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2023年1月31日火曜日

万太郎山

メンバー:縄(OB)、近江(OB)、齋藤(1、記録)


1月30日

11:42 土樽駅出発
16:00 1013m地点で幕営


土樽の駅からしばらくは除雪された道を歩いたが、川沿いの道を行くとすぐ雪が数十センチ積もっているエリアに差し掛かり、ワカンを履いてラッセルしながら登山口を目指すこととなった。





林道を3人で順番にラッセルしながら、登山道に入る。杉林をラッセルを交代しつつ登っていく。雪はさらに深くなり、腰近くまで至るところもあった。途中までオレンジのテープがあったが、見失ったので地形と地図とGPSを頼りに歩いた。


16時ごろ、標高1013m地点の樹林帯の尾根上の幹の直径が3、40cm以上はある大きな樹木の側の、少し雪が窪んでいる場所をテント地とした。木の根本は雪が溜まりにくいのか、足を踏み入れるとズボズボと沈んでいく。幹の表面には苔や地衣類が何種類もびっしりと付着していたのが印象的だった。樹皮上の地衣類は雪山で数少ない生命を感じさせるもののひとつだが、耐寒温度はどの程度なのだろうか。


テントを建て、中に入り、雪を溶かして水を作ってペミカンで鍋を食べた。パイタン味が美味しかった。





うまくいけば次の日に登頂し、そのまま予備日を使わずに下山できるのではないかという話が出た。外では雪が振りしきっていた。その後次の日の出発準備を行い、21時ごろには寝た。シュラフはモンベルの#0に買い替えたので上部は暖かかったが、床面は、安物のシュラフマットを使っていたせいか、雪面の冷たさがそのまま伝わってきて寒かった。



1月31日


  5:57 出発

13:22 1470m地点

16:13  幕営地(1013m)


翌日は4時半ごろ起床、朝食に棒ラーメンを食べ、ワカンを履き出発した。相変わらず雪は深く、さらに降り積もってくる。3人でラッセルを交代してゆっくりと進んでいく。






高度を上げればラッセルが必要なくなるだろうという予想に反して、いくら進んでも雪は硬くならず、足が深く沈み込んでいく。樹木の背丈が低くなり、切り立った尾根が遠くまで見渡せるようになっても、相変わらず雪は深く、尾根にそって少し下の樹木が覗く側面のライン上に少しずつ道を切り開いていくしかなかった。





落ちてもそんなに危険に見える箇所ではなかったが、ルートをとれるラインが狭かったせいか、途中雪庇ぎりぎりを歩いて部分的に踏み抜いた箇所があった。恐怖を感じる場所はほとんどなかったが、ラッセルしながら尾根沿いを歩くのが初めての私にとって、ここは歩ける場所なのか、という驚きがあった。途中一箇所だけ、崩れやすい場所があり、恐怖を感じたので慎重に雪を踏み固めながら歩いた。

移動スピードは上がらず、山頂と思しき岩山は遥か遠くに見える。今日中の登頂は難しいだろうという予測が濃厚となっていった。





13時頃に、尾根の先に見える小さいピークまで進んだらテント地点まで戻り、登頂は明日目指そうという話になった。13時半ごろに到着した1470m地点で折り返し、ラッセルした道をそのまま戻り、テントに16時15分ごろに到着した。ペミカン入りのカレーを食べ、翌日の準備をして寝た。シュラフカバーを持っていなかったこともあり、シュラフが若干湿っていて前日よりやや寒く感じたが、身体の回復に支障が出るほどではなかった。



2月1日

4:46 出発
11:54 万太郎山山頂
16:45 幕営地(1013m)
20:44 土樽駅


翌日は4時ごろ起床し、5時前には出発した。昨日と異なりよく晴れている。ラッセルした跡をたどり、前日に引き返した地点に8時ごろには到着した。その後もしばらくラッセルが続いたが、徐々に雪の表面が凍っており、歩きやすくなってくる。

