第一見晴らしからマチガ沢を眺める |
序盤は癒し系 |
福田によるコンテ講習 |
山頂!!!つかれた~~ |
東京大学運動会スキー山岳部(TUSAC)の記録です。一年中さまざまなスタイルの登山に取り組んでいます。 TUSACホームページも併せてご覧ください。質問・入部希望なども随時受け付けております。 TUSACのホームページはこちら
第一見晴らしからマチガ沢を眺める |
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福田によるコンテ講習 |
山頂!!!つかれた~~ |
20210831_白毛門沢
メンバー:新垣(4)、土田(3、記録)
天候:曇り
5:30 入渓
10:00 登山道に合流
10:30 白毛門山頂
12:15 白毛門駐車場
今までなんとなく行ってこなかった沢であったが機会に恵まれ今回白毛門沢を遡行した。前日夜に白毛門登山口近くの駐車場まで車で行き、外で寝ていたが夜中に突然雨が降り出し慌てて車内に避難。
5時前に起床して5時半に出発。駐車場から入渓点までは一瞬。最初の方はずっと河原歩きのような感じ。しばらく歩くとナメ滝がいくつか出現する。ここは近年キャニオニングで有名だそうだがこの日は誰もいない。
さらに途中小さな滝を巻いて2段の滝に至る。ここはロープを出して登ることにする。多少ヌメるが登りやすかった。この滝からもう少し登るとタラタラのセンである。この滝は大きくて難しそうであったので左側にあった踏み跡から巻くことにした。
タラタラのセン |
この巻道は結構急登であった。この道を登り続けたがどうやら登りすぎてしまったということにしばらくしてから気づく。GPSで位置を確認してみると沢よりもかなり左側に来ていたことがわかった。沢になんとか復帰しようと左に行くように登り、さらに途中降ると小さな支流に行き着いた。この支流を降れば本来の沢に戻れるということであったが結構急であったので諦めてこの小さな支流を詰めて登山道に合流しようということになった。この支流は石畳みたいな感じがしばらく続き、しばらくすると水が枯れ始めさらに登ると背丈以上の藪漕ぎを強いられることになった。薮と格闘すること数十分で登山道に合流。
登山道を少し登ると松の木沢の頭に出て、そこで荷物をデポして本来歩くはずだったルートを眺めながら山頂まで歩いた。山頂でゆっくりしてから下山。2時間程度で駐車場に到着した。
20210828_水根沢
メンバー:小久保(4,L) 、福田(4)、降矢(2、記録)
天気:晴れ
0755:水根バス停
0825:遡行開始
1010:遡行終了
1130:水根バス停
朝家を出た時は曇っていたが、遡行を開始するころには快晴となっていて気温も高く沢登り日和であった。
入渓点の手前に休憩所として利用できる建物があった。
小久保さんは上下ウェットスーツを着ていた。大変暑そうで着替えた直後には汗びちゃびちゃになっていた。福田さんは何か沢用の服を着ていた。私は普通の登山用長ズボンと長袖シャツであった。遡行中は小久保さんは快適そうで、私も寒くはなかったが福田さんは途中寒そうにしていることがあった。メガネをかけて行こうと思ったが初めの滝で外れかけたので外した。
2時間もかからず遡行は終了した。短いがとても面白い沢であった。アプローチも楽でツメもなく、ただただ楽しいという感じだった。
帰りに御岳によってボルダーに触るなどした。福田さんが玄関岩のトラバース(3級)を登っていた。ドボンは見られなかった。
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残念ながら無事に完登していた |
2021/8/22 水根沢
メンバー:福田(L、記録、4)、木口(部外)
天候:晴れ
9:15 水根バス停 9:25 - 入渓点 9:50 - 11:20 半円の滝先 - 11:30 林道 - 12:00 入渓点
