このブログを検索

2025年5月11日日曜日

20250511_歩荷訓練(塔ノ岳・丹沢山)

  20250511_歩荷訓練(塔ノ岳・丹沢山)

参加者:落合(2)、井上(記録、1)、今野(1)

天気:曇り

0810 大倉
1200 塔ノ岳 1300
1340 丹沢山
1520 プロペラ
1630 本谷橋
1810 バス停

まず、行動開始地点の大倉にて、重りとなる水を汲んだのだが、事前にポリタンクを点検していなかったせいで今野のタンクが一つ用をなさなかった。今回は他のタンクを持っていたため問題はなかったが、日頃からの装備点検は徹底したい。
水を汲んだのちは、落合40 kg、井上30 ㎏、今野20 ㎏を背負って大倉を出発した。序盤は疲労感もなく順調に歩くことができたものの、中盤から肩や背中にダルさが生じてきた。重量ゆえのダルさは、慣れて乗り越えるしかないのでこれからの山行でも重い荷物を持つようにしたいところ。天神尾根分岐を超えたあたりからは、肩、背中の痛みがかなり強くなってきたうえ、井上今野両人共に脚への負担がかなり重かったからか脚がつりはじめた。登っている当時はかなりきつかったが、これらの症状は自分を追い込んだ証拠なので、歩荷訓練かくあるべしとも思う。山頂までの道程は、満身創痍で体中の力を振り絞る厳しいものであったが、山頂についたときの達成感は筆舌に尽くしがたく、重りの水を捨てる瞬間は多幸感あふれるものであった。重りと共に歩んだ塔ノ岳の登りは、全体を通して息が休まる瞬間はなく、心身共に耐えられないほどキツかったが、このキツさを楽しみ、生を実感する能力こそが山で一番必要なものなのかなとも思う。





塔ノ岳を出てからは、荷物が急激に減ったおかげで、背中から羽が生えたかの様にビュンビュン道を進み丹沢山に着くことができた。その後、丹沢山を少し出たところでバリエーションルートに入り、グラマン製F6(戦時中アメリカの戦闘機)のプロペラを見に行った。生で見る戦時中の遺物は、思ったより大きく、神秘的であった。そこからの下りは比較的速く降りられたと思うが、最後の10 ㎞程度の車道では足の疲れがドッと出て辛かった。どうにかして車道を楽しむ方法を編み出したいところである。(高校のころはエアー大富豪をして乗り切っていたが、大学ではもっと高尚なことをしたい。)



0 件のコメント:

コメントを投稿