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2026年2月10日火曜日

20260210-14_冬合宿白峰三山

 20260210-14_冬合宿白峰三山(大唐松尾根↑ 池山吊尾根↓)

メンバー:CL沼田(4)SL河本(3)、落合(2)、鈴木(2)、(1年井上はノロに罹り不参加)

 

行動概要
2/10 (day 1)
0840 
奈良田
0900 
開運トンネルゲート 0930
0940 
大唐松尾根取り付き
1340 
雨池山
1545 2320
ピーク幕営地

 

2/11 (day 2)
0740 
幕営地発
1100 
大唐松山
1540 2580
ピーク
1610 2580
ピーク先のコル幕営地

2/12 (day 3)
0640 
幕営地発
0920 2633
ピーク
1250 
農鳥岳 
1420 
西農鳥岳
1530 
農鳥小屋

2/13 (day 4)
0640 
農鳥小屋
0850 
間ノ岳
1030 
北岳山荘
1250 
北岳
1350 
八本歯のコル 1530
1730 
ボーコン沢の頭
1810 
池山吊尾根2630地点幕営地

2/15 (day 5)
0730 
幕営地発
0820 
城峰
0855 
池山御池小屋
1030 
歩き沢橋
1345 
奈良田



詳細記録
2/10 (day1)
天気:晴れ
記録:河本

 待ちに待った冬合宿。楽しみな気持ちと不安な気持ちを持って入山した。計画では池山吊尾根から入り農鳥岳北東稜から降りるはずだったが、開運隧道のゲートに常駐していた工事関係の方に通れないと言われ、通行を諦めた。大門沢を登る、大唐松尾根から登る、大唐松尾根途中から林道へ無理矢理降りる、工事が終わる15時まで待つといった案が出たが、明日降雪がありそうなことや、通行可能性が不確実な選択肢はとりたくないということで、大唐松尾根から登ることになった。

 この日は雪が少なく、地下水路の入り口まではトレースもあった。ぬかるみが多く滑りやすかったためアイゼンを装着し、順調に高度を上げていくと雪がすこしづつ増えて膝下くらいまでになった。日が陰り始めた2320mピークで幕営。


 

2/11 (day2)
天気:雪
記録:落合

 前夜から南岸低気圧による降雪があり雪が深いからワカンのまま進むけどワカンだと普通に悪い藪壁登りとか岩場とかが続く。登りではずっと腰ラッセル、雪壁になると極稀にオーバーヘッド、平坦でも雪に隠れている石楠花を踏むと足が埋まるという感じ。正直、南アルプスだしここまでのラッセルになるとは思っていなかった。

ひたすらラッセル🎵

早く合宿を終わらせるにはラッセルのスピードを上げるしかないのでとにかく全力を振り絞ってラッセルする。すると脚が攣る訳だが、脚が攣っても良いペースを刻めるようになったのが去年からの成長。うん、攣ってからが勝負😘

 大唐松山から更に厳しいラッセルに。2580m ピーク手前のコルに降りる所が壁になっていたが、鈴木がファーストペンギンとなってクライムダウンを成功させる。クライムダウン可能なことが証明されてしまったので後続もクライムダウンするしかない。ロープ出すと時間食うので。ワカンのまま降りたが、怖すぎてこの際落ちてやろうかと思った。池山吊尾根の八本歯周辺より普通に悪く感じた。

 2580m ピークはこの日の風を防げないので幕営却下。2580m ピークを過ぎると北側からの風が勢いを増し寒い。地形図上では2580m 先のコル辺りが広くなっていそうだったためそこまで行くことにした。コルに下る途中で風を防げるスペースを見つけたのでそこにテントを張った。この日はラッセルしただけなので特に面白いことも起こらなかったように記憶している。

 この日のラッセルでの足の濡れが原因で翌々日ちゃんと凍傷になってしまい、気合を入れた山行をいくつか控えている中で今年の冬が終わってしまった。正直、この山行はラッセルして歩くだけだと軽い気持ちで行ってしまった。油断していたわけだが、自然はその隙を見逃してくれなかった。これからはどんな山に対しても謙虚に向き合います。今から来年の冬が恋しい,,,



2/12(day3)
天気:晴れ
記録:鈴木

 もしかしたら今日も農鳥岳に着かないのではないかと危惧していたが、いざ出発すると意外と順調に進み、農鳥岳直下の急登も特にロープを出すような場所はなかった。樹木も次第になくなっていき、視界にはパノラマが広がっていた。


富士山もバッチリ👌

稜線に上がった時間を鑑みこの日は農鳥小屋泊に決定。西農鳥岳でも集合写真を撮り、農鳥小屋まで明瞭に見える尾根を下る。しかし、前2日間で疲弊した鈴木は、西農鳥岳からの下りで早く小屋を掘り出して掘り出したいという思いと疲れのためか、先頭を歩いて2816の尾根へ進んでしまった。地図を見れば地形の特徴はすぐ分かるのだが、西農鳥から小屋を視認できたので地図を見るのを怠っていた。反省です。30mほど下って農鳥小屋が別の尾根に見えることに気づき、登り返して最後尾になって鈴木が到着する頃には、3人は小屋の掘り出しに取り掛かろうとしていた。が、違う場所を掘っていた。その後、冬期小屋と書かれた柱がある正解の小屋を引き当て、入口を約1時間半かけて掘り出した。


西農鳥岳にて
一日中天気が良く、風もさほど強くなかった。

西農鳥冬期小屋 中の写真は撮り忘れました🙇

小屋内の扉右側の土間部分が雪に侵食されており、扉が開けられないため、小屋に入るのにやや苦労したが、外で水作り用の雪を確保する必要がなかったので良かった。中は広く、ハンガーやランタンもあった。4人用テント6、7張くらいの広さといったところか。明日は、日没までにあるき沢橋へ下り下りることができれば下山できるということで、夜は落合が作ったペミカンと、鈴木が持ってきたウィンナーを食べた。ひき肉が美味しかった。


2/14(day4)
天気:晴れ

記録:沼田


 合宿前は「小屋泊が主になる楽ができる山行だと期待していたが,実際は3/4がテント泊になるという.日を経るごとに整地の手際が良くなり,カミナ4に4人でもストレスがなくなった.慣れってすごいや.