2年ぶりの沢登りだというパートナーと水根沢へ。水根沢は3回目だという。いい天気で気温も高く絶好の沢日和。
行程が短いので朝ゆっくり集合し、10時前に入渓した。前日まで降り続いた雨により増水気味だった。最初の滝は流心近くをマントルした。リーチを使って抜けたことを指摘されたが、登れればなんでもいいのだ。その先の滝で先行パーティに先を譲ってもらう。
ゴルジュにも先行パーティがいて、追い抜くに追い抜けずしばらく順番待ちをした。順番待ち中に飛び込みをしている元気な人もいたが、僕は寒かったのでやらなかった。先行パーティは巻き気味に登っていたが、水線通しが楽で早い。ゴルジュの抜け口で先を譲ってもらった。
その先も水線通しで全て滝を登った。4mトイ状は増水していて日和ったので先に行ってもらった。普通に登っていた。さすが。
待ちがあったものの1時間30分で遡行終了。早い。林道に上がり、30分ほど歩いて入渓点へ。時間があったので荷物を乾かしてから帰った。
2021/8/12 八ツ峰Ⅴ峰クラック〜夏合宿下山
記録:福田
メンバー:
Ⅴ峰クラック:L池田(OB)、福田(4年)
下山:L福田(4年)、小久保(4年)、岡本(3年)、土田(3年)、松坂(3年)、降矢(2年)、孫(1年)
天候:曇のち雨のち豪雨
真砂沢3:30 – 5:30 Ⅴ・Ⅵのコル 5:50 – 8:00 Ⅴ峰ニードル 8:10 – 8:30 Ⅴ・Ⅵのコル 8:50 – 10:00真砂沢
真砂沢 11:10 – 13:30 劔沢 14:00 – 15:00劔御前 15:20 – 16:20 雷鳥沢
雷鳥沢 6:30 – 7:30 室堂
Ⅴ峰クラック
もともとマイナーピークから継続する予定だったが、天気が悪そうなので断念。時間がかからなさそうなⅤ峰クラックのみとし、残った時間で真砂から撤収することにした。3時半に出発し、途中のインゼルで休憩を挟みつつ2時間でⅤ・Ⅵのコルへ。登攀準備をし、手前の階段状をノーロープで登って草付きバンドまで行き、登攀開始。
・1ピッチ目(池田)
草付きバンドを越え、快適なハンドクラックへ。ロケーションがとても良い。アルパインエリアでは珍しい綺麗なクラックの快適な登攀を楽しんだ。カムが切れたため、傾斜が緩んだところのピナクルでピッチを切る。
・2ピッチ目(福田)
ピナクルから浮石の溜まったクラックを経由してテラスまで。Ⅳ級くらい。小雨が降り出したが雨足は強まらなかった。
・3ピッチ目(池田)
テラス〜リッジ。最後はカンテを直登できなくもなさそうだったが左手のバンドを通ってニードルにでた。カンテには残置ハーケンがあり、登っている人もいそうだった。
8時半にはⅤ・Ⅵのコルに戻り、装備を片付けて下山開始。10時に帰幕した。
下山
松坂と孫には先に出発してもらっていたので、残りのメンバーで撤収し、11時過ぎ出発。当初その日中に室堂に到着して下山しようとしていたが、残った食料と湿った装備が重く、メンバーが遅れがちになり、断念。雷鳥沢到着は16時を回った。天候が芳しくないのですぐにテントを張った。全員がテントに入った段階で雨が強くなった。間一髪であった。食事を済ませて翌日の出発時刻を話し合い、4時半起床で天候が良くなるタイミングを見計らい撤収、出発することにした。夜中はものすごい豪雨でライムライトですら浸水した。テントの中にツェルトを張り雨をしのぐ有様だった。
翌日福田は3時半に起き、雨雲レーダーと睨めっこしていた。6時ごろから雨が小康状態になりそうだったため、そのタイミングで撤収、下山することにした。孫は大変そうだったが、なんとか雨にそこまで降られず室堂に到着した。天気には泣かされたが、充実した夏合宿となった。
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途中の少し急なところ |
