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2023年5月28日日曜日

20220528_雪上訓練(針ノ木雪渓)

メンバー:降谷(4), 尾高(2), 齋藤(2), 沼田(2), 河本(1), 孫(1), ヤン(1), 藤澤(1)

天気:晴れ

記録:藤澤


5/27

1930 部室発

2230 扇沢着

5/28

0530 起床

0600 扇沢入山

0700 針ノ木雪渓着

1330 針ノ木雪渓発

1430 扇沢下山

2200 部室着


 前日夜にハイエース1台で出発し、扇沢駅の無料駐車場で車中泊。車内で寝る組と外にマットを敷いて寝る組に分かれた。翌日は5時半起床で6時入山。7時過ぎには針ノ木雪渓に降りた。既に同じように雪上訓練を行っているパーティーが幾つかあり、標高1780m付近の緩やかな斜面を活動拠点とした。

 ツボ足歩行からアイゼン歩行、ピッケルの使用法について一通り学んだ後、滑落停止訓練を行った。訓練場所の傾斜が緩く滑らなかったために、滑落者の足をロープで引く、助走を付けるなどして、人工的に滑落を発生させた。アイゼン無しで行った後アイゼン有りで行った。その後はスタカット練習。手順が多く複雑に感じたので、シーズン前に再度練習して習得したい。最後はスノーボラードを制作して、雪渓上で足りない分の運動をした後、下山した。

2023年5月21日日曜日

20230521_登攀訓練(日和田山)

 メンバー:降矢(4),沼田(2),尾高(2),孫(1),ヤン(1),藤澤(1),福地(1),河本(1)


天気:晴れ

記録:河本


5/21

7:30頃高麗駅集合、日和田山女岩に出発

8:00頃日和田山女岩到着、支点確保、懸垂下降、登り返し、滑車を用いた持ち上げ、トップロープのクライミングを行う

15:00頃日和田山女岩出発

15:30頃高麗駅で解散


7:30頃西武秩父線高麗駅に集合し、入山を開始した。20分ほど歩いて女岩に到着。これから初めて登る岩を目の前にして不安と高揚感を覚える。岩の上に安全確保用のロープを設置していただき、バックアップ付き懸垂下降の練習を行った。その後登り返しの練習を行い、次にトップロープのクライミングをした。私はこの日は南面を登り切ることができず、クライミングの難しさをおもいしった。最後に滑車を用いてロープにつないだ人を持ち上げる訓練を行い、下山した。途中から岩場が混雑してきたのでやりづらくなってしまったことは来年以降注意したい。


2023年5月3日水曜日

20230503_室堂・立山BCスキー

メンバー:(L,OB)、降矢(記録、4) 、沼田(2)

5/3天気:快晴
10:45
室堂
12:00
室堂山展望台
13:40
浄土山(14:00)
14:20
室堂(14:55)
15:50
雷鳥沢キャンプ場
 5/2の夜に扇沢まで車で入り、5/3にアルペンルートで室堂まで。毎度のこととなりつつあるが、車を出してくださった沼田さんに感謝。
 室堂山の北東斜面、浄土山の東斜面を滑走した。私は体が重く、ハイクアップの際に二人に大きく遅れてしまった。斜面は快適で、多くのスキーヤー・スノーボーダーで賑わっていた。雷鳥沢キャンプ場にも人がたくさんいた。
5/4
天気:快晴
07:00
雷鳥沢キャンプ場
09:10
剣御前宿舎
10:05
別山南峰(10:35)
11:00
剣沢出合(11:20)
13:30
剣澤小屋(13:55)
14:50
剣御前宿舎(15:20)
16:00
雷鳥沢キャンプ場
(
山崎カールを途中まで登り滑走した)
18:20
雷鳥沢キャンプ場
 この日はばてたりせずに行動できた。剣御前までの登りは意外とシールが効いた。人のトレースでぼこぼこしているところは避けた方が良い。別山から滑った。上部は快適そのものであった。標高が下がるにつれデブリや穴がでてきた。一度調子に乗ってスピードを出していたら穴に落ちかけた。全力でジャンプした。BCの時は毎度感じることであるが、スキーはやはり移動が速い。というわけで真砂沢ロッジが埋まっているであろうあたりまであっというまに滑走した。登り返しである。来る夏合宿に思いを馳せながら歩いた。途中で雪を拾って食べて喉を潤した。音楽をかけながら歩くことに思い当たったのでスマホから音楽を垂れ流した。かなり気が紛れた。しんどいなぁと思っていたら剣御前宿舎についていた。夏合宿の時は室堂から一度雷鳥沢まで下りてまた剣御前まで上がることに対して怒りすら覚えたが、今回は別に良かった。雷鳥沢まで滑り降りるだけ良いのだ。

雷鳥沢キャンプ場についてからまた山崎カールを滑ろうということで歩きだした。ちょっとしんどかったが、夕暮れの中適度に緩んだ雪を滑るのはとても気持ちが良かった。スピード出したら一度転んだ。

5/5天気:快晴
07:50
雷鳥沢キャンプ場
09:55
一の越山荘
(
雄山谷方面にちょっと滑って登り返した)
11:15
一の越山荘 発
12:25
雄山(13:00)
15:25
黒部平駅
 荷物を全て背負って歩いた。重かった。なぜ二泊三日でこんな大荷物になってしまうのか不思議であった。ガッシャ―の容量が大きいせいで何も考える必要がないからというのが答えの一つだと思う。その必要性について深く考えられることなく様々なものが放り込まれることになるのだ。
 そんなこんなで一の越まで来た。いい感じの斜面が見えたのでちょっと滑ることにした。滑るのはあっという間なのでどんどん滑降したくなるが、登り返すことを考えて我慢した。
ザックにスキーを括り雄山を登った。周りの人々の中には大荷物に対し驚いてくれる人がいた。辛いですねなどと話しながら歩いた。しかし本当に辛かったのは荷物の重量というよりはスキー靴に起因する足元の不安定さだった。岩が露出しており、ところどころ雪があったりした。また板が風で煽られていた。足元に意識を集中させていると雄山に着いた。祠みたいのがあった。
 雄山の山頂直下が最も急な部分で、上から見ると正直かなりの恐怖を覚えた。縄さんが最初に滑って行った。私が続いた。怖かったし太ももが限界だったので急な部分は横滑りで抜けた。斜度が緩くなってからは普通に滑った。沼田さんが滑ってくるのを見た。途中でこけて止まらなくなっていた。雪と一緒に流れに身を任せゆっくりと滑り降りていた。何となく予想されていたことではあるが雪がぐずぐずになっていて滑るのが大変であった。私以外の二人はかなり苦労していた。私は意外と何とかなった。多分大きな板を使っているからだろう。この日の核心はトラバースで尾根を乗り越えるところであった。長い時間トラバースをしているとわき腹が痛くなる。しかも今回はちょっとした登り返しまであった。辛かった。
ロープウェーのワイヤーが見えあぁ終わりだなとか思っていたらスマホが爆音を上げた。びっくりした。大き目の地震があったそうだ。私はわかりませんでした。だんだん斜度が緩くなってきてスキーが滑らなくなってきたあたりで駅に着いた。充実感のある山行であった。