日程:5月25日
天気:晴れ
メンバー:岸本L、三浦
記録:岸本
行動
鳩ノ巣駅~入渓点~越沢バットレス上部~鳩ノ巣駅
今山行は岸本がアブミの練習を行うためにたてられた。
F2で試しにアブミを使う。ここは足を入れるまでもなくアブミを掴む程度。途中のハーケンは先端1/3ほどしか入っておらず、念のため滝の中のクラックにカムを入れてランナーセットした。
F3はかなり低い滝(3m)、ほとんどフリーで滝の右から越える。
F4(仙人の滝、6m)からは、がっつりとアブミを使用する。右岸にあるボルトにアブミをかけながらへつった後、水流に沿って上がる。上部にホールドが少なくリングボルト間の距離が遠いので最後の抜け口は最上段に乗り込む必要がある。
F4 仙人の滝 |
F5(羽衣の滝、10m)はスッとしたきれいなスラブ状。水流右のボルトにアブミをかけ換えながら登る。3番目のボルトがかなりボロボロで慎重に体重をかける。上部右にかなり立派な立木があり、それを頼りに抜けていく。
沢はこれで終わりといった様相になっていくが、奥にもう一つF6(行者の滝、15m)がある。下部は垂壁、上部はスラブとなっている。ボルトの間隔はかなり絶妙な位置にあり、一筋縄ではいかない。上部スラブに入ると支点はハーケンメインで、信用できないもの多数、不安な場合は新しく打つ必要がある。ホールドも少なく体上げにフックを使ってみたりも。練習にはもってこいの滝だ。
F6 行者の滝 |
人が入らないからか、どのリングボルトもロシアンルーレットの感があった。
さらに言うとリングボルトのうちいくつかは、軽くさび付いて壁からなかなか離れないためカラビナを通すのに苦労するものもある。
またビレイ支点は全て立木を使用使用した。苔むしたお助け紐も多くあったが、どれも簡単にちぎれそうだった。
さらに言うとリングボルトのうちいくつかは、軽くさび付いて壁からなかなか離れないためカラビナを通すのに苦労するものもある。
またビレイ支点は全て立木を使用使用した。苔むしたお助け紐も多くあったが、どれも簡単にちぎれそうだった。
沢登りとも呼べない山行になるかと思いきや増水のおかげでシャワーを思いっきり楽しめた。今季の沢始めとしても申し分ない充実の一本。
ただやはり奥多摩なので釜の水は栄養満点だ。飲み水は事前に用意していくべきだろう。
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