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2026年4月29日水曜日

20260429_丹沢 四町四反の沢

 20260429_四町四反の沢

メンバー:沼田(OB)、落合(3、L)、井上(2、記録)

0720 塩水橋
0830 キュウハ沢入渓
0910 四町四反の沢二俣
1310 稜線
1515 塩水橋

一年前に、キュウハ沢に行った時と同じく、沼田さんの車で塩水橋にアクセスした。そこからは、見知ったキュウハ沢のゴルジュを突破し、後から出てきた石堤を登って四町四反の沢に入渓した。ゴルジュは、去年行った時より水が少なく、より楽に突破できた。(去年は、浅い釜に飛び込んだりしたはず)その後、井上の滝登攀における、はじめてのまともなリードを、10 mのクラック滝で行った。クラックにカムが上手く効いたり、残置ハーケンがあったりで、わりと安心しながら登ることができた。ただ、上部での支点構築では、焦りから、ほとんどかかっていないスリングと、もろい岩に極めたカムで、軟弱な終了点をつくってしまった。あとから登ってきた沼田さんに、遠くのカムにインクノットを作り、支点から遠い場所でビレイする方法などを教わったので、これから実践していきたい。

次にロープをだしたのは、12 mの大滝だ。ホールドも乏しく、もろそうだったので、私と落合さんはリードするのをためらっていたが(滝登攀での負けが込んでいたので、気持ちが弱かった)、久しぶりの沢登でやる気100 %の沼田さんが、リードに挑戦してくれた。しかし、いざのぼってみると、中段の凹んだ場所までは、行くことができたのだが、その後、トラバースしようにも、すべてのホールドがもろく、体重をかけることができなかったので、諦めて撤退した。ちなみにこの写真を撮ったあと、画面中央の沼田さんの左にある大きな岩がはがれて落ちてきた。


この後は、順調に沢をつめ、適当な尾根から稜線に出た後、寿尾根から下山した。下山後によった、オギノパンは相変わらず美味しかったが、降雨のせいか、揚げパンの屋外販売が停止していたので、今度行くときは、また外で超アツアツの揚げパンを食べたいと思った。

2026年4月22日水曜日

20260422_丹沢 女郎小屋沢

 20260422_女郎小屋沢

メンバー:L落合(3記録)、井上(2)

0820 玄倉

0950 入渓

1510 女郎小屋乗越

1550 小川谷廊下終了点

1830 玄倉


はい!また沢


写真はありません。撮ってはいました。女郎小屋乗越に着いた時に携帯をジップロックから出したのですが、この時すでに東沢下降をすることが頭から抜けていました。生身の携帯をレインの胸ポケットに入れたまま、井上と張り切ってウォータースライダーして滝壺に落ちていたのでしたとさ。


 入渓後、すぐに15m滝。ん?2条、、トポとか見ると3条なんだけど、崩落か何かで流れが変わったみたい。そして苔と水垢に埋め尽くされててトゥルントゥルン。

 スリップしながらも10mくらいまでは登れた。ラバーの落合はギブアップ。この前の広沢でリングボルト吹っ飛ばして以来、中間支点を信用できなくなり、A0する気も起こらず、完全にトラウマになってしまっている。ということで井上に交代したが、井上のフェルトでも駄目だった。1時間浪費した挙句左から小さく巻いてからロワーダウンで残置回収。1.5時間の浪費。ロワーダウンした井上曰く、ヌメヌメすぎて登れませんとのことでした。これには同意です。人間のフリクションをはるかに超えているように感じました。

 この時点で今日は負け戦。あとは、敗戦処理ムード。登攀力のなさを突きつけられると人権がないような気がして悲しい。この思想どこで貰ってきたんだ、決してよろしくはない。果たして春が終わったらヌメヌメも減るんですか?


