んだ」という声が聞こえ、思わず苦笑いをしてしまったが、実際の山では許されないミスだと改めて感じた。支点構築では、安全を意識するあまり時間がかかってしまった。安全性とスピードの両立は簡単ではないが、実際の山行ではどちらも必要になる。今後の課題として、確実さを保ちながら動作を早くすることを意識したい。結果としては、大西さんと木村チームの圧勝だった。

スタカットリレー

支点構築の説明

 また、今回の雪上訓練では、視点構築と懸垂下降(スノーボラード)についても学んだ。支点構築では、スノーバーを使って支点を作ることも学んだ。また、懸垂下降(スノーボラード)では、雪のブロックを視点としてロープをセットし、実際に体重をかけて下降する練習を行った。雪で支点を作るというのが意外だった。

 今回の雪上訓練を通して、基本動作の確実さがどれほど重要かを改めて実感した。頭で理解するだけでなく、体で覚える段階まで落とし込む必要があると感じた。

 13時ごろに涸沢を出発し、横尾へ下山した。行きと同じルートをたどったが、雪上訓練を終えてからの下山は、登りとはまた違った感覚だった。

 雪山山行は今回が初めてだったが、美しい雪景色の中での山行はとても楽しく、貴重な経験となった。今回の雪上訓練で得た基礎技術と、見つかった課題や反省点をしっかりと胸に刻み、これからの山行をより安全に、そしてより深く楽しんでいきたい。


3日目(5/4)
天気:曇り時々雨

0830 横尾にて搬送訓練
1000 横尾
1245 上高地

記録:木村

初めまして!1年生の木村です、これからよろしくお願いします!
雪上訓練がTUSACとしての初めての山行でした。
3日目の記録を書いていきたいと思う。
この日は朝から大雨だった上、少し搬送訓練をして終わりの日だったので、6時に起床した。

水の分量を間違え、1リットルと少しの水で棒ラーメンを8束つくり、なんとも美味しくない棒ラーメンを食べたあと、搬送訓練を行った。

⬇搬送訓練の様子


包まってみると思ったよりも暖かく、汗をかいてしまうほどで、体温を維持するという意味では、かなり効果があるように感じた。
まだ複雑で理解しきれていない部分も多いので、何度もレクチャーを見直して行くことが大事だと感じた。

⬇ツェルトに包まれて芋虫のように動く井上先輩






下山後、松本のサイゼで打ち上げ!今野先輩奢りありがとうございました!

初めてのTUSACの山行でしたがとても楽しかったです。




2026年4月29日水曜日

20260429_丹沢 四町四反の沢

 20260429_四町四反の沢

メンバー:沼田(OB)、落合(3、L)、井上(2、記録)

0720 塩水橋
0830 キュウハ沢入渓
0910 四町四反の沢二俣
1310 稜線
1515 塩水橋

一年前に、キュウハ沢に行った時と同じく、沼田さんの車で塩水橋にアクセスした。そこからは、見知ったキュウハ沢のゴルジュを突破し、後から出てきた石堤を登って四町四反の沢に入渓した。ゴルジュは、去年行った時より水が少なく、より楽に突破できた。(去年は、浅い釜に飛び込んだりしたはず)その後、井上の滝登攀における、はじめてのまともなリードを、10 mのクラック滝で行った。クラックにカムが上手く効いたり、残置ハーケンがあったりで、わりと安心しながら登ることができた。ただ、上部での支点構築では、焦りから、ほとんどかかっていないスリングと、もろい岩に極めたカムで、軟弱な終了点をつくってしまった。あとから登ってきた沼田さんに、遠くのカムにインクノットを作り、支点から遠い場所でビレイする方法などを教わったので、これから実践していきたい。