1600m地点付近でワカンを脱いで低木にかけてデポし、アイゼンに履き替えた。

私は自分のワンタッチアイゼンが思ったより硬く、かなり手間取ってしまった。家で練習をしたことはあったが、直前にも練習をすべきだった。

アイゼンを履いて以降は、より斜度の高い広い雪面を進んだ。表面が硬い箇所が多かったが、時々柔らかい箇所があり、雪面が抜けて熊笹の生えた穴に落ち込んでしまうことも何度かあった。


10時ごろ、1770mほどの地点の岩稜の麓に到着した。経験のない私から見ると全くどういうルートでこの岩を超えたらいいのかわからなかったが、縄さんと近江さんがどのようなルートでいけばいいのか話し合っていた。最初写真のようなルートで岩を越えようという話になり、近江さんが登っていったが、上の方でほとんど垂直になっていることがわかったようで、引き返してきた。







その後、縄さんがこの岩を左に回り込むルートを検討していたが、左側は切れ落ちたようなルンゼとなっており、見るからに危険で、難しいということになった。結局右に周りこむこととなり、シャクナゲの低木を掻き分けつつ、岩と雪の混じった岩壁をつたっていった。

最後にかなり垂直に近い岩をよじのぼり、下山時はロープを出す必要があるだろうという話になった。





岩の上の尾根に出ると強風が吹き荒れており、体寒温度はかなり低かった。雪は硬く風紋がついており、枝などに付着した雪は樹枝状のパターンを形成していたことからも、継続して強風に晒されていることを伺わせた。





油断していると身体ごと吹き飛ばされそうになる尾根の上を歩き、いくつかの小ピークを超えたがなかなか山頂は見えてこない。一度急斜面で休憩をとり、ハーネスをつけた。アイゼンをつけた状態でハーネスを履くのはかなり困難で、全員手間取っていた。今後はアイゼンをつける前に履こうという話になった。


その後またしばらく歩き、やっと山頂に辿り着いた。山頂は平で開けていて、谷川山系の山々が脈々と続く光景を一望できた。








12時前に山頂に到着し、何枚か写真を撮影したりして過ごした後、下山を開始した。

岩を登った地点では、枯れ枝に支店を取り、ロープを出した。近江さんがリードし、私は次にその場で縄さんにプルージックを教わって降ったが、あらかじめ教わっていたクライムハイストもうろ覚えだったので、やや手間取ってしまった。また、ロープを出す時や、ピッチごとの待機時間に手先や身体がかなり冷えてしまい危険を感じるので、改善の必要がありそうだ。

ロープは安全を考えて2ピッチ出し、切り立った岩稜の手前まで下った。





その後はそのまま行きのトレースをなぞって、ワカンを置いた地点では回収し、テント地まで下山した。テント地に到着した時点で16時45分前後で、遅めではあったが、ラッセルしたトレースをなぞれば2、3時間で下れるのではないかと希望的観測をしていた。


しかし、テント地から下のトレースは2日目の雪によって、ほとんど埋まってしまっていた。そのため再びラッセルを強いられることとなり、樹林帯に入ってすぐにヘッドランプを出す必要があった。林道に出たころにはすっかり暗くなっていた。林道に出たらあとはもう楽に歩けるのではという期待に反し、膝を超える深さの積雪があり、ラッセルを延々と強いられることとなった。





いつからだったか、また雪も降り始めていた。やっとのことで土樽の駅に到着したのは20時44分ごろで、東京行きの終電には間に合うと喜んでいたが、時間になっても電車は来なかった。訝しく思い調べると、荒天のため上越線が運休していることがわかった。今晩だけでなく次の日までの運休で、運転再開の見込みは立っていないようである。12km先の越後湯沢の駅からの新幹線の終電はまだあることがわかったため、まずタクシーを呼ぼうとしたが、全く電話がつながらないか、断られるかのどちらかだった。土樽は無人駅であり、近隣にコンビニのひとつもなく、食料はもう行動食しかないので、泊まれる旅館を探そうということになったが、宿泊できる場所も数キロ以上は離れている上に結局この時間からの予約も難しいことがわかった。駅でビバークするか越後湯沢まで歩くかという選択肢が出て、夕飯を考えて越後湯沢まで歩こうという話になった。