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頂上にて |
20210811 夏合宿八ツ峰上半下半
天候:晴れ
メンバー:小久保(4, リーダー、記録)、土田(3)、松坂(3)
4:30真砂沢出発
4:45長次郎谷出合
5:18一二峰間ルンゼ出合
7:14 23のコル
10:56 56のコル(タイムリミット11:00)
14:15 八ツ峰の頭
(長次郎谷右俣・熊の岩で源次郎隊と合流)
16:45 真砂沢へ帰る
二日間もの停滞を経て、ようやく晴れの日が来た。満を持して八ツ峰に登る。停滞中はテント中で保険証を見せあったり、意味もなく変顔をしながら手を叩いたりしてちょっと人間としてどうかと思っていたが、よく考えたらあんなギザギザした尾根を登っている方が狂気である。
さて、4時起き4時半出発で適当に歩いていく。
明るくなってきた長次郎谷出合。降り続いた雨で雪渓がどうなっているか心配。 |
一二峰間ルンゼに取りつくところ。雪渓はズタズタだったので慎重に歩く。最後はジャンプで雪渓から降りた。一二峰間ルンゼはちょっとした沢登りになっていた。
土田「沢登り童貞、卒業ですわ!!」 |
残置があってラッキー!と思ったら何にも固定されてなくてウケた。不用意に引っ張ってはいけませんね。一二峰間ルンゼは右へ右へと進んでいくのが定石です。おととしの記憶を頼りに進んでいく。
ところが、一回左へ誘われたが最後、どんどん左の薄いふみ跡に進むことになってしまい、なんだがよくわからないところに出た。もう戻れないので仕方なくできるだけ右寄りに稜線へ出ることにする。
土田「ヤブけっこういけるなあ」 |
GPSを見ていると、このままではどうやら34のコルに出てしまいそうな様子であった。源次郎から見られていたら恥ずかしい・・
結局、低いヤブを漕いだりⅢ+くらいのきわどい登りなどなどを経て23のコルに到着。一二峰間ルンゼから2時間もかかった。
小久保「貴重な八ツ峰下半の機会がこのようになってしまい、大変申し訳ありませんでした。」
松坂「小久保さん、自分が上半行きたいからってショートカットしすぎですよー」
※この時点で一行は自分たちが34のコルにいると思っていました。
ところが次の懸垂が40mにしては短いのであれえ?となりました。ようやく23のコルに出たことを理解。アホですな。
4峰の懸垂。45mあるのでロープ2本いる。降りたところはガレていて悪いし落石も多いしでちょい危ない。ここから先、懸垂のたびにロープがくそ絡まってめちゃくちゃ時間がかかった。一行、ブチ切れ。ロープの投げ方とかいろいろ考えた方がいい。
4峰からはこういう感じのところを適当に登ると5峰に着く。5峰はぐちゃぐちゃしていてきたない。
5峰から降りるのに少し手間取ったが、下山後に池田さんから聞いたところ合っていたので文章に残しておく。まず、最初のこの青いロープのところは下のテラスに容易にクライムダウンできるのでその方が早い。次にテラスにあるハーケン2本の「ええ、これに命懸けるのかあ」みたいなやつで2回目の懸垂。2回目はロープの流れが悪いうえ、声が全然通らないので注意。2回目が終わった後は三の窓側にクライムダウンするとハイマツが出てくる。ここに支点がある(次の写真)ので、ここから直接56のコルに降りられる。
こうしてタイムリミット4分前に56のコルに到着。すでに上半に行ったことのある土田松坂の3年二人は帰りたそうだったが、私はまだ上半に行ったことがない。4年であることを生かし、強硬に上半継続を主張して出発することにした。こういう先輩と山に行くのはまっぴらごめんである。
小久保「いや、強い意志で絶対登るから!!」