 事件は4日目に起こった.吊尾根分岐点でザックをデポして北岳山頂に向かい,写真を撮って分岐点に戻るとなんと,沼田のザックだけ忽然と姿を消していた.斜面側の丸太木材が平置きされている場所にザックを置いており,他の3人のザックは下斜面とはより逆の方向に置いていた.「風で動いて斜面に滑落した,斜面は歩いて安全に上り下りできる,滑落の後が雪面に残っている,地形的にザックは必ず見つかる,回収しないと荷物全ロスで自家用車の鍵もないため帰れない」と思い,直ぐに落合に「ザックを探しながら降りるので稜線には戻らない」と伝えて,斜面を下降した.ザックを発見した後,一度稜線まで登り返し,声が届く範囲にいた尾根を下降している河本に対し,「ザックは八本歯ノコルよりも標高が低い位置にある.回収したらトラバースしながら戻るので,取り付きまで先に行ってよい.登坂具が私のザックにあるからロープを出す必要があるなら八本歯ノコルで待機して」と伝えた.河本から「ロープを出すかどうかは行ってみないとわからない」と返答があった.これ以上の会話はしていない.

 どちらにせよ沼田と他3人の距離が離れすぎるのはよくないため,八本歯ノコルで待機する,稜線から私の行動が見える位置にいてもらうということを取り決めておくべきだった.なお,回収してトラバースしている最中,沼田から3名の姿は度々見えていたが,稜線からは意識していないと見えていなかった.装備の散逸,使用不能の故障はなかった.被害はザックの数ヵ所の破れと,コッヘル,水筒の凹みだけ.


ザックが滑落した跡と遠くに見える小さな黒い点=ザック


 荷物を全ロスしていたらまずかった.この斜度で止まってよかった.


八本歯ノコルから戻るためにトラバースしたトレースが見える.歩ける雪質で本当に良かった


八本歯ノコルは一応ロープ出したがなくても行ける


 この日4日目は農取小屋出発,北岳から降りてきて分岐を出発する時点で13:00だったので,このペースなら日暮れしても池山御池小屋まで行こうという意気込みだったが,ザック滑落事件と八本歯ノコル通過で時間を食い,さらにボーコン沢ノ頭からの樹林帯下りでも湿雪ラッセルというおまけつき.トレースもないしこれはしんどいということで樹林帯にテント泊となった.



2/15 (day 5)
天気:晴れ
記録:沼田


 ついに下山の日.どう転んでも今日中に下山するぞという気持ちが高まる.遅めの06:00起床,07:40出発をすると10分程度?で登りのトレースを発見.どうやらラッセルがきつく撤退した人のものらしい.これにより下山のぺースを上がり順調に池山御池小屋に到着.小屋は広くて快適そう.雪袋の残置が2つあった.池山を過ぎたあたりから積雪が減り,あるき沢橋ではほぼなし.林道は除雪され,日陰にうっすらと氷化した雪あり.


林道から登山口を見たとこ.土の地面が出ている.

3時間ほどの林道歩きでは靴が溶けてびしょびしょに.足がふやけて歩くと痛い.ラジオを聞きながらひたすら歩いた.結果指の付け根が靴連れを起こして水疱ができてしまった.やはり替えの靴を持参するべきだった.
下山後は西山温泉 湯島の湯に.洗い場のお湯は水道ではなく温泉を手桶で汲んでかけるタイプ.新鮮で面白い.湯舟は外湯のみでちょいぬるい(ずっと浸かっていられる水温).いい湯だった.

おわり





2026年2月7日土曜日

20260207-08_阿弥陀岳南稜

 20260207-08_阿弥陀岳南稜

メンバー:近江(OB)、落合(2記録)

気合を入れた山行に向けたテストピースとして上越に行く予定でしたが、ずっと天気が悪そうでラッセルくらいしかできなさそうだったので阿弥陀南稜に転進しました。


2/7
天気:曇りのち風雪
0500 
舟山十字路
0730 
青ナギ
1200 
阿弥陀岳
1430 
赤岳・権現岳分岐
1530 
行者小屋

思ったより寒くない。最初の方は雪もなく、雪が増えてきても前日までの踏み跡バッチリだったのでチョロい山行になってしまいそうだったが、最後の方は寒くて風も強くなってきたのでチョロくなくなってしまった。

唯一の写真、南稜がよく見える


P3ルンゼに入るためのトラバースの部分で最初のロープを出したが、ロープを出した地点から数降れば普通に歩いてトラバースできそうだったので反省。その後、ルンゼ内で2ピッチロープを出しP3を越える。支点はリングボルトとかカムとかハイマツで。その後は岩の上とか雪の上を順調に進んでいくが、山頂直下のルンゼで常にチリ雪崩が起きていたのでそこでもロープを出した。が、自分が登ったタイミングで全ての雪が雪崩れ切ったのか、雪崩が止まったらしく、山頂で近江さんをビレイしている間に3,4人が南稜から確保せずに登ってきた。あんなところでなんでロープ出していたんだろうと結構不思議に思われたに違いない。あと、山頂直下20-30 m位の腰ラッセルをしただけで後続の方に感謝されてしまったのでなんだか得した気分。