 しばらく行くと野猿棚。野猿棚はうんちの臭いが厳しい。ここで井上がロープにうんちが付いている説を提唱したため、お互い不快な気持ちに。ただ、後でロープの臭いを嗅いでも土の匂いしかしなかった。憶測でものを言ってはいけないことを、先輩権限を使って強く注意した。

 野猿棚4段?45 m は全滝直登。3ピッチで越える。上から2段目をフォローの井上が登っている途中、テンションがかかったと思ったら、もっていた岩が剥がれてフォールしたらしい。怖え〜、リードの時じゃなくてよかった。最後は右ルンゼから透かしている人が多いが左壁を直登できて嬉しい。まあ、濡れてヌメヌメだったら登れませんでしたけど。


あとは、狭いV字ゴルジュ内を落ち葉ラッセル。濡れた落ち葉には結合力があって、時々雪崩みたいな落ち方をするのが面白い。


女郎小屋乗越からは東沢を下降して小川谷廊下終了点から踏み跡に合流。


2026年4月13日月曜日

20260413_奥多摩 越沢広沢

  20260413_越沢広沢

メンバー:L落合(3)、井上(2 ,記録)

0815 鳩ノ巣駅
0930 入渓
1515 脱渓
1610 鳩ノ巣駅

落合さんと井上は、暇人なので、平日ではありながら、越沢バットレスにぬけるという越沢広沢に行ってきた。これからも、この二人の沢記録がバンバンあがることなると思うが、気になった記録だけでも、見ていただけると助かる。朝、鳩ノ巣駅を出発すると、越沢バットレスに行くときの道をたどり、途中でアルペンルートに移行した。アルペンルートを少しいったところで、沢に降りると、そこはF4手前とかなり終盤の方にきてしまったので、尾根にもどった。アルペンルートを適当に進むと、少し行き過ぎたみたいだったが、沢に降りた後、少し歩くと広沢の分岐についた。
←F1
F1 , F2 , F3は低い滝だったので、簡単に越えることができた。途中、へつりメインのコケでツルツルな滝があった。僕は、フェルトをなんとか効かせて突破した。落合さんは2回挑戦していたが、2回ともドボンして、その後泣く泣く滝を捲いていた。どんまいです。そんなこんなで、広沢は、滝間の距離が短いこともあって、わりとすぐに間違って降りてきてしまったF4手前に着いた。
F4は、左壁をアブミを使ったA1で突破し、目の前の滝を簡単なアブミの掛け替えで乗り越えた。アブミを使った滝の登攀は今回が初めてだったのだが、湯河原で練習したこともあり、わりと上手く使えたと思う。とはいえ、巻き込みをしてアブミに立ちこむのが下手なので、これからも精進したい。
F5もトポ上では、簡単なアブミの掛け替えで突破が可能と書いてあるのだが、私は2つ目のボルトにアブミをかけて立ちこんでも、次の支点が見つからなかったため、落合さんに代わってもらった。代わった落合さんが2分くらい、次のボルトを捜していると、立ちこんでいたリングボルトが吹きとび、落合さんが滝つぼに落ちてしまった。どんまいです。落ちた後は、二人共萎えたので、滝を捲くことにきめた。多分、上のボルトも他の人が吹き飛ばしたのだと思う。

F6は今回の核心だ。落合さんが、取り付いてみたものの、2つ目のボルトから3つ目のボルトがかなり遠いうえに、ボルトが岩に癒着していたために、かなり苦戦してヌンチャクをかけていた。そんな苦戦をしながらかけたリングボルトにアブミをかけ、立ちこむと、かなり上に次のボルトを見つけた。ボルトとボルトの間には、かなり渋いフェイスが挟まっており、現在の自分たちの実力では突破できそうになかったので、あえなく撤退を決めた。確かに、ハーケンを打ちまくれば登攀はできたのかもしれないが、直前にリングボルトが吹き飛んだばかりなので、気持ちが萎えていたのであろう。