6峰の登りは三の窓側に回り込んでスタートする。ロープを出すか迷う感じらしいが、ハイマツくらいしか支点がなさそうな気もする。abのコルに出てしまうと登るのが大変なので、できるだけ右寄りを登るといいらしい。割と適当に登っていくとdフェースの頭に着いた。今合宿でまだフェースに触っていなかったので、せっかくだからdフェースをペチペチしておいた。
dフェースの頭からの懸垂 |
eフェースの頭からの懸垂 |
ここからも岩稜歩きって感じです。67のコルからは稜線通しに歩く。いい感じの巻き道に入ってしまうとダイレクトに八ツ峰の頭に出てしまう(2019年の吉田さん隊)。
7峰から土田松坂ががんばって懸垂しているさなか、源次郎隊の福田から電話がかかってきた!!稜線電話チャレンジ成功!!源次郎隊はどうやら10何人で来た立命館大の懸垂待ちで2時間?待っているということであった。あんまりよく分からなかったが、とりあえず電話できてテンション上がった。こんなことをしていたので7峰の支点の写真を撮るの忘れてました。
※稜線電話チャレンジとは、稜線で電話をかけることを指す。相手が出れば成功。お互いのタイミングが合わないとできないので難しい。名称は中西さんが冬山の稜線で用を足すことを「稜線ウンコチャレンジ」と呼んだことに由来する。停滞中のテントの中で、8/8雪渓周遊(小久保・岡本・降矢・孫パーティ)で剱山頂に着くや否や、岡本が彼女と、孫はお母さんと電話していて驚いたことを話すと、「稜線で電話したくなる相手がいるのはうらやましい。ぜひ我々もやろう」となり、決行に至る。ちなみにこの日も岡本は源次郎から山頂に着くと慣れた手つきで彼女に電話していたらしい。この様子は降矢が動画に収めている。
8峰は短く2回懸垂する。そのあとの八ツ峰の頭への登りは最初悪そうに見えるが登ってみるとⅢくらいでロープなしでツルっといけるが、心配なら出した方がいい気もする。
八ツ峰の頭到着。56のコルから3時間くらいかかった。おととしの畑中・辻パーティ 1時間20分は訳が分からないほど早いと思う。頭ではダラダラ休憩した。
八ツ峰の頭からはリッジ通しに懸垂する。最後の懸垂までロープは回収のたんびにぐちゃぐちゃしてほんとに疲れた。
帰りは長次郎谷右俣を下る。熊岩で源次郎隊と合流し、楽しく降りた。真砂沢では久しぶりに池田さんに会うことができてうれしかった。私のこと忘れてるかと思ったがちゃんと覚えてくださっていた。
20210808 雪渓周遊
メンバー:小久保(L)(4年)、岡本(文責)(3年)、降矢(2年)、孫(1年)
天気:晴れ
4:05 真砂
4:50 長次郎谷出合
7:50 長次郎左俣突破
8:40 本峰
9:15 本峰出発
10:10 平蔵谷
13:15 平蔵谷出合
13:45 真砂
前日の雪訓において孫が長次郎谷の登りにかなり時間を要していたため、長次郎谷を詰めるタイムリミットを11時に設定し、4時に真砂沢を出発した。最初の雪渓に乗って少ししたタイミングで、降矢がサングラスを忘れたことに気づき、岡本が付き添って一度取りに帰った。その後、長次郎谷出合で全員合流し、アイゼンをつけ、登りに入った。
長次郎の登りでは、孫が雪上歩行に慣れたのか、前日の1.5倍ほどのスピードで登ることができ、熊の岩まで到着した。ここで、前日までに見上げた様子から、左俣上部が通行可能である可能性が高いと判断し、トラバースして左俣に入った。左俣上部の雪渓は、左右が切れて落ちていたり、クレバスになっている部分があったりしたが、最後まで繋がっており詰めることができた。結果、想定よりかなり早く8:40に長次郎を詰めることができた。そのため、北方稜線の詰めの距離を大幅に短縮することができた。ただ、孫が岩綾歩きに慣れておらず、かなりゆっくりの歩きになったが、距離が短かったため比較的すぐに本峰に到着した。
長めの休憩の後、本峰を出発した。カニの横ばいでは、降矢と孫は恐怖感があったようで、慎重に通過した。しかし、そのためTJARの選手を2名待たせてしまい、非常に申し訳ない形になってしまった。