阿弥陀山頂から中岳のコルまで降ると中岳方面にトレースはない。結構サラサラな新雪が積もっているのに皆中岳沢を降るのかと不思議に思う。とりあえず中岳までラッセルしたが、中岳の下りから赤岳の登りは風で雪が飛んでいて歩きやすかった。権現まで抜けてもよかったが、こんな天気の中わざわざそうしようという気持ちもなかったので、赤岳-権現岳の稜線まで行ったものの別に赤岳に何の思いもないことから山頂に行かずに行者小屋に降った。文三郎道の、ショルダーリッジ取付きあたりから文三郎尾根へトラバースするところで完全にホワイトアウトして一時進む方向が全くわからなくなったりした。

 

2/8
天気:曇り
0630 
行者小屋
1030 
舟山十字路
前日のうちに降りても良かったが、そうすると帰りの運転が大変になるので1泊してから降りた。美濃戸口から舟山十字路まで、地図にある道を見つけられなかったり、道がゴチャゴチャしてたり意外と長かった。

2026年1月31日土曜日

20260131-0201_ジョウゴ沢、中山尾根

 20260131-0201_ジョウゴ沢、中山尾根 

メンバー:L 沼田(4)、落合(2 記録)

1/31
天気:晴れ
0700 美濃戸

0830 赤岳鉱泉 0940
1130 ジョウゴ乙女ノ滝 1635 
1720 赤岳鉱泉

前日に、授業に出てないがゆえに何を書けばいいのかさっぱり分からないレポートを つ こなし春休みin, 気分は上々。普段は山岳部暗黙の縛りプレイをしているので美濃戸まで車で入るこ とは絶対にないが、今回は訳あって美濃戸まで車で入った。一度覚えてしまうとハマって しまいそうで怖い。美濃戸から赤岳鉱泉まで歩くのは初めてだったが、近くて早いし登りもないしで行者までの歩荷に比べて楽さの度合いが半端じゃない。ジョウゴ沢は F1をささっと越え、F2 は階段状だったが落ちると大打撃を食らいそうなので沼田さんにロープ を出してもらった。その後の二股を左に入りゴルジュを越えた先左岸の乙女ノ滝で沼田さ んリードでロープを張りトップロープで遊んだ。氷柱から凹角を越えて棚に移るといった トラバースがあり、沼田さんのリードは見ているこちらも痺れた。やはり、アイス全然駄目なので時間とってトップロープ張れるところに行き、登り込まねば。知る限りではこの日にジョウゴ沢に入っていたのは他に パーティー3人のみ。夜、アイゼンのナットをテント内で落としてしまい、大捜索となってしまった挙句見つからなかった。

乙女の滝


2/1
天気:ガス、風 

0600 赤岳鉱泉
0620 中山乗越
1120 日の岳 1145 
1230 赤岳鉱泉 1450 
1535 美濃戸
中山尾根は下部岩壁基部までトレースがあった。上の方は風で消されたのかもしれない。
踏み跡を追うロボットになって急斜面を登り、下部岩壁手前のナイフリッジでアイゼンを
着ける。落合のトレーニングなのでリードは全部落合。寒い中ビレイしてくれた沼田さん、ありがとうございました。

下部岩壁1ピッチ目

ピッチ目 
最初、ボルトに沿って直上しょうとしたが見た目以上に難しかったため、すんなりと右の 凹角に凸った。除雪しながら登るが、雪や氷が張り付いていて手も足も困るような場所も あったりして核心だった。30m 位登ったテラスでピッチを切った。カムをスタックさせ かけてしまったのとリードに時間がかかったが反省。

ピッチ目 
ワンポイント、目の前の岩の右側の凹角を登ったあとは稜線上を歩いて木で終了点。

ピッチ目 
上部岩壁基部までコンテ。岩場が何箇所かあるが、木も多いので、落ちても木にロープが 引っ掛かって止まるはず。

ピッチ目 
ここから上部岩壁、核心らしい。アイゼンの形くっきりのスタンスを拾いながら登っていき、最後にワンポイ ント被り気味の凹角を乗越す。この辺りから手袋が凍って岩を持てなくなった。本当にⅣ+か? ピッチ目の方が悪い。

ピッチ目
コンテで 
30m 位進む。ピナクルの手前まで。

ピッチ目 
一旦右の方のピナクル登ろうとしたが思ったより悪かったためクライムダウンして左の草 付き岩場を登り、登山道が見えた辺りで終了点。

ピッチ目
確保を解いて登山道まで 
30m 位トラバース。

登山道に合流してからは地蔵尾根を爆速で下り、赤岳鉱泉まで 45 分。早っ


2026年1月18日日曜日

20260117-18_赤岳天狗尾根

 20260117-18_赤岳天狗尾根

メンバー:cl沼田(4)sl(ob)、落合(2, 記録)

横尾尾根に向けてデカザックでの悪場の通過に慣れるために赤岳天狗尾根に行ってきました。結構デカザックに慣れたんじゃないかと思います。もっと慣れていきたいです。

1/17

天気:晴れ

0700 美し森駐車場
0850 
出会小屋
1200 2350m 
幕営地
1250 
カニのハサミに登攀具デポ
1310 
幕営地

最初1時間くらいは林道を歩く。気づいたら林道が終わっていて河原を歩いていた。堰堤を越えたり川を渡ったりしてしばらく進むと出会小屋に着いた。風邪ひいて1週間寝たきりだったのでこの時点でちょっと辛い。ここで水を汲んでから行く。尾根の末端は急だったので赤岳沢を少し進んでから取り付く。ピンクテープがあるルンゼっぽい地形の20m くらい手前の尾根っぽいところから取り付いた。しばらくは雪が少ない++笹のおかげでよく滑り、ラッセルの方がマシなんじゃないかとか思った。1時間くらい登ったところでアイゼンを履いた直後、まあまあ緊張する細リッジが出てきた。そこから更に1時間くらい進んでいくとラッセルの様相を呈してきたと思ったが、直ぐに元に戻ってしまった。そんなこんなで進んでいくと2350m に幕営適地を発見、地形図上ではこれより上は急で幕営適地はなさそうだが、山行前にカニのハサミ手前で張れるかもと言及していた記録を見ていたのでとりあえず全部担いでカニのハサミまでいった。2350m から再びラッセルが始まる。沼田さんと縄さんが飛ばして自分の番になった瞬間カニのハサミに着いてしまった。非常に申し訳ない気持ちに浸る。だが、風が強すぎてここでの幕営は却下。日帰り案も出たが、翌日も天気は良さそうでそんなに頑張らなくてもいいので登攀具をデポして2350m に戻った。頑張るという選択肢がある中で飯食ってのほのほ寝るのは幸せだ。

