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2025年2月19日水曜日

20250219-22_奥秩父主脈縦走

 20250219-22_奥秩父主脈縦走

メンバー:河本(2、L)、落合(1)

鹿島槍天狗尾根を控えていて、家にいてもソワソワするだけなので奥秩父主脈縦走に行ってきました。従ってるんるん散歩気分で行ったのですが、ちょっと頑張っちゃいました。


2/19(1日目)

記録:落合

天気:晴れ(午後からちらほら雪)

0830 鴨沢

1050 七ツ石小屋

1250 雲取山

1545 幕営地(三ツ山の奥1960m地点)


奥多摩駅で河本さんと落ち合って鴨沢までバスで行きそこから入山する。歩き出して数分で運動靴を持ってこなかったことを後悔する。靴ずれが痛い。痛いし、それを和らげようとして変な歩き方をして疲れるしでペースが上がらない。私の忍耐力では1時間が限界だったのでそのくらいで河本さんに止まってもらって処置をする。寒い中すみませんでした。その後も靴ずれは悪化の一途を辿りペースが上がらない。結局、この山行で私が得たものといえば専ら靴ずれと戦う力だろう。尤も、得るべきものは靴擦れしない力なのだが。雪のない所に冬靴で行ってはいけなかった。微妙な時期の平日にもかかわらず雲取山の近くに来るとちょこちょこ人がいる。雪もほとんどなく、ピッケルにシャベル、ヘルメットなんかを外付けしているのは我々だけなので場違い感が半端なかった。雲取山から少し雪が出てくる。雲取山からの下りはアイスバーンとなっていたのでアイゼンを装着したが直ぐに雪はなくなり無用となったので脱いだ。だが、時々アイスバーンが出てきてはヒヤヒヤした。鹿が多い。鹿さんは容赦なく道に落とし物をするのでアイスバーンよりも神経を使った。中々幕営適地がなかったが、日が山の影に隠れたあたりで最適地が現れたので少し早いが今日はここまでとした。



2/20(2日目)

記録:落合

天気:晴れ

0620  出発

0915  将監峠

1520  古礼山

1555  水晶山

1625  幕営地(水晶山と雁坂峠の間1990m地点)


将監峠まではずっとトラバース時々アイスバーン。段々雪が多くなる。本当にずっと変わり映えのないトラバースなので飽きてきたあたりで将監峠に着いた。将監峠からは左手に富士山を望みながら笹原の中を歩けて気持ちがいい。唐松尾山の登りで落合が緩んでいると思って踏んだ雪がアイスバーンでそのまま5mくらい滑落したが笹を掴んだら止まった。重い荷物を持って登り返すのがラッセルより面倒くさかった。ラッセル頑張ったら笠取山に行きたくなくなったので巻いてしまった。弱い。雁峠に着いたら雲取山17kmの看板があったがそんなに歩いた気はしなかった。古礼山は夏に沢登りで来た時はガスに巻かれていたが、今回は絶景が広がっていてとても良かった。ここでワカンを履いたが、絶対にもっと早く履くべきだった。水晶山は開けていて快適なテント場になりそうだったがよく研ぎ澄ませてみると風がある。少し下ったら無風の場所があるような気がしたので雁坂峠に向かって適地を探すことにしたら結構良い場所があったのでそこに張ったが雪がゴミだらけだったのが残念。