この後は、アルペンルートに乗り、鳩ノ巣駅への電車に間に合うよう走って、この日の部会に参加した。
































2026年4月8日水曜日

20260408_丹沢 寄沢本流 イイハシの大滝

 20260408_寄沢本流 イイハシの大滝

メンバー:L落合(3記録)、井上(2)

0755 寄バス停
0915 入渓
1010 大滝下
1120 中段終了
1400 大滝上
1450 越場沢脱渓
1610 寄バス停

たしか、この日は二子山にクライミングに行く予定だったが、クライミングのしすぎで落合の指と手が過労死していたため、沢に行くことにした。沢ならアドレナリンぶんぶんで全然痛くなかったので、指パキったりしたら沢に行くのがいいのかも。

F1 10 m
ここから入渓。
右壁をサクッと




F2 どこを登ったっけ

F3 意外と悪い。
水流右のヌメヌメスラブを攻めるがフリクションに裏切られ両者ドボン。
仕方なくロープ出してA0で突破。


いよいよイイハシの大滝。この写真は中段25 m。
下段 5 m
容易。

中段 25 m
まだ今シーズンは全然人が入っていないからか、春だからか、どろどろヌメヌメだった。沢なんてそんなもんだろと思うかもしれないが、それにしても酷かったということ。土とか落ち葉とか浮石は一通り落としてきたので、今シーズン次に登る人はもう少し楽かもです。真ん中のハングまでは3月に打たれたというリングボルト(後続パーティの方が打ってくださったもの。こんな所にこんな日に他パーティ? お互いにびっくりだった。彼らは我々がノロノロ登るからか撤退されてしまった。だとしたら大変申し訳ございません。)が3つくらいあったが、その上は残地なし。2センチくらいしか刺さらなかったハーケンと、ちゃんと決まってはいるけど落ちたらカムを決めた岩ごと吹っ飛んでいくだろうというお気持ちプロテクションを信じて登った。とにかくボロボロだった。もしかしたら、他の人たちより大分水流よりを登ったから残地がなかっただけかもしれない。ちなみに、自分が登っていた2 m 右に腐ったスリングが見えた瞬間はあった。ただ、人の力を借りるのもなぁとか思っちゃったのでそのまま水流近くを登った。リングボルト使った奴がよく言うわ。共装のハーケン(3枚)は弾切れしていたので、とりあえず上段の釜に降りてカムで終了点。

上段 15 m
どのルート本にも、上段は中段終了点から巻くと書いてあったが、我々は上段の釜の中に来てしまったし、終了点は滝以外の三方を崖に囲まれた洞窟みたいになっていて直で上段の巻きに入るのは無理だからとここから懸垂下降で残地の終了点があるだろう場所まで降りて巻くのもめんどいし、まあ登るかとなって上段も登った。前知識として、上段に下段と上段があった。中段の終了点から見ると登るラインは、下段は左壁、その後上段の釜を跨いで右壁を登るか、上段の水流裏を通って上段は右壁という感じで、上段に関してはそれ以外にはちょっと見当がつかない感じだった。ただ、オブザベも虚しく、下段の左壁は水が流れている上に苔でヌメヌメだったのでここは左壁を2 m 登ってから右にトラバースして流心突破。流心もヌメヌメだったけど。上段右壁も苔でヌメッヌメでラバーだと至極困難と悟り、どうするものかと長考に入った。たわしも持っていたが、役に立たなそうなくらいにはヌメヌメだった。取り付く前のオブザベでは上段は右壁意外に弱点がなさそうだったし、撤退するのは容易だけど、ここで登れば一皮剥けるだろうなぁとか考えて突っ込むことにした。どこに突っ込んだかというと上段左壁のボロ壁オーバーハングです。下でビレイしていた井上にはそのラインは考えられないみたいなことを言われたし自分でもそう思っていた。ただ、近くで見た感じ、意外と行けそうだし、クライムダウンもおっかないが可能なのではないかと感じたので突っ込んだ次第です。まずハング上の木にアブみをかけて突破しようとしたのだが、荷重チェックでびくともしなかったのにアブミに乗ってしばらくしたら折れた。アブミをかけられる木もなくなってしまったので、ハンマーを土にブッ刺し、ハング下のボロ岩にフットジャムをかけながら気合いで乗越した。いつ崩れてもおかしくないので結構ヒヤヒヤしていた。取り付きから見ると絶望的な左壁だが、登ってみると取り付きから見たほどではなかった。その後は、20 m くらいロープを伸ばしたところでやっと生きている木を発見したのでそこで終了点とした。藪にロープが引っかかってロープが超重くなってしまったので大変だし時間もかかってしまった。その反省を生かして、その後は細かく2ピッチ落口にトラバースしていき、5 m くらい懸垂下降して沢に復帰した。なんだかあっという間に超時間が経っていた。すみません、上段は写真撮ったと思っていたが撮ってませんでした。

