20210808 雪渓周遊
メンバー:小久保(L)(4年)、岡本(文責)(3年)、降矢(2年)、孫(1年)
天気:晴れ
4:05 真砂
4:50 長次郎谷出合
7:50 長次郎左俣突破
8:40 本峰
9:15 本峰出発
10:10 平蔵谷
13:15 平蔵谷出合
13:45 真砂
前日の雪訓において孫が長次郎谷の登りにかなり時間を要していたため、長次郎谷を詰めるタイムリミットを11時に設定し、4時に真砂沢を出発した。最初の雪渓に乗って少ししたタイミングで、降矢がサングラスを忘れたことに気づき、岡本が付き添って一度取りに帰った。その後、長次郎谷出合で全員合流し、アイゼンをつけ、登りに入った。
長次郎の登りでは、孫が雪上歩行に慣れたのか、前日の1.5倍ほどのスピードで登ることができ、熊の岩まで到着した。ここで、前日までに見上げた様子から、左俣上部が通行可能である可能性が高いと判断し、トラバースして左俣に入った。左俣上部の雪渓は、左右が切れて落ちていたり、クレバスになっている部分があったりしたが、最後まで繋がっており詰めることができた。結果、想定よりかなり早く8:40に長次郎を詰めることができた。そのため、北方稜線の詰めの距離を大幅に短縮することができた。ただ、孫が岩綾歩きに慣れておらず、かなりゆっくりの歩きになったが、距離が短かったため比較的すぐに本峰に到着した。
長めの休憩の後、本峰を出発した。カニの横ばいでは、降矢と孫は恐怖感があったようで、慎重に通過した。しかし、そのためTJARの選手を2名待たせてしまい、非常に申し訳ない形になってしまった。
平蔵谷の降りでは、上部が急かつクレバスがあったこともあり、クライムダウンで降った。しかし、孫が雪渓の降りに慣れておらず、かなり時間を要した。途中はやはりガレ場が広く露出していたので、一度ガレ場に乗り、その後もう一度雪渓に乗って降った。
降りに時間を要したものの、登りで大幅に時間短縮できたため、結果的には比較的良いタイムで真砂沢に戻ることができた。特に1,2年生の降矢、孫にとっては非常にいい経験になったのではないかと思う。
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