2/21(3日目)
記録:河本
天気:晴れ
幕営地6:30
雁坂嶺7:30
甲武信ヶ岳13:00
国師のタル16:00

この日の朝は予報によると甲武信ヶ岳で-22度になることになっており、幕営地でも-20度近くあったと思われ、甚だ寒かった。ワカンを履いて幕営地を出るとすぐに立ち枯れた木が並ぶエリアに入る。木々の隙間から見える富士山と雪を纏った奥秩父の山の景色がとても綺麗だった。それからしばらく下ると甲府盆地と秩父を結ぶ秩父往還の最高地点である雁坂峠に着く。雁坂トンネルのない昔は絹の輸送に使われ、なんとこの峠を越える登山道が国道に指定されていたのだから驚きである。この道はそこそこ険しく、冬は12本爪アイゼンがないと難しいのではないだろうか。峠からは登り基調になり、雁坂嶺、破風山などのピークをいくつか越えていく。稜線上は低木が多く、私はストックのキャップを引っかけて紛失してしまった。破風山からは花崗岩の混じった急坂を軽快に下っていくと煙突が印象的な破風山避難小屋に着く。中に入ってみると薪ストーブと薪が置かれており、小屋も広くいつか泊まりに来たい思った。そこからさらに甲武信ヶ岳に向けて登っていき、最中雪のラッセルに苦しんでいたところ木賊山を巻くところからトレースがあり、ありがたく使わせてもらった。甲武信ヶ岳の山頂は南アルプスや八ヶ岳、北アルプスっぽいものまで見えた。甲武信ヶ岳から下り、毛木平への分岐を過ぎても古いトレースが残っており、順調に歩き進めることができ、国師のタルに広い適地があったのでそこにて幕営することにした。5日間の予定だったが、この調子だと明日下山できそうで気分が高揚した。この日は手汗がひどく途中からゴム手袋を使ったVB法を試したのだが、かなり良かった。


2/22(4日目)
記録:河本
天気:曇り時々雪
幕営地5:00
国師ヶ岳7:30
大弛峠8:00
金峰山11:00
瑞牆山荘13:40
増富温泉郷バス停15:20

この日の朝も非常に寒くあまり寝られなかった。この山行中、寒波が来ておりずっと冬型の気圧配置が続いており、概ね天気は良いものの寒かった。国師のタルからは国師ヶ岳までの登りは風の影響かトレースが薄く、膝下くらいの微妙なラッセルが続き、連日の長時間行動もあってかかなり疲れた。国師ヶ岳を過ぎたくらいから霧が出始め、時々雪がパラついた。大弛峠までの下りは木道の階段に雪が積もって歩きづらい。大弛峠からはアップダウンが続くがここが一番トレースが薄く、朝日岳への登りがかなりしんどい。鉄山を越えると樹林帯を抜けしばらく進むと金峰山に到着した。雲取山からここまで雪の中つなげられ、また今日の最終バスに間に合いそうなのもあって嬉しい。金峰山からははっきりしたトレースがあるので、ワカンからアイゼンに履き替え、時々アイスバーンに難儀しながもペースは順調に瑞牆山荘に降り、長い車道歩きを経て増富温泉郷に下山した。17時の最終バスで韮崎駅に行き、普通列車で帰京した。

2021年9月12日日曜日

20210912_奥多摩・雨降川長久保沢

 20210912_奥多摩・雨降川長久保沢

記録:小久保

メンバー:L箱守(OB)、小久保(4年)

天候:くもり

遡行グレード:2級下

参考:宗像兵一2010『東京起点沢登りルート120』山と渓谷社

8:15雲風呂から少し行ったところの入渓点-10:34雨乞滝-13:56ノボリ尾根に出る-15:20下山

(遡行時間5時間40分)

 卒業論文の調査に行くはずがコロナで延期になって暇になったのでOBにお声がけしたところ、箱守さんが一緒に行ってくださった(やさしい)。行先は日帰りで行ける登攀沢ということでいろいろ迷って雨降川長久保沢に決定。下部は「行先ここにしちゃったのやばかったかな・・・」となるくらいイマイチだが、上部は登りごたえのある滝がたくさんあって楽しい沢だった。滝を登るトレーニングにかなりよい。

 入渓点は雲風呂バス停から。雲風呂はバスの本数がめっちゃ少ないので遅刻できなくてヒヤヒヤした。ここから雨降バス停方向に少し歩くとすぐに入渓点が出てくる。出合は涸れているという情報があったが、今日はふつうに水があった。朝、雨が降ったからかな?箱守さんはフェルト、私はラバーで遡行。