次にロープをだしたのは、12 mの大滝だ。ホールドも乏しく、もろそうだったので、私と落合さんはリードするのをためらっていたが(滝登攀での負けが込んでいたので、気持ちが弱かった)、久しぶりの沢登でやる気100 %の沼田さんが、リードに挑戦してくれた。しかし、いざのぼってみると、中段の凹んだ場所までは、行くことができたのだが、その後、トラバースしようにも、すべてのホールドがもろく、体重をかけることができなかったので、諦めて撤退した。ちなみにこの写真を撮ったあと、画面中央の沼田さんの左にある大きな岩がはがれて落ちてきた。


この後は、順調に沢をつめ、適当な尾根から稜線に出た後、寿尾根から下山した。下山後によった、オギノパンは相変わらず美味しかったが、降雨のせいか、揚げパンの屋外販売が停止していたので、今度行くときは、また外で超アツアツの揚げパンを食べたいと思った。

2026年4月22日水曜日

20260422_丹沢 女郎小屋沢

 20260422_女郎小屋沢

メンバー:L落合(3記録)、井上(2)

0820 玄倉

0950 入渓

1510 女郎小屋乗越

1550 小川谷廊下終了点

1830 玄倉


はい!また沢


写真はありません。撮ってはいました。女郎小屋乗越に着いた時に携帯をジップロックから出したのですが、この時すでに東沢下降をすることが頭から抜けていました。生身の携帯をレインの胸ポケットに入れたまま、井上と張り切ってウォータースライダーして滝壺に落ちていたのでしたとさ。


 入渓後、すぐに15m滝。ん?2条、、トポとか見ると3条なんだけど、崩落か何かで流れが変わったみたい。そして苔と水垢に埋め尽くされててトゥルントゥルン。

 スリップしながらも10mくらいまでは登れた。ラバーの落合はギブアップ。この前の広沢でリングボルト吹っ飛ばして以来、中間支点を信用できなくなり、A0する気も起こらず、完全にトラウマになってしまっている。ということで井上に交代したが、井上のフェルトでも駄目だった。1時間浪費した挙句左から小さく巻いてからロワーダウンで残置回収。1.5時間の浪費。ロワーダウンした井上曰く、ヌメヌメすぎて登れませんとのことでした。これには同意です。人間のフリクションをはるかに超えているように感じました。

 この時点で今日は負け戦。あとは、敗戦処理ムード。登攀力のなさを突きつけられると人権がないような気がして悲しい。この思想どこで貰ってきたんだ、決してよろしくはない。果たして春が終わったらヌメヌメも減るんですか?


 しばらく行くと野猿棚。野猿棚はうんちの臭いが厳しい。ここで井上がロープにうんちが付いている説を提唱したため、お互い不快な気持ちに。ただ、後でロープの臭いを嗅いでも土の匂いしかしなかった。憶測でものを言ってはいけないことを、先輩権限を使って強く注意した。

 野猿棚4段?45 m は全滝直登。3ピッチで越える。上から2段目をフォローの井上が登っている途中、テンションがかかったと思ったら、もっていた岩が剥がれてフォールしたらしい。怖え〜、リードの時じゃなくてよかった。最後は右ルンゼから透かしている人が多いが左壁を直登できて嬉しい。まあ、濡れてヌメヌメだったら登れませんでしたけど。


あとは、狭いV字ゴルジュ内を落ち葉ラッセル。濡れた落ち葉には結合力があって、時々雪崩みたいな落ち方をするのが面白い。


女郎小屋乗越からは東沢を下降して小川谷廊下終了点から踏み跡に合流。


2026年4月13日月曜日

20260413_奥多摩 越沢広沢

  20260413_越沢広沢

メンバー:L落合(3)、井上(2 ,記録)