懸垂で降り立った、イイハシの大滝上段の落ち口

その後もこんな滝や

こんな滝を越えて、登山道と合流したところで脱渓した。


いい沢登りでした。2級上となっていますが、去年行った3級の沢より悪かった(季節の問題(鬼ヌメり)かもしれないが、、)ので、沢登りの級もいい加減だということを付言しておきます。



2026年4月4日土曜日

20260404_丹沢 セドノ沢右俣

 20260404_セドノ沢右俣

メンバー:落合(3・CL)、井上(2・記録)

0750 大倉
0900 水無川本谷入渓
0930 セドの沢
1045 大滝下
1135 大滝上
1240 登山道
1400 大倉

今回の山行は、今年度初沢登りだったのですが、前日に見た天気予報では朝から昼までずっと雨予報になっていた。とはいえ、今回の参加者である落合さん、井上は、山バカなので、「明日は憂鬱だねェ」と言いながら、嬉々として沢登りに行こうとしていた。これから入ってくるだろう新入生もこんな山バカに育っていくことを想像すると、ワクワクする。

そんなこんなで、当日は、薄暗い曇天の中、大倉を出発した。水無川本谷には、去年の初沢登で行っていたので、あまり迷うことなく入渓できた。セドの沢F1は、オーソドックスな滝で、半年ぶりの滝登りの感覚を取り戻せた。そのあとの、右俣、左俣の分岐は分かりやすく、看板まで設置されていたので、ルーファイが死ぬほど下手な自分でも、一瞬で気付けた。
F2はぱっと見ではどこから登るか分かりにくく、上の方までは分からないがとりあえず左側のスラブっぽいところを攻めた。しかし、この日はかなりジメジメしており、かなりヌメッていた。足を張りながら体勢を上げるものの、ホールドはほとんどなく、ただ一つだけ取れたカムを信用しながら、無理やり突破した。抜けたあとも、中々支点が取れず、なんとか太い立木に終了点をつくった。ここでは、手際が悪く時間がかかってしまったのが反省。というか、雨でジメジメした日にスラブっぽい滝を登るのが間違っているのかもしれない。
            
最後の大滝は2ピッチで突破した。1ピッチ目は、すぐに突破できたのだが、2ピッチ目は中々落合さんが進まない。何が起きてるのかなと思いつつ、風に運ばれてくる滝の水しぶきで冷やされながらビレイをしていた。しばらくして、フォローのビレイの準備ができたようなので登ってみると、岩に真新しいハーケンが2cmくらいだけ刺さっていた。落合さんは、滝下で後輩にビレイをさせながら、自分は楽しくハーケンの試し打ちをしていたらしい。試し打ちなら、別に滝登り中じゃなくても良かったのではというのはここだけの話。滝を突破した後は、フィックスロープが長いこと続いており、それに沿って登ると、適当なところから尾根に続きそうなけもの道を発見でき、しばらくして登山道に出ることができた。3時間かけてなんとか稼いだ標高を、登山道を使い30分で駆け抜けたのは、なんともいえないはかなさがあります。終わり