入渓後しばらくは歩きが続く。右岸側に常に作業道が見えるのでちょっとテンション下がり気味。堰堤を超すのも少々面倒くさい(たしか5つ?ある)。最後の人工物のあたりまでは作業道で巻いてショートカットしてもいいんじゃないかと思う。(作業道は勝手に使っていいのかはわからないです)







これが最後の人工物で、堰堤上は水が汚い。ここから入渓してもよいと個人的には思う。

 さて、人工物の話はここまでにしておこう。入渓後しばらくは何もないが、堰堤を越えるの不動滝2段が出現!下段は右から登り上段は右から巻き気味に突破。下段にはロープがあるがそこは悪そうだったので少し左を登ったが落ち葉がすべる。



その後は小さい滝がたくさん出てくる。大体登れるので楽しい。


倒木を使って登りました。


2時間ちょっと遡行すると・・・出ました、雨乞滝!!!いかつい!!!休憩しながら、水流沿いは厳しそうなので左から巻き気味に登ることにした。まず左から木があるところまでフリーで右上。その木からロープを出した。

1P :小久保リード。岩がもろくて緊張感がある。右上→左上→右上とクネクネ登ったのでロープが少し重たくなった。カムはキャメロットの#0.3を使った。残りは木で中間支点が取れる。

2P:箱守さんがリード。落ち葉の上を右上する。けっこう滑った。そこから少しクライムダウンすると滝の落ち口に出られる。


 続く5m,10mは左岸からまとめて巻き、しばらく歩くとワサビ田跡ゾーンに突入する。ワサビがどう生えるかってそういえば知らないなあ。だいたい学生はチューブかビニールに入ったサワビしか目にすることはないですからねえ。ワサビ田の先もいろいろ登れる滝が連続していて楽しい。ラバーで来てよかったと思う。








 水が枯れてきたら右岸側に移動しながら上へ上へとひたすら登る。4か月ぶりにまともなツメをしたのでふくらはぎがパンパンになった。鍛えなおそう・・・適当にノボリ尾根に出たら、榧ノ木山をチラ見した後、倉戸山・熱海方面へ下山した。ずっと赤いヘリが上にいて、何か探しているようだった。「もしかして行方不明者でもいるのかな?」など言いながらよく整備された非常に歩きやすい道を下っていく。ツメが終わってから1時間半ほどで倉戸口バス停まで降りられた。

2021年8月28日土曜日

20210828_水根沢

 

20210828_水根沢

メンバー:小久保(4L) 、福田(4)、降矢(2、記録)

天気:晴れ

0755:水根バス停

0825:遡行開始

1010:遡行終了

1130:水根バス停

 

朝家を出た時は曇っていたが、遡行を開始するころには快晴となっていて気温も高く沢登り日和であった。

入渓点の手前に休憩所として利用できる建物があった。






小久保さんは上下ウェットスーツを着ていた。大変暑そうで着替えた直後には汗びちゃびちゃになっていた。福田さんは何か沢用の服を着ていた。私は普通の登山用長ズボンと長袖シャツであった。遡行中は小久保さんは快適そうで、私も寒くはなかったが福田さんは途中寒そうにしていることがあった。メガネをかけて行こうと思ったが初めの滝で外れかけたので外した。



途中足がつかなくなる箇所がいくつかあり、数メートルではあるが泳ぐ必要があった。少し怖かったが飛び込んでしまえばなんてことはなかった。泳ぎだすときになるべく底を強く蹴って泳ぐ距離を短くすると楽であった。楽しかったので足がつく部分でも泳いだ。プラティパスのボトルを膨らませてザックに入れて浮きの代わりにしてみたが、効果があったのかはよくわからない。突破に若干てこずる滝もあった。半円の滝で水流をまたいで登るのは初めての経験であったが、思い切って足を突っ張ると意外と滑らずに登れた。降りてくる途中で会った方の話によるとここは四つん這いになって水流に耐えて登るものらしい。