0815 鳩ノ巣駅
0930 入渓
1515 脱渓
1610 鳩ノ巣駅

落合さんと井上は、暇人なので、平日ではありながら、越沢バットレスにぬけるという越沢広沢に行ってきた。これからも、この二人の沢記録がバンバンあがることなると思うが、気になった記録だけでも、見ていただけると助かる。朝、鳩ノ巣駅を出発すると、越沢バットレスに行くときの道をたどり、途中でアルペンルートに移行した。アルペンルートを少しいったところで、沢に降りると、そこはF4手前とかなり終盤の方にきてしまったので、尾根にもどった。アルペンルートを適当に進むと、少し行き過ぎたみたいだったが、沢に降りた後、少し歩くと広沢の分岐についた。
←F1
F1 , F2 , F3は低い滝だったので、簡単に越えることができた。途中、へつりメインのコケでツルツルな滝があった。僕は、フェルトをなんとか効かせて突破した。落合さんは2回挑戦していたが、2回ともドボンして、その後泣く泣く滝を捲いていた。どんまいです。そんなこんなで、広沢は、滝間の距離が短いこともあって、わりとすぐに間違って降りてきてしまったF4手前に着いた。
F4は、左壁をアブミを使ったA1で突破し、目の前の滝を簡単なアブミの掛け替えで乗り越えた。アブミを使った滝の登攀は今回が初めてだったのだが、湯河原で練習したこともあり、わりと上手く使えたと思う。とはいえ、巻き込みをしてアブミに立ちこむのが下手なので、これからも精進したい。
F5もトポ上では、簡単なアブミの掛け替えで突破が可能と書いてあるのだが、私は2つ目のボルトにアブミをかけて立ちこんでも、次の支点が見つからなかったため、落合さんに代わってもらった。代わった落合さんが2分くらい、次のボルトを捜していると、立ちこんでいたリングボルトが吹きとび、落合さんが滝つぼに落ちてしまった。どんまいです。落ちた後は、二人共萎えたので、滝を捲くことにきめた。多分、上のボルトも他の人が吹き飛ばしたのだと思う。

F6は今回の核心だ。落合さんが、取り付いてみたものの、2つ目のボルトから3つ目のボルトがかなり遠いうえに、ボルトが岩に癒着していたために、かなり苦戦してヌンチャクをかけていた。そんな苦戦をしながらかけたリングボルトにアブミをかけ、立ちこむと、かなり上に次のボルトを見つけた。ボルトとボルトの間には、かなり渋いフェイスが挟まっており、現在の自分たちの実力では突破できそうになかったので、あえなく撤退を決めた。確かに、ハーケンを打ちまくれば登攀はできたのかもしれないが、直前にリングボルトが吹き飛んだばかりなので、気持ちが萎えていたのであろう。

この後は、アルペンルートに乗り、鳩ノ巣駅への電車に間に合うよう走って、この日の部会に参加した。
































2026年4月8日水曜日

20260408_丹沢 寄沢本流 イイハシの大滝

 20260408_寄沢本流 イイハシの大滝

メンバー:L落合(3記録)、井上(2)

0755 寄バス停
0915 入渓
1010 大滝下
1120 中段終了
1400 大滝上
1450 越場沢脱渓
1610 寄バス停

たしか、この日は二子山にクライミングに行く予定だったが、クライミングのしすぎで落合の指と手が過労死していたため、沢に行くことにした。沢ならアドレナリンぶんぶんで全然痛くなかったので、指パキったりしたら沢に行くのがいいのかも。