その後 時間ほど湿った雪が降り頻る中を歩き、深夜1時を回った後に越後湯沢の駅に辿りついた。越後湯沢の駅はかなり大きいが、5時になるまで駅構内に入れないことがわかり、結局雪を避けられる地下道でビバークすることとなった。水っぽい雪で服やさまざまな装備が濡れそぼっており、シュラフもかなり濡れていた。気温も低く、山でテント泊した二日間より寒かった。4時半ごろ寒さで目覚め、新幹線の始発が6時ごろのため準備して地下道を出た。

そして無事始発から2番目の新幹線に乗り、東京に帰り着くことができた。


帰宅してから足の両親指の腹が痺れていることに気づいた。山での長時間行動の後にアスファルトの道を冬靴で10km以上歩いたことにより神経が圧迫されたのか、冷えによる軽い凍瘡のようなものなのかはわからないが、1ヶ月たってようやく無事に痺れがとれてきた。


2023年1月7日土曜日

20230107-09_仙ノ倉山 北尾根

  20230107-09_仙ノ倉山 北尾根

メンバー:降矢(3, L),尾高(2),沼田 (1,記録)

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5078195.html

 天気
1日目:快晴
2日目:降雪
3日目:晴れ

 1日目
06:00 荻窪駅 出発
09:30 駐車場 10:09
15:05 群馬大ヒュッテ
15:29 幕営地(吊橋)

 2日目
05:30 起床
08:10 雪洞作成開始(50 min くらいで3人用雪洞完成)
09:22 出発
13:45 1182.0 m peak 到着,引き返し
15:29 幕営地

 3日目
04:10 起床
06:16 出発
07:54 駐車場


 本山行の目的は,ピークハントではなく「修行」である.ラッセル地獄に苦しむ経験と,雪洞の作成,雪洞泊の練習.あとは単純に冬合宿に向けた体力作り.

 結局,1日目は林道ラッセルで時間を費やし,群馬大ヒュッテに到着したのが   15:00頃.日が沈む前に雪洞を作れる確証もなかったため,1日目の夜はテント泊.この時点で登頂はあきらめる.

樹木からの落屑に注意.林道分岐まではトレースがあった.

雪解け水が流れていて一部林道が見えていた


 1日目のペースから考えても,仙ノ倉山山頂にはたどり着けないだろうということで,2日目の朝に雪洞を作ってから尾根を登る.

2日目の朝,登る前に雪洞掘りの練習を始める.
50 min程度で3人用がほぼ完成.

積雪量がいまいちで,奥行きが確保できず植生が出てくる.


急斜面をラッセルしながら登って,1182.0 m 地点にたどり着いたのは13:40 くらい.キリがよいのでここで引き返し.降り始める前に雪洞作りの練習.1人分の雪洞なら,30 min くらいで完成.下りはトレースをグリセード and シリセードですいすい.3時間以上かけて登った道を30 min で下る.冬山あるある.

急斜面ラッセル,なかなか標高が稼げない


1182.0 m地点で引き返し


1人分の雪洞なら30 min くらいで完成

 日差しの当たる南斜面は薄いクラストが形成されており,新雪は10 cm くらいの積雪.テントに戻ってきたのは 15:30 くらいで,このまま下山もできるくらいだが,腹が減ったのと,下山後の温泉と飯を食いたい ということでもう一泊.2日目の夜は寒さ対策が充分だったが,何故か眠れんかった.ようやく眠ったのは 2:00 くらいになってからか.起床は 4:00.

 本気で登頂を目指すなら,林道歩行はスキーで挑むだろう.雪洞掘りも問題なくできるようになったし,積雪量もスキーにとっては充分.いつかやるかもしれない山行.


 【反省】

 忘れ物
インナー手袋の予備,ストック、スノーソー


2023年1月2日月曜日

20230102-03_赤岳 真教寺尾根

 20230102-03_清里駅ー美し森ー赤岳(真教寺尾根)

メンバー:尾高(2, L),沼田 (1,記録)

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5056803.html

天気:1日目,2日目ともに 晴れ時々雪

 1日目

06:54 清里駅
07:46 美し森
08:03 羽衣池
10:43 牛首山
12:55 幕営地

 2日目
07:20 幕営地
11:10 真教寺尾根分岐
11:27 赤岳 11:53
12:05 真教寺尾根分岐
15:13 牛首山
16:07 羽衣池
16:26 美し森駐車場
16:47 清里駅