平蔵谷の降りでは、上部が急かつクレバスがあったこともあり、クライムダウンで降った。しかし、孫が雪渓の降りに慣れておらず、かなり時間を要した。途中はやはりガレ場が広く露出していたので、一度ガレ場に乗り、その後もう一度雪渓に乗って降った。
降りに時間を要したものの、登りで大幅に時間短縮できたため、結果的には比較的良いタイムで真砂沢に戻ることができた。特に1,2年生の降矢、孫にとっては非常にいい経験になったのではないかと思う。
2021/8/8 Ⅵ峰Dフェース富山大ルート
天候:曇り時々晴れ
メンバー:福田、土田(記録)
4:00 真砂沢出発
7:00 登攀開始
11:00 登攀終了
12:30 ⅤⅥのコル
14:00 真砂沢到着
前日にCフェースから取り付きが悪そうなことを確認しており、取り付けそうならDフェースを登攀してダメそうならAフェースを登攀することにして出発した。無心に長次郎雪溪を登り6時すぎにフェース群の近くで雪渓から降りてガレたところを登ってCフェースとDフェースの間に到着。下からみてEフェース側から取り付くことは困難であることが想像できたためCフェース側から岩と雪のブロックの間を回り込んで取り付こうということになった。途中にお助け紐のようなものがぶら下がっていたがそのロープは浮石の間に挟まっていただけで引くとむしろ落石を起こして危険という感じで意味不明であった。よくわからない紐を引いてはいけないということは鉄則のようだ。雪渓と岩の間を進むこと数十分でDフェース側に回り込むことに成功した。そこから登れそうな感じであったのでその場所から取り付くことにした。
1p目は福田がリード。しばらく登った後にどっちにいくか迷っているようであった。その後フォローで私が登ったが終了点手前が結構悪かった。支点は残置ハーケンであった。
2pは土田がリード。凹角を登るピッチであった。ところどころ残置があって中間支点には困らなかった。ロープの長さ的にそろそろ終了点である地点まで登り終了点らしきものを探していたが見つからない。リングボルトがあったのでそこまで移動して近くでカムが決まるところがないか探したが見つからず結局ハーケンを自分で打って支点を構築した。あとで確認したところその場所の右下にスリングのかかったリングボルトが2本打ってある場所があったのでそこが終了点であったようだ。ルートより少し左側に寄ってしまっていた。自分で打ったハーケンは固く打ち込みすぎて回収不能になり残置することになってしまった。
3p目はこのルートの核心がある。まず前のピッチで私が左に行きすぎたので右に移動してから凹状のフェースを登る。終了点の手前で傾斜が強くなる箇所がありここが核心とされる箇所かと思ったが1p目の方がよっぽど難しく感じた。
4p目はリッジに向かうように左に向かって登りリッジについたあたりに支点を取れそうな箇所があったのでそこでピッチを切った。もう少し登った先にも支点を取れそうな箇所があったのでそこでピッチを切っても良かったのかもしれない。このピッチでフォローがずっと登って来なかったので何かあったのかなと思っていたら環つきの環が回らなくなってしまったようで必死に格闘しているようであった。結局環が回ることはなく残置したそうだ。
登攀終了後Dフェースの頭でしばらく休憩して下降を開始する。まずCフェースの頭まで歩いて移動してそこから少し長次郎側に下るとハイマツの懸垂支点がある。そこから懸垂を行う。降り立った地点からさらに長次郎側に歩いて2回目の懸垂地点へ。そこもハイマツの懸垂支点。そこからABのコルへ。ABのコルからⅤⅥのコルへさらに懸垂。途中で長次郎側に回るように下降しなければならない。計3回の懸垂でⅤⅥのコルに到着。そこからは歩いて雪渓までおりさらに雪渓を下降して真砂沢へ降った。