2時間もかからず遡行は終了した。短いがとても面白い沢であった。アプローチも楽でツメもなく、ただただ楽しいという感じだった。

帰りに御岳によってボルダーに触るなどした。福田さんが玄関岩のトラバース(3)を登っていた。ドボンは見られなかった。

残念ながら無事に完登していた

2021年8月22日日曜日

20210822_水根沢

 2021/8/22 水根沢

メンバー:福田(L、記録、4)、木口(部外)

天候:晴れ

9:15 水根バス停 9:25 - 入渓点 9:50 - 11:20 半円の滝先 - 11:30 林道 - 12:00 入渓点 

 

2年ぶりの沢登りだというパートナーと水根沢へ。水根沢は3回目だという。いい天気で気温も高く絶好の沢日和。

行程が短いので朝ゆっくり集合し、10時前に入渓した。前日まで降り続いた雨により増水気味だった。最初の滝は流心近くをマントルした。リーチを使って抜けたことを指摘されたが、登れればなんでもいいのだ。その先の滝で先行パーティに先を譲ってもらう。


ゴルジュにも先行パーティがいて、追い抜くに追い抜けずしばらく順番待ちをした。順番待ち中に飛び込みをしている元気な人もいたが、僕は寒かったのでやらなかった。先行パーティは巻き気味に登っていたが、水線通しが楽で早い。ゴルジュの抜け口で先を譲ってもらった。

その先も水線通しで全て滝を登った。4mトイ状は増水していて日和ったので先に行ってもらった。普通に登っていた。さすが。


待ちがあったものの1時間30分で遡行終了。早い。林道に上がり、30分ほど歩いて入渓点へ。時間があったので荷物を乾かしてから帰った。

2021年8月1日日曜日

20210801_越沢バットレス

 2021/8/1 越沢バットレス

 

天候:晴れ

メンバー:小久保、福田、岡本(記録)、土田(記録)

 

福田土田パーティ記録

 

右ルート

11:00 取り付き

12:10 終了点

12:30 懸垂下降終了

 

左ルート(第二スラブルートの予定だったが間違えて左ルートに)

13:00 取り付き

15:30 終了点

16:00懸垂下降終了

 

 

 730分過ぎに鳩ノ巣駅に集合した。意気揚々と出発して林道を1時間弱登ったがどうやら越沢とは真逆の方向を登っていることが判明して引き返す。駅まで引き返し正しい方向へ歩く。しばらく登って林道から外れて踏み跡を下るがこれも正しくないことがわかり登り返す。登り返して先程の林道へ復帰してキャンプ場の入り口を見つけここが正しい道とわかる。バットレスへの標識を辿って歩くと途中で沢を渡る箇所が出てきたがこれが苔の生えた丸太を渡る箇所で結構怖かった。しばらく沢沿いを登るとバットレスが目の前に現れた。ここまで2時間以上灼熱の中を歩き続けた。アプローチの下調べが不十分であったことは反省だ。



アプローチの丸太橋
アプローチの丸太橋


 

 ここからは福田土田と小久保岡本に分かれて登攀することになった。福田土田パーティはまず右ルートを登攀することになった。1p目は土田がリードでつるべで登ることにした。右ルートの本来の1p目は右から回り込んで天狗の肩へ至るルートだが右に回り込まずに直上するルートをとった。天狗の肩直前が傾斜の強い箇所になっていたが持ち手は十分あり中間支点も十分に取れるのでそこまで怖くはなかった。

 

 2p目は凹角から左のカンテに上がるラインであった。ところどころに新しいボルトが打ってあった。途中のテラスでピッチを切っていた。

 

 3p目は滑り台と呼ばれる細かいスラブであった。確かにホールドはやや細かかったがチョークが残っていてここを持つのだなということが一目でわかるようになっていた。またハーケンやボルトがかなり打ってあってそこまで怖くはなかった。このピッチでこのルートは終了で終了点のボルトの右側に懸垂用の支点がある。トポでは2回の懸垂で取り付きまで降りると記されているが60mのロープであれば一回で下まで降りることができた。ただ50mのロープだとそれは厳しそうであった。