細リッジ


カニのハサミ

 

1/18

天気:晴れ

0700 出発
0920 
大天狗
1105 
赤岳
1430 
美し森駐車場


思ったより早く朝食が終わったので皆で二度寝したら出発時刻をかなりオーバーした。ご批判喰らうかもしれないが、強い風で夜間全く眠れなかったので睡眠欲が色んなものに優った結果こうなってしまった。日の出と同時くらいに風がピタッと止み、樹林帯を抜けても快適だった。カニのハサミのあとは、10m Ⅲ級くらいの岩をノーロープで抜け、その先で1回目のロープを出してトラバースしてからⅢ級くらいの岩を乗越して急な薄雪ルンゼを詰めて立木で終了点をとった。中間支点はカムと灌木でとったが不安だという方は謎のfixロープもあるのでご安心を?よくわからない紐に体を預けちゃいけないと思いますが。その先の岩場はひたすらリッジ通しに歩いた、微妙なトラバースを超えると直ぐに大天狗基部に到着。ここで2回目のロープを出して10m Ⅲ級くらいの岩を乗越し、大天狗は右のバンドから巻いた。あとはテキトーに歩いて権現岳からの登山道に合流し、赤岳まで。山頂でチョチョッと写真を撮ったら急いで下山。今年は寡雪で、下山の真教寺尾根では昨年胸ラッセルをした記憶がある場所でアイゼンをカリカリ鳴らせながら岩場を下ったり、昨年は真教寺尾根分岐まで1度も見なかった鎖がたくさんあって驚いたり、懸垂下降の必要もなかったりという感じだった。

10 m Ⅲ級




1回目のロープ



そのあとはずっと岩、雪は全然ない


2回目のロープ


山頂

2026年1月3日土曜日

20260101-03_西穂高岳西尾根

20260101-03_西穂高岳西尾根 
メンバー:L沼田(4)、落合(2)、鈴木(2)、井上(1) 
記録:落合   

年末の八ヶ岳定着から継続で年始は西穂西尾根へ行ってきました。1/5まで日程をとっていましたが、毎日嵐(予報)。それは別にいいのですが、連日の降雪により積雪の状態が非常に不安定になっていて、雪崩を引き起こすだけ起こして帰ってまいりました。日数いっぱい待っても積雪が安定化する目処がないので。というわけで、年末の八ヶ岳定着から年始の西穂西尾根にかけて最高に刺激的な年越しとなりました。

 タイムテーブル 
1/1 
1430 新穂高温泉 
1530 穂高平小屋 

1/2
0700 穂高平小屋 
0910 1946 m
1130 2400 m 幕営地

 1/3
停滞、ルート工作、下山 
1245 ルート工作開始 
1305 雪崩に遭い、検討の結果撤退を決める 
1420 下山開始 
1620 穂高平小屋 1750 
1830 新穂高温泉 

1/1 
天気:曇り
1/2〜5までずっと山は荒れるらしい。そんなことを知っても、日程を確保している4日間は耐え抜いて山頂を手に入れようという気概で入山した。2日に入山の予定だったが、寝る場所がないので穂高平避難小屋が空いていることを祈ってこの日に入山し、1時間歩いて穂高平避難小屋で寝ることにした。幸い穂高平避難小屋は開放されており、快適な睡眠を手に入れることができた。前日も諏訪のネカフェで快眠したが、何故か学割を使えなかったので心底でキレ散らかしていたが、この日は無料の快眠! 小屋から牧場の柵の先を見るとまっさらな雪面が広がっている。一瞬翌日のラッセルに怯えたが、アイスクライミングでついてしまった汚名挽回のチャンスを手に入れたと嬉しくなった。この日の夕食は道中の西友で各自購入としたのだが、井上が主食に源氏パイを選定していたのは面白かった。まったくよく分からない奴である。平家パイは牛乳が入っているが源氏パイには牛乳が入ってないんだとか教わった、だからなんなんだ。小屋近くの林道に水が流れていたので、翌日は水を担いで上がることにした。 




1/2 
天気:風雪 
牧場の柵を越えたところからラッセルが始まる。尾根に乗るまでは膝くらい、尾根に乗ってからは膝~腿のラッセルとなった。時々雪が浅いところがあり、それはそれで滑って面倒くさい。ラッセル頑張ったので頼むからアイスクライミングの名誉挽回ということにしてください、本当にお願いします。1946mピークから薄っすらトレースがある。年末に入った人のものだろう。なので、1946mから先は割とサクサク進んだ。行きの時点では1946から先の尾根は雪庇が張り出しているような所もなく、踏み抜きも少なく快適だった。2343mのコルが広く、大テントが張れそうだったが、もう少し先も見に行くと2400mのコルも同様に広かったので後者にて幕営することにした。翌日の停滞が濃厚だったので4時間かけて気合いの整地、快適だった。3日は500hPa面で-36度の寒気が覆い嵐の様相、4日は里雪型になる時間帯があり、深いラッセルにはなるかもしれないが3日よりは行動するのに適していると判断し、3日は停滞+ルート工作(4日にできるだけ短時間でアタックを済ませるため)、4日に山頂アタックとした。 

