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2020年8月30日日曜日

20200830_つづら岩

 マルチピッチ訓練(つづら岩) 

メンバー:L近江、松坂 

記録:松坂 

日程:8月30日(日) 

天気:晴れ 

8:00千足―10:00つづら岩―11:30左ルート登攀開始―14:00懸垂下降終了―14:15一般ルート登攀開始―16:20下山開始―17:30千足バス停 

 

二年生のリードの練習をつづら岩で行った。コロナがなければ四月に行えていたはずだが、九月直前になってしまった。私は、コロナ自粛中は馬鹿正直に家に籠っていたので、体力、技術ともに衰えていること請け合い。もとから体力も技術もそんなにないくせに衰えたら一体、何が残っているのか。 

 千足のバス停からつづら岩までまずは登っていく。ありえんほど暑いのでばてないように途中水分補給をしながらゆっくりと登っていく。ゆっくり登っていたらコースタイムよりもゆっくりになった。ゆっくりすぎでは?上について10分ほど休んでいたら、一本遅い電車できた畑中さんが上裸で登ってきた。ここで畑中、土田パーティーは登攀の準備を始める。近江さんは中央線の人身事故による遅延に巻き込まれて、11:00ごろに登ってきた。オケラルートは蜂の巣があるという噂があったので、畑中・土田が登っていた左ルートを松坂リードで登っていく。どこで支点を作るかは去年登っていたので知っていたが、途中登り方に迷ってしまい時間がかかってしまった。大いに技術不足。2ピッチ目は去年の嫌な記憶からリードを近江さんにお願いした。しかし、登ってみるとそんなに大したことはなく、リードしとけばよかったと後悔する結果に。その後懸垂下降で下に戻る。登攀開始してから水を飲んでなかったので水分補給して一般ルートへ。1ピッチ目をリードするが、途中でつまり、下の方のボルト2か所で支点を作り、近江さんにリードしてもらう。近江さんが支点を作り、フォローとして登るが、足の痛み、めまい、気持ち悪さがあり、ロワーダウンしてもらい、畑中さんに代わりに登ってもらった。熱中症だったと思う。 

 登攀を終え、下山する。しばらく木陰で休み、水分や塩分を摂っていたら大分気分が良くなった。もとより下山は重力に身を任せていれば自然と降りていくので、下山にはあまり支障をきたさずに済んだ。 

 今回の反省として一番重要なのは登攀力不足である。さすがに登れなさすぎだと思う。また、そのことはわかってはいたので時間がかかることを考慮して、水を持っていくことが必要だったのではないかと思う。最近は自粛の風潮もなあなあになっているのでジムにいくなりしてどうにかしたい 


メンバー:L畑中(4)、近江(4)、土田(2)、松坂(2)

 

8:00千足―10:00 つづら岩―10:30 左ルート―13:00 一般ルート−16:20 下山

 

 

 例年6月ごろに行っているマルチピッチ訓練を今年は8月にやることになった。バス停からのアプローチの途中でハチ刺され被害多数の看板を見た。予想はしていたがやはり実際に結構被害が起きているようだ。10時につづら岩に到着。その後左ルートを登り始める。相当久しぶりの外岩ということで1p目は上級生にしてもらった。2p目は土田がリードをした。終了点で少し手間取ってしまった。その後一般ルートを2pとも土田がリードを行なった。先程のルートよりかは手際よくできた。






2020年8月6日木曜日

20200806_小川谷廊下

20200806 小川谷廊下 記録

 

日程  :8/6()

メンバー:L畑中、新垣(記録)

天気  :晴れ

行程  :8:00 玄倉バス停

     9:40入渓

     13:05 遡行終了

     15:30 玄倉バス停

記録

 コロナによる自粛のせいでメンバーは両名とも復帰戦であったため、登攀グレードが低いルートで、晴れが続いた水量の少ない日に山行を行おうということになった。しかし、いざ現地へ行ってみると山の緑のダムとしての機能は優秀で長梅雨の後の沢の水量は過去の記録と比較してもかなり多かった。