右ルートの終了天付近


 しばらく休憩して第二スラブルートを登ることにする。1p目は福田がリードでつるべで登ることにする。私はフォローで登ったが一箇所変なところに行ってしまってクライムダウンをして登った。

 

 2pは私がリードした。第二スラブルートは1p目の終了点から少し左に登って途中から右へ方向転換して大きなスラブに移るというルート取りであったが左に登りすぎてしまって左ルートのコーナークラックの方へ行ってしまった。傾斜が強く腕が疲れてしまいセルフを取ってしばらく休憩したのちテラスにたどり着いた。トポでは左ルートは2p目で終了であったがそこから先程の懸垂支点に歩いて移動できるところまで登ることになった。これより上は無名のルートで要所要所にボロいハーケンがある程度で浮石がかなり多いルートであった。無事上に抜けることができて先程の懸垂支点から懸垂した。

 

 帰りは沢の上流の方に抜ける道を辿った。途中で沢にかかった丸太があったがそれに乗って渡るのは怖かったので下に降りて歩いて沢を渡った。しばらく登るともう一度沢を渡る吊り橋を経て閉鎖されたキャンプ場に至る。そこから踏み跡をたどると見晴らし台がある林道に出る。あとはその林道を歩けば駅付近の集落に出る。


これを渡る勇気はなかった


 越沢バットレスは登り甲斐のあるルートが多く訪れる価値は大いにあるように感じられたがこの時期は午後に直射日光にさらされることに加え、沢が近くにあるので湿度が高くとても快適とは言い難い環境であった。




小久保岡本パーティ記録


7:31  鳩の巣駅

10:50 とりつき

11:34 1Pおわり

12:00 2Pおわり

13:26 3Pおわり

13:46 懸垂開始

14:15 下の東屋

 

 夏合宿前の登攀訓練のため、越沢バットレスへ。ところが、鳩の巣駅から線路を渡って真逆の方向に向かってしまい、アプローチで2時間ほど無駄に消費してしまった。アプローチでは丸太橋で渡河するポイント等もありつつ、東屋に到着。そこから小久保、岡本パーティーで第2スラブの登攀を開始した。本来の目的として、岡本のリードの練習があったが、岡本が久々の登攀のため不安もあり、小久保がリードで1Pを登った。しかし、岡本がフォローでも登ることができず、ロープに体重を預けることになったが、その際濡れた岩に足が滑り、大きく振られてしまった。そこから体勢を立て直して1Pが終了。30分で終わらせることが目標だったが、予定より時間がかかってしまった。また、2P以降も小久保がリードすることにした。2Pは特に問題なく終了。ただ、フォローだったため気づきにくかったが、途中で分岐があり、注意しないとルーファイを間違えやすいようだった。次に3Pだが、ここで声が届かないという問題が発生した。お互いが声を発していることはわかるものの、内容が聞こえず、意思疎通が取れなかった。結局、小久保がセルフビレーを一度外して少し戻り、会話ができてから登ることとなりかなり時間を要した。さらに、岡本がここでも登りきれずに時間がかかった。トップアウトし、懸垂下降に入った。ここは岡本が先に降りた。60mダブルなら一度で降り切れるとのことだったが、ロープがギリギリ足りないと判断し、結局登り返して支点にセルフビレーを取った。後に聞いたところ、やはり一度で行けたとのことだったので、無駄な動きをしてしまった。さらに、この時も声がはっきり聞こえなかった上、ロープの滑りも悪く、意思疎通を取るのに時間がかかった。結局、岡本がかなり体力を消耗してしまった上、残り時間も少なく、もう1ルート登るのは困難だと判断し、ここで登攀を終了した。力不足ゆえ目的を全く果たせず、非常に歯痒い結果となった。


1p目


2020年9月16日水曜日

20200916_軍刀利沢

 20200916 軍刀利沢

人文学科考古学専修3

林竜也

メンバー:近江(リーダー、4年)、箱守(4年)、新垣(3年)、林(3年)