1/3
天気:風雪 
 4日は昼頃から暴風雪で視界もなさそうだったので暗いうちに出発し、昼頃に第一岩峰に戻ってこられるようにすることにした。なので、この日は停滞とはいえ暗い時間に通過する箇所のルート工作に出る。内容としては、第一岩峰にfixして暗いうちに通過できるようにするくらい。沼田、落合、井上でルート工作、鈴木をテントでの水作り担当とした。午前中に踏み跡をつけてもどうせ雪と風で消されるだけなので午後からルート工作に出ることにした。幕営地のコルから50m程登ると第一岩峰に着く。この辺りから、ラッセルしていると積雪内50cm位のところに硬い氷のような層が現れる。ラッセルのために目の前の雪を崩すと硬い層の上の層(上載積雪)奥行き1m分くらいまで自分の方に流れ落ちてくる。こんなの初めてだ、流石にヤバいかもと思いつつも脳死で進んでいき、第一岩峰を左に巻くためのトラバースに入る。上載積雪は足下から崩れていくので硬い層にしっかりとワカンで蹴り込みながらトラバースをしていく。腰くらいのラッセルだったため、アックスで目の前の雪をきり崩した瞬間、自分の足下から前方にある大木までの雪面に一気に亀裂が入り、新幹線の如き速さで静かに消え去っていった。一旦安全なところに戻って5分くらい話し合った結果、突っ込むことも検討はしたが、かなり積雪が不安定であること(ラッセルしていて分かる)、気温が低く1日待った所で積雪が安定化するような天候でもないし、上では急斜面のトラバースやルンゼ詰めがあったりして更に大規模な雪崩を誘発する可能性もあることから撤退することにした。テントに戻ったら鈴木がまだ水作りを始めていなかったので、即撤収して下山した。途中、穂高平避難小屋に寄って、余ったお雑煮とハンバーグとずんだ餅を食してから新穂高温泉に下山した。毎日天気が荒れ狂う予報の中穂高に入山しているとはいえ撤退するつもりで入山している訳ではないので悔しいが、今回に関してはこれでよかったのかもしれない。あの小雪崩のおかげで無事に帰ってこられたということにしておこう。とりあえず、次の目標に向けて気持ちを切り替えます!




2026年1月1日木曜日

20260101-02 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根

20260101-02 甲斐駒ヶ岳黒戸尾根

メンバー: cl河本(3)、孫(1,記録)

新年で甲斐駒ヶ岳頂上にある神社を参拝しようと思って、行ってきました。

1日目:

0700 駐車場

0917 笹の平分岐

1217 五合目

1334 七丈小屋

山麓の駐車泊で車中泊をして、朝年越しそばを食べたら出発した。五合目までは緩くて歩きやすかった。五合目から雪が増えて、アイゼンを履くことになった。斜度も一気に急になって、ハシゴもすごく急だったので、私のペースがかなり落ちていた。七丈小屋についたら、あと5分を歩いて幕営地に着いた。

年越しそば

ハシゴ

2日目:

0630 七合目

0807 甲斐駒ヶ岳

1447 駐車場

朝6時半出発した。ちょっと歩いて森林限界を越えた景色が素晴らしかった。8時に登頂、山頂にある神社を参拝したらすぐ下山を始まった。天気がいいとものの、トレースもついて相対的に登りやすかった山だった。

日の出

山頂


2025年12月27日土曜日

20251227-31_年末山行@八ヶ岳

   20251227-31_年末山行@八ヶ岳

メンバー:沼田(4)、河本(3)、落合(2)、鈴木(2)、井上(1)、孫(1)

27日 タイトル2時間睡眠14時間行動
天気:晴れ
メンバー:落合、井上
0:40小淵沢駅
5:00美濃戸
7:30行者小屋8:30
10:00赤岳
12:00横岳
13:40硫黄岳
15:40行者小屋

この日、落合さんと僕の2人は終電で小淵沢に向かった。小淵沢からは、美濃戸口までの地獄の20km歩行が始まった。2人は地味にアイスバーンになっているせいで歩きづらい道路をほとんど眠ったように意識が飛びながら3時間程歩いた。そこでタクシー代をケチった我々に天使が舞い降りた。なんと、7度目にして井上が必死で行っていたヒッチハイクが成功したのだ。ヒッチハイクをしてくれた方は、広河原でアイスをする予定だったのにも関わらず、美濃戸まで我々を送って下さった。本当にありがとうございました。

そんなこんなで2時間程の歩行をカットした我々であったが、まだまだ行者小屋までの道のりは遠い。そこからは眠過ぎて、1時間に1回取る休憩毎に10分の爆睡をかましていた。普通に寒い中爆睡してしまうのは危ないので、皆さんはしっかりタクシー代をケチらずに睡眠を取りましょう。美濃戸から2時間半ほどして行者小屋に着いた後は、張ったテントに荷物を置き、文三郎新道から赤岳に向かった。ここからこの日のメイン登山が始まる訳だが、ここまで既に7時間が経過している(絶望)。それまでは、長い宿泊用の重い荷物を担いでいたものの、ここからはかなり軽い荷物でスイスイ進めるようになった。ここら辺からは体温が上がってきて僕の眠気は大分抜けてきたが、落合さんはそんな事は無かったらしく、かなり眠そうだった。僕は、この周遊が初めての冬季岩稜歩行だったが、中々上手くでき、赤岳周りの八ヶ岳概念を把握できた。赤岳、横岳硫黄岳を通って行者小屋に帰ってきたあとは、小屋の人から水場を教えて貰ったりしながら、河本さんを待った。河本さんが着いてからは、チャーハンを食べてぐっすり寝たとさ。

