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2021年9月12日日曜日

20210912_奥多摩・雨降川長久保沢

 20210912_奥多摩・雨降川長久保沢

記録:小久保

メンバー:L箱守(OB)、小久保(4年)

天候:くもり

遡行グレード:2級下

参考:宗像兵一2010『東京起点沢登りルート120』山と渓谷社

8:15雲風呂から少し行ったところの入渓点-10:34雨乞滝-13:56ノボリ尾根に出る-15:20下山

(遡行時間5時間40分)

 卒業論文の調査に行くはずがコロナで延期になって暇になったのでOBにお声がけしたところ、箱守さんが一緒に行ってくださった(やさしい)。行先は日帰りで行ける登攀沢ということでいろいろ迷って雨降川長久保沢に決定。下部は「行先ここにしちゃったのやばかったかな・・・」となるくらいイマイチだが、上部は登りごたえのある滝がたくさんあって楽しい沢だった。滝を登るトレーニングにかなりよい。

 入渓点は雲風呂バス停から。雲風呂はバスの本数がめっちゃ少ないので遅刻できなくてヒヤヒヤした。ここから雨降バス停方向に少し歩くとすぐに入渓点が出てくる。出合は涸れているという情報があったが、今日はふつうに水があった。朝、雨が降ったからかな?箱守さんはフェルト、私はラバーで遡行。



入渓後しばらくは歩きが続く。右岸側に常に作業道が見えるのでちょっとテンション下がり気味。堰堤を超すのも少々面倒くさい(たしか5つ?ある)。最後の人工物のあたりまでは作業道で巻いてショートカットしてもいいんじゃないかと思う。(作業道は勝手に使っていいのかはわからないです)







これが最後の人工物で、堰堤上は水が汚い。ここから入渓してもよいと個人的には思う。

 さて、人工物の話はここまでにしておこう。入渓後しばらくは何もないが、堰堤を越えるの不動滝2段が出現!下段は右から登り上段は右から巻き気味に突破。下段にはロープがあるがそこは悪そうだったので少し左を登ったが落ち葉がすべる。



その後は小さい滝がたくさん出てくる。大体登れるので楽しい。


倒木を使って登りました。


2時間ちょっと遡行すると・・・出ました、雨乞滝!!!いかつい!!!休憩しながら、水流沿いは厳しそうなので左から巻き気味に登ることにした。まず左から木があるところまでフリーで右上。その木からロープを出した。

1P :小久保リード。岩がもろくて緊張感がある。右上→左上→右上とクネクネ登ったのでロープが少し重たくなった。カムはキャメロットの#0.3を使った。残りは木で中間支点が取れる。

2P:箱守さんがリード。落ち葉の上を右上する。けっこう滑った。そこから少しクライムダウンすると滝の落ち口に出られる。


 続く5m,10mは左岸からまとめて巻き、しばらく歩くとワサビ田跡ゾーンに突入する。ワサビがどう生えるかってそういえば知らないなあ。だいたい学生はチューブかビニールに入ったサワビしか目にすることはないですからねえ。ワサビ田の先もいろいろ登れる滝が連続していて楽しい。ラバーで来てよかったと思う。








 水が枯れてきたら右岸側に移動しながら上へ上へとひたすら登る。4か月ぶりにまともなツメをしたのでふくらはぎがパンパンになった。鍛えなおそう・・・適当にノボリ尾根に出たら、榧ノ木山をチラ見した後、倉戸山・熱海方面へ下山した。ずっと赤いヘリが上にいて、何か探しているようだった。「もしかして行方不明者でもいるのかな?」など言いながらよく整備された非常に歩きやすい道を下っていく。ツメが終わってから1時間半ほどで倉戸口バス停まで降りられた。

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