天気:くもり

 

8:00南郷

8:45入渓点

9:15入渓

11:40三国峠

13:00下山

 

新垣以外のメンバーは本年度はじめての沢であったので、やさしい沢に行くことにした。軍刀利沢は短いながらも小さいゴルジュ・滝・ナメが揃った楽しい沢である。午後から天気が崩れる予報だったので、急ぎ目で登った。

 

 アプローチは武蔵五日市から数馬行バスに乗車し、南郷下車。そこからしばらく車道を歩くと右手にオレンジ色のテープが見える。


入渓点

 

ここで沢装備に着替えたのだが、新垣はスマホを防水せずポケットに入れていた。前回はこれでいけたらしい。一緒に山に登るようになって2年半が経つが、この男の考えていることは全く分からない。箱守さんは海パンだった。きわめてチャラいのでよく似合っていたが、もう少しぴっちりしたものの方が歩きやすいのではないかと思った。

 

入渓してからしばらくは下の写真のような小さい滝をいくつか登る。一同テンションが上がる。ゆく河の流れが絶えない中をザブザブ行くのにテンションが上がっていた私であったが、どうやら他の面で興奮している人もいたようで、箱守さんは気になる岩石を見つけてはひとつひとつ解説してくださった。今度、箱守さんと山に登る人は地球科学の入門書でも読んでから行った方がよい。



 

 下の写真はクライマックスの15m滝で記念撮影したもの。ここは右のルンゼから巻いた。トラバースのところはロープが残置されている。沢に何度か行ったことがある程度のメンバーだったが、今回はロープの必要性は感じなかった。


寒さを全く感じさせない新垣と滝に震える林

トラバースではロープあり


 

 そのあとは小さい滝やナメなどいろいろあって楽しい。ナメの写真を撮るのを忘れていたが、それだけ夢中だったということにしておこう。






 

 最後の10m滝は落ち口が難しい。新垣は登っていたが、他のメンバーは左に巻いた。ミスったら下まで落ちてしまうので、素直に巻けばよいと思ったが、ただの登れる人への嫉妬であり、見苦しい自分に気付く。



 

 遡行は2時間ほどで終了し、ダラダラと休憩したのちにツメである。かなり短い上にヤブがないのはありがたいが、かなり緩んだ泥の上を上がらなければならないため、ズルズルドロドロヌメヌメであった。帰りは石楯尾神社へ下りたのだが、バスの待ち時間が長いということで上野原駅まで歩いた。これが一番しんどかった。

三国峠にて


ネガティヴな終わり方にならないように軍刀利沢の良さを再度確認しておこう。軍刀利沢は沢の楽しさがコンパクトにまとまった良渓であり、その年の沢始めや初心者の訓練に最適な沢である。

2019年6月8日土曜日

20190608 川苔谷逆川遡行


20190608 川苔谷逆川遡行

メンバー:2)林(リーダー、記録)、福田
天候:曇り

行動概要
7:40 川苔橋発
8:05 カーブミラー(沢装備装着)
8:35 入渓
13:15 遡行終了。登山道に出る。
13:35 川苔山山頂
15:35 鳩ノ巣駅

 全国的に天気が荒れた週末であったが、ギリギリ天気が持ちそうな日を狙って沢へ。できるだけ早く出て、雨が降り出す前に下山or撤退することを目指した。前日の雨で増水し、どうせすぐ撤退して御岳で遊ぶことになるだろうと思っていたが、意外にも天気が持ってくれた。以下詳細。

 川苔橋バス停から川苔谷本谷を眺めながら30分程歩くと入渓点を示すカーブミラーに到着。踏み跡はかなり明瞭。沢装備を身に付けて下降。水量は多かった。

 最初の7mは右から登った。次の大釜は福田へつり、林は泳ぎで突破。左は取り付けなかったので右から登る。ここからしばらくは楽しく歩く。寒さを忘れしめるようであった。
 大岩、大ダワ沢分岐を通り過ぎると310m。その奥は突っ張って進む。登った後しばし休憩をとった。