F1 10 m
ここから入渓。
右壁をサクッと




F2 どこを登ったっけ

F3 意外と悪い。
水流右のヌメヌメスラブを攻めるがフリクションに裏切られ両者ドボン。
仕方なくロープ出してA0で突破。


いよいよイイハシの大滝。この写真は中段25 m。
下段 5 m
容易。

中段 25 m
まだ今シーズンは全然人が入っていないからか、春だからか、どろどろヌメヌメだった。沢なんてそんなもんだろと思うかもしれないが、それにしても酷かったということ。土とか落ち葉とか浮石は一通り落としてきたので、今シーズン次に登る人はもう少し楽かもです。真ん中のハングまでは3月に打たれたというリングボルト(後続パーティの方が打ってくださったもの。こんな所にこんな日に他パーティ? お互いにびっくりだった。彼らは我々がノロノロ登るからか撤退されてしまった。だとしたら大変申し訳ございません。)が3つくらいあったが、その上は残地なし。2センチくらいしか刺さらなかったハーケンと、ちゃんと決まってはいるけど落ちたらカムを決めた岩ごと吹っ飛んでいくだろうというお気持ちプロテクションを信じて登った。とにかくボロボロだった。もしかしたら、他の人たちより大分水流よりを登ったから残地がなかっただけかもしれない。ちなみに、自分が登っていた2 m 右に腐ったスリングが見えた瞬間はあった。ただ、人の力を借りるのもなぁとか思っちゃったのでそのまま水流近くを登った。リングボルト使った奴がよく言うわ。共装のハーケン(3枚)は弾切れしていたので、とりあえず上段の釜に降りてカムで終了点。

上段 15 m
どのルート本にも、上段は中段終了点から巻くと書いてあったが、我々は上段の釜の中に来てしまったし、終了点は滝以外の三方を崖に囲まれた洞窟みたいになっていて直で上段の巻きに入るのは無理だからとここから懸垂下降で残地の終了点があるだろう場所まで降りて巻くのもめんどいし、まあ登るかとなって上段も登った。前知識として、上段に下段と上段があった。中段の終了点から見ると登るラインは、下段は左壁、その後上段の釜を跨いで右壁を登るか、上段の水流裏を通って上段は右壁という感じで、上段に関してはそれ以外にはちょっと見当がつかない感じだった。ただ、オブザベも虚しく、下段の左壁は水が流れている上に苔でヌメヌメだったのでここは左壁を2 m 登ってから右にトラバースして流心突破。流心もヌメヌメだったけど。上段右壁も苔でヌメッヌメでラバーだと至極困難と悟り、どうするものかと長考に入った。たわしも持っていたが、役に立たなそうなくらいにはヌメヌメだった。取り付く前のオブザベでは上段は右壁意外に弱点がなさそうだったし、撤退するのは容易だけど、ここで登れば一皮剥けるだろうなぁとか考えて突っ込むことにした。どこに突っ込んだかというと上段左壁のボロ壁オーバーハングです。下でビレイしていた井上にはそのラインは考えられないみたいなことを言われたし自分でもそう思っていた。ただ、近くで見た感じ、意外と行けそうだし、クライムダウンもおっかないが可能なのではないかと感じたので突っ込んだ次第です。まずハング上の木にアブみをかけて突破しようとしたのだが、荷重チェックでびくともしなかったのにアブミに乗ってしばらくしたら折れた。アブミをかけられる木もなくなってしまったので、ハンマーを土にブッ刺し、ハング下のボロ岩にフットジャムをかけながら気合いで乗越した。いつ崩れてもおかしくないので結構ヒヤヒヤしていた。取り付きから見ると絶望的な左壁だが、登ってみると取り付きから見たほどではなかった。その後は、20 m くらいロープを伸ばしたところでやっと生きている木を発見したのでそこで終了点とした。藪にロープが引っかかってロープが超重くなってしまったので大変だし時間もかかってしまった。その反省を生かして、その後は細かく2ピッチ落口にトラバースしていき、5 m くらい懸垂下降して沢に復帰した。なんだかあっという間に超時間が経っていた。すみません、上段は写真撮ったと思っていたが撮ってませんでした。

懸垂で降り立った、イイハシの大滝上段の落ち口

その後もこんな滝や

こんな滝を越えて、登山道と合流したところで脱渓した。


いい沢登りでした。2級上となっていますが、去年行った3級の沢より悪かった(季節の問題(鬼ヌメり)かもしれないが、、)ので、沢登りの級もいい加減だということを付言しておきます。