眠いねぇ


 28日

天気:晴れ
メンバー:河本(記録)、落合、井上

0530行者小屋
0800阿弥陀岳
9300行者小屋

私は27日の夜行者小屋で二人と合流してこの日は阿弥陀岳北稜の登攀。二人は小淵沢から行者小屋まで歩いて行くことを試みたために疲れている様子だった。テント場を出て少し中岳沢を登り、右側の斜面から取り付く。ラッセルが好きな落合とそうでもない井上の会話が少し噛み合わないのが面白かった。最初はトレースがなかったが、北稜に乗るとはっきりしたトレースが現れてすぐに岩稜についた。落合リードで二ピッチロープを出してすぐに山頂に出られた。中岳沢から行者小屋に下り、余った時間は本を読んだりして過ごした。



 29日
天気:晴れ
メンバー:全員
記録:落合

0540 行者小屋
0630 南沢小滝 1445
1445 行者小屋

この日は南沢大滝小滝でアイスの練習。行者組の方が先に到着したので小滝でTR練習をしていたら入山組が来た。小滝で何本か練習している間に入山組が沼田さんリードで大滝にロープをかけに行ってくれた。アイス初の井上があまり苦戦していなかったので井上すげぇと思ったが、井上のダートを借りたらアイスクライミングの概念が180度変わった。それまでは手でぶら下りながら一生懸垂している感じだったし皆必死にぶら下がっているもんなんだと思っていたが、ダートを履くとハシゴの要領で登れる気がしたし、上手い人のを見てると凄いちゃんと足で立っている。頑張って金貯めて買おう。しばらくして大滝に移動し、TRで練習して行者小屋に帰った。夕飯は焼豚だったけ、QOLが高い。こんなんでいいのかと思ってしまうが、重いもんもって行者まで登ってるんだからいいことにしよう。



 30日

 阿弥陀岳北稜班
メンバー:河本(CL)、鈴木(SL・記録)、孫

6:00 行者小屋発
7:00 取付き
8:30 阿弥陀岳山頂
10:00 行者小屋着

計画では、31日に河本・孫が下山予定だったため、先に主稜に行く予定だったが、前日の予報で天候が30、31日ともに悪かったため、ひとまず30日は北稜に行くことになった。
予定から30分遅れて出発。文三郎道から取付きへ外れるところは河本さんがあえて28日と違う薄いトレースをたどった。取付きまでは遅いメンバーに合わせてスローペース。記録で見ていたよりも取付きまでロープを出すような箇所はなかった。取付き手前で傾斜が強くなっているところはアックスがあると安心。先行者はおらず、恐らく1番乗り。すぐ終わるのでのんびりしようかと思っていたが、下から1パーティーが来たので、さっさと準備をして登る。1p目は記録通りテラスで切った。2p目は、灌木にかけられた残置ロープを中間支点に取り、ナイフリッジを越えた適当なところでスタンディングアックスビレイ。主稜に備えて声ではなくロープで合図をする方式にしたため、若干もたつきはあったが、フォローも順調に登れていた。2p目終了点でロープをまとめ、山頂へ。山頂へ出た途端強い風が吹きつけてきた。電波を探すのに少々手間取ったが、何とか天気予報を入手して下山。風が強かったので中岳沢は利用せず、主稜の偵察も兼ねて文三郎道で下りた。赤岳山頂へは寄らず、主稜取付きも結局風が強くて視界も悪いので確認しなかった。

阿弥陀岳山頂にて

行者小屋に戻ってきた後、時間があるのでラッセル訓練とコンテニュアスの練習をすることにした。ラッセル訓練は、孫さんが赤岳鉱泉のアイスキャンディを見たいというので、行者から鉱泉まで往復でトレースのないところを適当に歩くことにした。正直全く練習にならないミニミニラッセルだったが、楽しかった。戻ってきてからコンテの練習、孫さんたちにコンテの仕組みを説明し、テントすぐそばの斜面で止める練習をした。斜面の関係で距離を空けられなかったこともあるだろうが、滑落者を止めるのは技術がいると感じた。教本通り、迷ったらスタカットにした方がいいのだろう。14時過ぎには訓練を終わりにしてテントへ。テント割りはGライトに河本・孫、V6に沼田・落合・鈴木・井上だったので、私はしばらくV6テントを独占できるはずだったが、30分後くらいに3人が帰ってきてしまったのでできなかった。帰幕後の訓練をもっと早々に切り上げておけば良かったかも。。。
全員が帰ってからは、明日の行動について話し合った。最初、河本さん(とそれに釣られた孫さん)が主稜に行かずに下山して甲斐駒に行きたいと主張していたが、その他4名の懸命な説得と見えざる力で主稜に行くことが決まった。この日の夜は伊藤ハムの焼豚。値段は高いが下準備は要らず、美味しかったので良かった。

 三叉峰・石尊稜班
メンバー:沼田(CL)、落合(SL)、井上(記録)

この日は、三叉峰ルンゼから石尊稜を詰めあげた。三叉峰ルンゼの取り付きまでも、意外と難しく、自分は1箇所沢の分岐に気づかなかったため反省したい。また、取り付き地点の滝がかなり小さくそれと分からなかったため、1度隣のルンゼに入ってしまった。1ピッチの滝では、そして他の全ての滝で熟達した沼田さんが、リードをしてくれた。僕が1ピッチ目に取り付こうとした時、落合さんのアックスがカラビナから外れて落としてきてしまったことに気づいた。結局は、5分ほどで見つかったようだが、少し心配だった。落合さんがアックスを探している間に僕は早々と1ピッチ目を済ませたが、落合さんはかなり苦戦していたようである。2ピッチ目、3ピッチ目等も僕はノーテンでクリアすることができ、かなり楽しかった。石尊稜に着いてからは、落合さんが2ピッチともリードをしてくれた。こちらもかなり簡単で難なくクリアできた。ここまで、寒い中アイスクライミングや岩稜登攀をしてきた訳だが、下りは寒いのが嫌なので地蔵尾根から速攻下りた。