続く10m滝は右を登る。カバが多くので容易。残置スリング・ハーケン有。終了点には適した支点が無かったのでハーケンを2枚打ったが、一枚は効きがイマイチだったので反省した。さらに林は半年ぶりにリードをしたため、支点構築が遅かった。


これを過ぎるとウスバ林道が見える。ここから下山するか迷ったが、天気が持ちそうだったので25m大滝まで進むこととした。
大滝までは倒木が多くて進みづらい、その上蜘蛛の巣が各所に張り巡らされ、不快。二股は容易に分かるので迷う心配はない。


 多段を越えると25m大滝が姿を現す。上部にあるため、水量は少ない。ちょっとシラけてしまった。右側から登った。途中残置ハーケン有。余裕があれば小さいカムがあると便利だと思った。大滝から少し上に行ったところの立派な木を支点にした。


ここから川苔山へ尾根上を詰める。山頂の少し西側の登山道に出られた。20分ほどで山頂へ到着し、記念撮影。



 沢装備を片付けて鳩ノ巣へ下山。雨に降られずに済んだが、駅で奥多摩町に雷注意報が出ていたことが判明。何事もなくて本当に運が良かった。入渓前に再度確認すべきだったと反省した。

2018年5月25日金曜日

2018.05.25 越沢・広沢

日程:525
天気:晴れ
メンバー:岸本L、三浦
記録:岸本
行動
鳩ノ巣駅~入渓点~越沢バットレス上部~鳩ノ巣駅




今山行は岸本がアブミの練習を行うためにたてられた。


入渓点はアルペンルートへの粗橋を渡り、2分ほど進んだところ。岩の裏に回り込むとF1がある。先日の雨で全体的に水が多い。
広沢入渓地点



F2で試しにアブミを使う。ここは足を入れるまでもなくアブミを掴む程度。途中のハーケンは先端1/3ほどしか入っておらず、念のため滝の中のクラックにカムを入れてランナーセットした。

F3はかなり低い滝(3m)、ほとんどフリーで滝の右から越える

F4(仙人の滝、6m)からは、がっつりとアブミを使用する。右岸にあるボルトにアブミをかけながらへつった後、水流に沿って上がる。上部にホールドが少なくリングボルト間の距離が遠いので最後の抜け口は最上段に乗り込む必要がある。
F4 仙人の滝

F5(羽衣の滝、10m)はスッとしたきれいなスラブ状。水流右のボルトにアブミをかけ換えながら登る。3番目のボルトがかなりボロボロで慎重に体重をかける。上部右にかなり立派な立木があり、それを頼りに抜けていく。

沢はこれで終わりといった様相になっていくが、奥にもう一つF6(行者の滝、15m)がある。下部は垂壁、上部はスラブとなっている。ボルトの間隔はかなり絶妙な位置にあり、一筋縄ではいかない。上部スラブに入ると支点はハーケンメインで、信用できないもの多数、不安な場合は新しく打つ必要がある。ホールドも少なく体上げにフックを使ってみたりも。練習にはもってこいの滝
F6 行者の滝

人が入らないからか、どのリングボルトもロシアンルーレットの感があった。
さらに言うとリングボルトのうちいくつかは、軽くさび付いて壁からなかなか離れないためカラビナを通すのに苦労するものもある。
またビレイ支点は全て立木を使用使用した。苔むしたお助け紐も多くあったが、どれも簡単にちぎれそうだった。

その後は越沢バットレスを懸垂下降して鳩ノ巣駅へ。駅の近くで釜飯食べれます。
1500円

沢登りとも呼べない山行になるかと思いきや増水のおかげでシャワーを思いっきり楽しめた。今季の沢始めとしても申し分ない充実の一本。
ただやはり奥多摩なので釜の水は栄養満点だ。飲み水は事前に用意していくべきだろう。