2026年4月4日土曜日

20260404_丹沢 セドノ沢右俣

 20260404_セドノ沢右俣

メンバー:落合(3・CL)、井上(2・記録)

0750 大倉
0900 水無川本谷入渓
0930 セドの沢
1045 大滝下
1135 大滝上
1240 登山道
1400 大倉

今回の山行は、今年度初沢登りだったのですが、前日に見た天気予報では朝から昼までずっと雨予報になっていた。とはいえ、今回の参加者である落合さん、井上は、山バカなので、「明日は憂鬱だねェ」と言いながら、嬉々として沢登りに行こうとしていた。これから入ってくるだろう新入生もこんな山バカに育っていくことを想像すると、ワクワクする。

そんなこんなで、当日は、薄暗い曇天の中、大倉を出発した。水無川本谷には、去年の初沢登で行っていたので、あまり迷うことなく入渓できた。セドの沢F1は、オーソドックスな滝で、半年ぶりの滝登りの感覚を取り戻せた。そのあとの、右俣、左俣の分岐は分かりやすく、看板まで設置されていたので、ルーファイが死ぬほど下手な自分でも、一瞬で気付けた。
F2はぱっと見ではどこから登るか分かりにくく、上の方までは分からないがとりあえず左側のスラブっぽいところを攻めた。しかし、この日はかなりジメジメしており、かなりヌメッていた。足を張りながら体勢を上げるものの、ホールドはほとんどなく、ただ一つだけ取れたカムを信用しながら、無理やり突破した。抜けたあとも、中々支点が取れず、なんとか太い立木に終了点をつくった。ここでは、手際が悪く時間がかかってしまったのが反省。というか、雨でジメジメした日にスラブっぽい滝を登るのが間違っているのかもしれない。
            
最後の大滝は2ピッチで突破した。1ピッチ目は、すぐに突破できたのだが、2ピッチ目は中々落合さんが進まない。何が起きてるのかなと思いつつ、風に運ばれてくる滝の水しぶきで冷やされながらビレイをしていた。しばらくして、フォローのビレイの準備ができたようなので登ってみると、岩に真新しいハーケンが2cmくらいだけ刺さっていた。落合さんは、滝下で後輩にビレイをさせながら、自分は楽しくハーケンの試し打ちをしていたらしい。試し打ちなら、別に滝登り中じゃなくても良かったのではというのはここだけの話。滝を突破した後は、フィックスロープが長いこと続いており、それに沿って登ると、適当なところから尾根に続きそうなけもの道を発見でき、しばらくして登山道に出ることができた。3時間かけてなんとか稼いだ標高を、登山道を使い30分で駆け抜けたのは、なんともいえないはかなさがあります。終わり







2026年3月21日土曜日

20260320-21_赤岳主稜、石尊稜

  20260320-21_赤岳主稜、石尊稜

メンバー:鈴木(2・CL)、井上(1)