迷い込んだ隣のルンゼを降りる

最初の滝



 31日

 赤岳主稜班
メンバー:河本(CL)、鈴木(SL・記録)、孫

6:00 行者小屋発
7:00 取付き
10:30 赤岳山頂
11:30 行者小屋着

この日も30分遅れて出発。孫さんは素早い準備を心がけましょう。CSの取付きまでは何人か抜かしたが、登攀装備を持っているようなパーティーはいなかった。恐らくこの日も1番。鈴木が今年4月に主稜を登っていたので、この日もリードを務めた(フォローとはいえ取付きがCSであることもCSが何であるかも知らないのはさすがにリサーチ不足なのでちゃんと調べましょう)。
1p目のCSは直登したが、以前登ったときより易しく感じた。自分の成長なのか、ただコンディションがいいだけなのか。その後も、おおむねトポ通りに進み、2回のスタカットを経て上部の岩場基部へ。最後の核心部である上部の岩場は右側に回り込んだところにある残置でビレイをしてもらい、登ってトラバースして登って左側のCSぽいところを登った。右に進みすぎると難しいのではないかと感じる。パーティー構成的にも頼れる人がおらず不安はかなりあったが、上部で風が強かったことを除けば、視界も良好で全体的にコンディションが良く、簡単なルート取りで登れたと思う。ただ、雪に埋もれているのか残置支点が少なかったり、残置ロープの支点にかかっている部分が擦り切れていたりした。カムも何回か使ったが、上部は岩が顕著に脆かったのでほとんど使えなかった。下りは提案通り地蔵尾根を使った。文三郎より早かったと思う。

一般道が見えるのでこちらもなぜか緊張

帰幕後は、河本・孫はGライトなどを撤収し、甲斐駒に向けて下山。鈴木は1時間ほど3人の帰りをテントで待った。


 31日 大同心ルンゼ 班:沼田(CL),落合(SL),井上

0550 行者小屋
0610 大同心沢(大同心ルンゼ)分岐)
0650 大同心大滝
1040 大同心
1240 横岳
1340 地蔵の頭
1357 行者小屋,幕営装備撤収 1511(沼田は軽い装備で先行して車を回収)
1640 八ヶ岳山荘
1727 船山十字路,車回収,八ヶ岳山荘へ移動

大同心大滝は下部から垂直で、南沢大滝よりも難しかった。腕が持たずアックステンションを多用してしまった。低気温で氷が脆く、アックスを打ったときのヒビが腹の高さまで来たときはかなり肝が冷えた。すぐにスクリューを打って、左にずれて登った。大同心に出てからは簡単な凹角を登って尾根に合流した。TRでドライツーリング的な練習ができたのは有意義だった。風が強く寒すぎたので、天気が良いときに再訪したい。

大同心ルンゼはいきなり大滝から


大同心も登ろうと思っていたが普通に怖いし、風が強くて寒過ぎるので、夏に一度やってから登ることにした


代わりに右にある凹角で遊んだ



山荘のフリースペースで大晦日飯(鈴木の鍋うどん,年越しそば,あとなんだっけ)を食べながら,翌日以降の行動を相談


2025年12月18日木曜日

20251217-18 八ヶ岳 広河原沢 クリスマスルンゼ,見晴らしルンゼ

        20251217-18 八ヶ岳 広河原沢 クリスマスルンゼ,見晴らしルンゼ

メンバー:沼田(4,L),落合(2),鈴木(2)
天気:
day 1 晴れ,day 1夕方から未明にかけて降雪
day 2 快晴

ヤマレコ

Couse Time:
 day 1
0330 船山十字路 駐車場,仮眠
0540 登山開始
0640 二俣,テント設営,幕営装備デポ
0919 クリスマスルンゼ TP練習 to 1629
1723 二俣

 day 2
0400 起床
0548 出発
0922 見晴らしルンゼ大滝 TP練習 to 1141
1340 阿弥陀岳 to 1357
1533 二俣,幕営装備回収,撤収
1652 下山

記録:落合
day1
平日なのに二股までの間にテントを数張り見た。暇人が多いらしい。二股は雪が少なかったが、快適な場所があってよかった。テントを張ったらポールが1本なくてチーン。主にというより完全に被害にあったのは沼田さんだっ
た。ポールはといえば1年井上の家にちゃんとあった。故意か過失か、我々は井上に恨まれるような先輩だったということなのか、だったら悲しい。1時間くらい歩いてクリスマスルンゼに行く。沼田さんがリードでTRを張ってくれて大滝でひたすらバーティカルの練習をする。前日、クライミングジムに行っていなかったので、腕はかなり元気で、TRならちゃんと腕の力で登れた。ただ、この登り方じゃリードはできない。とりあえず足で立っている感覚はないのである。むずい。ポストクリスマスルンゼや武者返しの滝にも行く予定だったが、何本か練習していたら日が暮れそうになってきたので、アバラコフ懸垂で降りた。この日は、マルチピッチで全員が滝上まで登るのにかなり時間がかかったので、翌日は3ルンゼに行く予定だったが安全牌をとって見晴らしルンゼに行くことにした。