 入渓後にいくつか梯を下降し地図上では引き返す必要があり二股まで行き、右股へすすむ。一つ目の難所は滝ではなく、チムニー状の岩の隙間。A0やお助け紐をリーダーに出してもらいつつ越える。その後は、水流沿いに進むことができロープを出す必要はない。次の危険箇所はⅢ級程度の滝の高巻きである。苔むしたルンゼやフェース状の岩を慎重にのぼる。ここは、メンバーの実力次第ではロープを出していいかもしれない。高巻き後は、木の根を支点としている残置ロープ等を利用しつつ丁寧に沢に復帰する。崩れた石堤ともう一つの石堤を過ぎたあたりから、旧作業道に出ることができる。

 下山ルートは所々崩壊しており、また道がわかりにくかった。ヒルは下山道の草むらに大量におり、4匹ほどズボンに噛み付いていたが塩で全部駆除した。久しぶりの山行でかつ、綺麗な水量の多い沢であったため最初はテンションが上がりほとんどの滝を水流沿いに突破していたが、最後は疲労で水の抵抗が辛くなり河原を歩く始末であった。体力の増強に努め、コロナ自粛解禁とともに山に行けるよう準備していきたい。




20200806_大山

202086(大山

メンバー:箱守(4)、土田(2) 

 

天気 晴れのち曇り

 

8:30(大山ケーブルカーバス停)9:30(下社)11:30(大山)13:20(蓑毛バス停)

 

 3月下旬に突如発表された課外活動の全面停止から4ヶ月経過し、季節は厳しい冬から酷暑へといつの間にか変わってしまっていた。思い返してみれば最後に山に行ったのは2月下旬の八ヶ岳登攀だった。当時は厳しい寒さに耐えながら登攀をしたことは遠い昔のように思える。7月下旬から順次再開が認められ長期間の空白期間がありまた自宅待機(ステイホーム)が推奨された期間があった他、今年の長梅雨の影響で外に出て運動する機会が少なかったため今後の活動へのステップとして今回真夏の大山に行くことになった。

 

階段をのぼる
当日は梅雨明けで東京でも気温が30度を超えており非常に暑かった。大山ケーブルカーバス停からケーブルカーを使わずに参道と思われる道を歩いたがかなり傾斜のある階段で下りは結構怖そうだなと思いつつただひたすら下社を目指して階段を登った。930頃には下社に到着した。この頃は太陽が強烈に照りつけ相当暑かった。この辺りは人気の観光地だそうでかなり整備されておりいつも人が多いらしいがこの日は平日ということもあってかあまり人はいなかった。下社からは参道というよりかは登山道という雰囲気の道をひたすら登り続ける。途中途中に熱中症にならないように休憩を挟む。標高が1000mを超えたあたりから急にガスが出てきて視界がかすみだしてしまう。しかしそれは強烈な日差しを遮ってくれるので好都合であった。11時半頃に山頂に到着した。山頂についた頃にはガスが少し晴れ山頂からの景色が見えるかと期待したがそれは叶わなかった。山頂で休憩した後下山を開始するが再びガスが一面を覆ってしまった。山岳神社で霧がかかるとその雰囲気は凄まじく、まるで自分が異世界に迷い込んでしまったように思えるほど幻想的な雰囲気を醸成していた。登山では下りでも筋肉消費は激しいがこの日はのぼり以上に下りの時にここ数ヶ月の運動不足と筋力の低下を感じた。標高が下がると当然気温も高くなりバス停に着く1時間前ほど前からだんだん不快な気温になっていきだんだん汗の量も増えて行く。それでも無事蓑毛に到着。バス停付近では渓流を使った川魚釣りをしている家族連れが多くいて今年はあまり感じる機会がなかった本格的な夏の到来を感じた。


下山したはいいもののバスに乗って駅についた時ぐらいから頭痛や吐き気、手足の痺れが発生し完全に熱中症だと悟った。自分の中では水分や塩分のこまめな摂取を心掛けてはいたのだがそれでもダメだった。暑さに体が慣れていなかったのであろうか。以後気を付けたい。

幻想的


 今年の夏は例年の夏のように幅広く活動することは残念ながらできない。私も今年の夏は45日でどこかに縦走に行こうかなと考えていたのだがそれはおそらく実施できない。夏は思うように活動できないが今年の冬こそは例年とまでは言わないがある程度の幅の活動ができることをただ願うばかりである。そのためにも低下した体力をなんとしても回復させさらに去年以上の体力を獲得したい。今回相当久しぶりに緑に囲まれた場所に行ったがやはりずっと家に閉じこもっていて忘れていたものを思い出させてくれる感じがした。