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2021年8月7日土曜日

【夏合宿】20210807_Ⅵ峰Cフェース剣稜会ルート

 

2021/8/7 Ⅵ峰Cフェース剣稜会ルート

メンバー:土田L、松坂(記録)

天気:晴れ

4:10真砂沢発

7:10登攀開始

10:00トップアウト

12:00ⅤⅥのコル

14:30真砂沢帰幕

 

寝坊したため予定していた4時発よりも少し遅れてしまった。私はこの日は体調が悪く、朝飯もほとんど喉を通らなかったので行けるか不安だったが、とりあえず行くことにした。雪渓を登るスピードも上がらず、吐き気で長次郎谷にえずきがこだまする状態になってしまった。恥ずかしい。

這う這うの体で取り付きについて、登攀の準備をする。取り付きでは雪渓が張り出していて、狭いテラスの上で準備をせざるを得なかった。

雪渓が結構残っている


1ピッチ目(Ⅲ)リード:土田

取り付きから少し右に回り込んでからフェースに乗りあがる。フェースを快適に登っていくと、左側にハーケンが三枚ほど打ってある場所があったのでそこでピッチをきっていた。

私はといえば登攀が始まっても気分が悪く、ずっと「あ゛~~~~~」とうなっていた。

2ピッチ目(Ⅲ)リード:松坂

ハーケン固め打ちから少し右側にトラバースして凹角を登っていく。リッジに突き当たるので右から引き続きフェースを登った。ピッチを区切る際はテラスに支点が二か所ある。右側はハーケンなどが、左側には立派なボルトがうってある。

3ピッチ目(Ⅳ-)リード:土田

ずっと気持ちのいいフェース。1,2ピッチ目よりは少し難しいが登りやすかった。リッジトラバースの手前でピッチをきる

4ピッチ目(Ⅲ+~Ⅳ-)リード:松坂

例のトラバース。ロープが重く、常に左側に引っ張られながらトラバースした。終了支点はリッジの直後にあるが、少し下側にあるのでやりづらかった。もう少しさきに行くと、ハーケンが固め打ちされているので、そこでピッチを区切るべきだった。反省。

5ピッチ目(Ⅲ-)リード:土田

私が4ピッチ目を手前で区切ってしまったので、土田には少し長くリードしてもらうことになってしまった。ピッチの内容としてはおまけみたいなものなので特になかった。

トップアウト後
6Cの写真がまじでこの二枚しかない

Cの頭で少し休憩してから下山開始。どこで懸垂下降するか迷ったが、懸垂下降は3回行った。まず、ハイマツ支点でBフェースの頭に懸垂下降で降りる。支点の手前からクライムダウンをすることもできるが、少し悪そうだったので素直に懸垂下降をした。次にまたハイマツ支点でABのコルに降りる。回り込んでの懸垂下降だった。最後にABのコルからⅤⅥのコルに降りる。浮石が多く、かなり神経をつかった。ⅤⅥのコルから長次郎谷に下る際も、浮石が多かった。雪渓にでてからは順調に降りて真砂沢に着くことができた。

今回、ビレイ解除などの合図でトランシーバーを使ったが、たまに混線し別パーティの「了解」の声が聞こえたりしていた。チャンネルを変えて運用すべきだった点は反省ですね。

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