アバラコフ



上段のバーティカル

day2
広河原沢左俣を進んでいくと右岸に超快そうな岩穴があった。天気が悪い時はここもあり。水ぽちゃに注意しながらいくつか小滝を越えていくと直ぐに右岸から見晴らしルンゼが合流した。こちらも小滝をいくつか越えたところで15 m くらいの傾斜のある滝が出てきたので、時間もあったことからTRで遊んだ。沼田さんに氷柱を登る時のムーブを教わり、必死に登った。滝を登ると特に何もなく、テキトーにラッセルして御小屋おねに出たあとは、ガッチガチに踏み固められた道をテキトーに登って阿弥陀山頂へ。下りは中央稜からダイレクトに二股まで降りた。中央稜は岩峰を巻く箇所が2つほどあったが、特にロープを出す必要もなかった。積雪が増えれば知らんが。

水ぽちゃ注意

ここはノーロープで、脹脛が辛い

ここでTRで遊んだ



2025年12月13日土曜日

20251213.14_初冬合宿(谷川岳西黒尾根)


20251213.14_初冬合宿(谷川岳西黒尾根)

メンバー:河本(3・L)、落合(2)、鈴木(2)、井上(1・記録)、孫 (1)

1日目:晴れ

0940 ロープウェイ駅
1130 幕営地(1300 m)、2年が設営の間、3 人が雪崩捜索訓練
1315 幕営地出発
1435 1700 m 付近で引き返し
1530 幕営地着、訓練開始(弱層テスト、硬度チェック、埋没体験)
1630 訓練終了

9時半過ぎに、土合を出発した我々は、去年より雪が少ないねなんていう会話をしながら車道を10 分ほど進み、西黒尾根に取り付きました。そこから大体1300 mくらいの幕営地までは、冬山が初めての孫さんが遅れてはいたものの、他の登山客の方の踏み跡が明瞭でラッセルの必要が全くなかったため、割と順調に進みました。幕営地に着いてからは、落合さん鈴木さんがテントの準備をし、その他の3 人で雪崩捜索訓練をしました。訓練では、あまりはっきりとしないシグナルに振り回されてしまい、大幅な時間ロスを食らってしまいました。これからは、一瞬で消える65 mシグナルに振り回されまいと決意をかためました。訓練が一段落し、我々は予定より遅めに幕営地を出発し、谷川岳に向かいました。しかし、急な尾根の登りに疲弊した孫さんの状況を鑑み、暗くなったなかでの下山の危険性も考慮した上で、尾根の途中で写真を撮った後に撤退を決定しました。恐らく分隊をすれば容易に登頂できるだろうという会話はあったものの、安易な分隊は危険だという判断を下しました。撤退も終わり、幕営地に帰ったあとは、余った時間で埋没体験と弱層テストをしました。弱層テストでは、深さ50 cmくらいのところに新雪と旧雪の間にある弱層を発見したものの、超弱い訳では無いだろう等の話し合いを行いました。その後は孫さんと僕が合法的に雪に埋められる埋没訓練をしました。段々雪に埋められていく感覚は割とホラーで顔に雪が落ちてくる時は、結構怖かったです。完全に埋没すると、体を動かすことは叶わず、エアーポケットを作っていても息が荒くなりました。一方、自分が掘り起こされた後、孫さんを埋めるのは割と楽しかったのは内緒。訓練が終わったあとはみんなでスープカレーを食べました。本当はカレーを食べる予定だったのですが、水を入れすぎただけです。5 人で入るV6は狭かったですが、割と快適に寝れました(with新品のエアマット)。





2日目:曇り

0515 起床
0715 ラッセル練習開始
0820 終了
0900 雪崩捜索開始
1200 終了、下山
1320 ロープウェイ駅


この日は、ラッセル練習と雪崩捜索をやりました。ラッセルでは、飯豊で苦戦した忍法膝固めを本格的習得し、少しラッセルが上達したかなと思いましたが、落合さんと鈴木さんの爆速ラッセルには全く追いつけませんでした。ラッセルで疲れたあとは少し休憩した後、雪崩捜索を行いました(合計3 時間)。学びとしては、ファインサーチの大切さや、ビーコンがやたら謎のシグナルを拾うこと、他にもアナログビーコンは端に配置しない方が良いということや、受信モードだと電池の減りがかなり増えること等がありました。た。ただ、鈴木さんが明らかにシグナルを拾えないほどに遠い場所に、ビーコンを隠したお陰で、1 時間程浪費したのは納得できません。最後に複数埋没に15 分かからず対処できるまでに精度を上げたことも付言しておきます。下山は行きと違って、1時間ほどで終わり、道中では三国岳の激藪漕ぎを思い出しながら、薮のやの字もない尾根をルンルンで下りましたとさ。

2025年12月7日日曜日

20251207_子持山獅子岩ノーマルルート

 20251207_子持山獅子岩ノーマルルート

メンバー:落合(2・L)、井上(1)、今野(1・記録)

天気:快晴
0810:7合橋駐車場
0910:取付
1330:トップアウト
1440:7合橋駐車場

2025年最終月たる師走の初週末、我々が行先に選んだのは群馬の子持山獅子岩であった。道中は大量の落ち葉に加え微妙に雪が見えあまり快いアプローチといえなかったが、取り付きについた際の獅子岩の圧巻の光景をみてネガティブな気持ちは吹っ飛んだ。1p目は今野がリード。初めてのマルチのリードだったからかとにかく怖くとんでもない時間を要してしまったが、なんとかフォールせずに予定地点でピッチを切ることができた。2p目は井上がリード。こちらもマルチは初めてのリードだったが危なげなく終えていた。3・4p目は落合さんがリード。4p目は最後のスラブがなかなか難しい。これまでの終了点は居心地があまり良くなかったが、4p目を終えると広く、一般登山道のはしごも見えている。最後の明らかに短い5p目は今野がリベンジリード。登攀中は陽がずっと当たっていたので春のように暖かく冬とは思えない快適なクライミングができた。帰りはシャトレーゼに寄った。安くておいしかったので改めておすすめ。

これが獅子岩

井上リード

今野リード