1日目:晴れ
3:40 美濃戸口
6:40 行者小屋
8:40 取付き発
12:40 TO
13:20 行者小屋

2日目:晴れ
5:30 行者小屋
8:50 取付き発
13:10 TO
14:24 行者小屋
17:00 美濃戸口

1日目:赤岳主稜(記録:井上)
早朝、落合さんに車を運転してもらい、僕、鈴木さん、河本さんの3人は美濃戸に着きました。しかし、幸先の悪いことに、河本さんの体調が美濃戸に到着した時点で、すぐれなかったため、河本さんは来た車で、そのまま帰ることになりました。とはいえ、元々2人で登攀する計画だったので、僕たち二人は行者小屋に向かいました。年末に八ヶ岳に来た時は、美濃戸に着くまでに凍結した真っ暗な道路を3時間も歩きましたが、今回は車で直接美濃戸まで来れたので、美濃戸から行者小屋までの3時間の道もあまり苦に感じませんでした。年末は、休憩の度に、落合さんと気絶するように寝ていたのを思い出します。行者小屋に着いたのちは、幕営装備をテン場に残し、僕が初めてのオールリードを務める赤岳主稜に出発しました。文三郎新道を登り、トラバースで赤岳主稜に取り付こうと思いますが、取り付きのチョックストーンがどれか分からず、先輩に教えてもらいました。事前にネットで調べてはいましたが、実際に行くと、分からなかったのは、反省です。取り付くとすぐに、今回の一つ目の核心であるチョックストーンを乗り越えることになります。とはいえ、アイゼンの形に岩にへこみができていたので、割と簡単に越えられました。そこからは、2,3ピッチほど簡単な登攀をし、上部岩壁までのコンテに移行しました。僕にとって、はじめてのコンテだったので、ロープの長さの調整などに手間取りました。上部岩壁では、少し回り込んで右から取り付きましたが、ルンゼを詰めるところで、難しい左側に突っ込んでしまったので、コンテ後にしごかなかったロープがビレイヤーの所で絡まってしまった時は、少し焦りました。なんやかんやあって、赤岳主稜を無事トップアウトした後は、行きに使った文三郎新道を下りました。行者小屋に着いたのは2時前と少し早めでしたが、翌日の石尊稜の偵察に行くやる気がなかったので、それまであまり雑談をしたことがなかった鈴木さんとテントの中で、親睦を深めました。多分、仲良くなりました。まだまだひよっこ大学生なのに、いっちょ前に中学高校の青春を懐かしみました。夜は、焼きそばを食べて、適当に寝ました。

2日目:石尊稜(記録:鈴木)
朝、鈴木は初めてのカレーメシを食べて出発。前日の偵察をコミニケーションを優先して親睦会にした結果、一度変な尾根に一度取り付いてしまった。落合から「思っているより早く尾根に乗ったほうがいい」と言われていたのだが、結局どういうことかよく分からなかった。正解の取付きは、2個目の分岐を左進し、3個目の分岐を右進してすぐ尾根に乗る。トレースがついていたのでわかりやすかったし、トレースがなくとも、3個目の分岐からはトポどおり三角岩っぽい岩が見える。一応、取付きから見ると、2個目の分岐を右に進んでも、3個目の分岐を左に進んでも、取り付けそうではあった。

右手の岩が三角岩?

取付きでは、既に4パーティーが登っており、1時間以上待つことになった。つるべで登ることにし、1p目は鈴木リード。トポには思ったより悪いと書いてあり、取付きから見た感じだと「何だ簡単じゃん」と思ったが、登ってみるとトポどおり、思ったより悪かった。終了点は立木で作った。2p目は簡単な雪稜歩き。3p目は記録を参考に簡単な左巻きで進んだ。3p目終了点からは鈴木先頭でコンテで進む。記録では中間の小岩峰からの景色がいいとの記述もあったが、ほかで見た景色と比べるとそこまでの感動はなかった。コンテで先行1パーティを抜き、上部岩壁に取り付く。5p目は鈴木リード。見た目はいかついが、ホールドがガバなので簡単。ただ、途中の岩に巻かれたスリングでピッチを切るべきところ、調子に乗って進みすぎたためロープが出なくなり、何とかアックスビレイで井上を登らせる。最初はロープの流れが悪いのかと思っていたが、ロープいっぱいだったようだ。その後は、井上先頭のコンテで石尊峰まで行き、地蔵尾根でテント場に戻る。そそくさと片付けをして美濃戸口に下りた。

中間岩稜から上部岩壁を望む

石尊峰を入れて記念写真

計画では美濃戸口から富士見駅まで歩くことになっていたが、50分ほど歩いたところで優しい方に声をかけていただき、なんと高尾駅まで乗せてくださった。小淵沢まで同乗されていたお二人含め、車中で様々な話ができてとても楽しかったです。わざわざ引き返してまで拾ってくださり、本当にありがとうございました!!