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2022年9月26日月曜日

20220926_小川山

20220926_小川山


メンバー:福田(OB)、尾高(2)、小西(2)

天候:晴れ

記録:小西


前日に引き続き小川山へ。

この日はスポートをやろうということで、まずは小川山物語(5.9)を触った。尾高が2回目のトライでRP。小西はかけてもらったトップロープで練習をした。何回もテンションをかけてしまったが最終的にはTO。ボルトの間隔が若干遠く、リードをするのはヒヨってしまった。


お次はままこ岩へ。

小西は百岩にしか載っていない無名の5.10aにチャレンジした。ラインを間違えてしまった感はあるが、一応OSできた。これが外岩スポートルートでの初リードだったので嬉しい。


福田さんはこの日、ずっと磁力(5.12d)をやっていた。下部は下地が悪い上、落ちるとグラウンドしてしまうので絶対に落ちられない。慎重にムーブを探り、3回目のトライで見事にRP。レストするポイントが全くなかったそうで、最後は叫んでいた。見ている方が手に汗握るクライミングでとても良いものを見せてもらった。ありがとうございました。


尾高は弟岩にあるジョイフルジャムをトップロープでやっていた。ジャムを決めるのが難しそうだったが、下降の時に再び練習をした時はよく決まっていたようだった。小西もかじってみたがうまくジャミングできず、レイバックで無理矢理登ってしまった。初めてクラックに登ったが、良い経験になった。


実りの多い2日間であった。今後も外岩に通いたい。


2022年9月25日日曜日

20220925_小川山(ガマルート)

 20220925_小川山(ガマルート)

天気:晴れ

メンバー:福田(OB)-小西(2)、降矢(3、記録)-尾高(2)

1000登攀開始

1500懸垂下降終わり

台風が来たりしている中で天気が良さそうな日にクライミングをしたいという話があり、マルチピッチの経験を積もうということで初心者向けとされるこのルートを選んだ。2パーティでの登攀となった。この記録では私のパーティについて書く。ジャンケンの結果に忠実につるべで登攀した。難しいピッチを尾高がリードすることとなった。

 

1ピッチ目:尾高リード

先行の福田さんが時間をかけており、我々2人はかなり緊張していた。プロテクションの取りにくいスラブといった感じであった。

2ピッチ目:降矢リード

難しいところは全くなく快適だった。

3ピッチ目:尾高リード

前ピッチの終了点から歩いてこのピッチの取り付きまで行った。支点がなさ過ぎたので間違ったところにきてしまったのではないかと考え一度下って他の道を探したがそんなものは無かった。ここを登るしかない。34mほどスラブを上がってから横向きのクラックにカムで支点を取ると言うかなり緊張感のあるピッチであった。これをリードした尾高は偉い。私は怖いなぁと思っていた。一応、上級生ということで「リード代わってもいいよ」とは言った。言うだけでしたが。

4ピッチ目:降矢リード

途中で終了点があったがつなげた。クラックが出てきた。ジャミングを試みたが私の拳よりも少し広いくらいのサイズであり、手に余るなぁという感じだった。びびったのでクラックにカムを2つ入れた。結局クラックはあまり使わずカンテを使って越えた。尾高は割とあっさり越えてきた。クラックの下に良い感じに足を置くことができたそう。

 

終了点から少し歩いたところにある木(ここまでロープを伸ばせよかった)から懸垂をした。取り付きにザックを置いてきたのでそこまで戻るはずが、下の道まで歩いてきてしまった。さらに、そこから再度取り付きに辿り着くのに1時間ほど彷徨った。完全に迷子でした。福田さんと小西は車に戻って待っていた。すみませんでした。小川山は迷いやすいというのは本当だと痛感した。今までは来たことのある人と一緒に来るばかりで、自分ではあまり位置関係を把握できていなかった。反省。

2022年9月1日木曜日

20220901_湯檜曽川支流白樺沢袈裟丸沢

20220901_湯檜曽川支流白樺沢袈裟丸沢 

袈裟丸沢出合にて。右が袈裟丸沢。左は白樺沢
 
メンバー:L福田(OB)、小西(2)
天候:晴れのち雨 
記録:小西 

5:50 白毛門登山口駐車場 
7:50 入渓(魚留メの滝を過ぎたあたり) 
8:50 袈裟丸沢出合 
11:35 旧道合流点(脱渓) 
14:00 白毛門登山口駐車場 

2年の小西です。9月の初めに、湯檜曽川支流の袈裟丸沢に行ってきました! 
谷川の沢にはずっと行ってみたかったので、今年のうちに行けてよかったです。 
綺麗なナメと登れる滝が連続していて非常に楽しい沢でした。 


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今回は写真中心で。 
駐車場から少し歩いて旧道に入る
旧道は沢沿いだからか荒れていたが、踏み跡は明瞭だし、渡渉地点では対岸にテープがあるのでわかりやすい。

武能岳方面を望む

魚留メの滝の落ち口から入渓できる


中途半端なところで下りると、悪い巻きを強いられるので注意。
なるべく先まで行くと、ゴルジュが巻けて良い



白樺沢に入ると、プチゴルジュが登場


つっぱりムーブで突破!



ナメが連続して楽しい!


白樺沢・袈裟丸沢出合に到着。右に行きます。


入るとすぐに2段25m滝が。

ここはロープを出し、福田さんリードで。途中のテラスからの一歩が悪くて、福田さんはⅣ+くらいはあるのではとのこと。残置は豊富で、A0しても登れるが、ここは一応フリーで超えました。

滝上はスラブが続く


少し怖かった。一応お助け紐を出してもらった。

この後は、ナメ滝が連続する。ヌメるところが結構あり、慎重に…
3度ほどロープを出してもらった。

8mトイ状滝を登る福田さん

水流沿いを登ったので、手が悴んで大変だった。福田さんはずっと水流沿いに登っていたが、私は途中で右壁に移って突破した。難しくはないが怖かった笑

ナメ滝を登る

小西はこの滝のみ巻いた



最後の滝

ここを過ぎると、平凡な渓相となる。普通に登っていけばどこかで登山道と合流できる。
下山は途中から新道を使った。旧道は荒れているらしい。土砂降りだったが、沢装備なので濡れても気にしなかった。
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良い滝登攀の練習になった。もっと足を信じて登れるようになりたい。また、ロープに関しては、2段25mは流石に必要だと感じたが、その他の滝は必要以上にひよってロープを出してもらった気がする。いずれも怖がらなければロープなしで登れるような気はしたので、ロープを出す出さないの判断をもっと的確にできるようになりたいと思った。

沢は事故も多いし、確かに慎重を期する部分も必要だと思うが、慎重になり過ぎても時間がかかって良くないのかもしれない。そこの塩梅が非常に難しいと感じた山行でした。

遡行グレード:2級(Ⅳ+)
装備:30mロープ、フェルトシューズ(大滝まではラバーの方が良かったかもしれない)