稜線手前の鎖は半分くらい埋まっている.
今回の条件において,真教寺尾根からの赤岳登頂は,ハーネス,ロープ,ピッケルが無くても可能だったが,天候や積雪状況によっては危険になりそう


 今回の山行は,冬期登攀要素(冬にロープを使う)があるので,初めての山行になるので,初挑戦独特の緊張と期待を持って挑んだ.1日時点の天気予報では冬型が強まり,西風が強くなる予報だったが,2日の予報では安定した気候の予報に変わった.予想外の好天もあり,「中の中」がちょうどいい難易度だとしたところの自己評価では,「中の上」くらいの山行となった.予定では下山は赤岳鉱泉の方に降りるつもりだったが,幕営装備を持って山頂に向かうことと,真教寺尾根の鎖場を懸垂下降することの手間を天秤にかけたところ,後者を選ぶことにした.

 今回の条件において,真教寺尾根からの赤岳登頂は,ハーネス,ロープ,ピッケルが無くても可能だったが(実際自分らの後の4人パーティはこれらが無しで,ストック所持だった),天候や積雪状況によっては危険になりそう.

自分らより先行した単独の方は,「登りは良いが下りが危険」と判断して下山していった.

幕営完了 この時 14:13

翌朝のモルゲンロート


練習がてら,1っつ目の鎖場でロープを出す.鎖場は雪に埋もれていない.2 pitch目で鎖が埋まっていたが,すぐに掘り返せるくらいの埋まり具合.



 【反省】

 少人数で宿泊装備での行動は荷物が重くなるので歩荷力が必要.25 kg 前後.zero point の 80 L ザックでは限界を感じたので,パッキング方法を工夫するか,ザックを新調するかの必要性を強く感じた.


2022年12月24日土曜日

20221224_赤岳鉱泉 アイスクライミング

  20221224_赤岳鉱泉 アイスクライミング

メンバー:沼田 (1,記録),降矢(3),尾高(2)

天気:雪のち曇り

https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5028732.html

八ヶ岳山荘 駐車場 800 yen/1day

赤岳鉱泉のアイスキャンデーは 16:00 までにエリアから出るよう指示される.


03:20 起床
03:50 出発
06:40 八ヶ岳山荘 美濃戸口 07:00
07:45 美濃戸
09:31 赤岳鉱泉 アイスキャンディ(ゲレンデ)16:20
17:10 美濃戸
17:54 八ヶ岳山荘 美濃戸口


 初心者練習のため,天然ではなくゲレンデで登る.

 冬型の気圧配置で北陸・東北などは大雪の予報だったが,赤岳鉱泉は谷地形に位置するし,近くに山小屋があるので最悪なんとかなるだろうと予定通り実行した.予想通り,降雪は多いものの風はなく,気温は-10~15℃程度.


 シーズン初めのため氷壁の成長具合が悪く,スラブと垂壁 2面しか使えなかった.それでも1日中登れたし,大変満足のいく山行だった.初心者練習には最適な場所だった.次は天然で冬期登攀に出かけたい.


 スラブではアイゼンがきまるというより棚に乗れてしまうのでイージー.2回ずつ登ったあとは垂壁で練習する.足がきまらないと腕がすぐにパンプする.



 昼食後,ロープを張る場所を変えて再度練習.午後になると晴れ間が見えてきた.
1日で,一人8本前後は登れたのではないか.満足度が高い. 


 【反省】

 アイゼン(リンクス)の前爪をモノポイントにしようと,屋根付きの休憩所でナットを緩めていたら,外れた拍子に落としてしまい,休憩所の床の隙間から積雪の中に消えていった.積雪のせいで落としたナットは見えないし,休憩所の床下に潜り込むこともできず….泣く泣くサヨナラした.危機管理能力.
アイゼンのネジはテーピングテープで押さえて,クライミングを続行した.

 アイゼンのネジは5 mmネジだった.ナットは市販品でもなんでも調達可能.PETZL純正は,ナットの内径にプラのようなもので加工されており,脱落防止の機能がある.


2022年12月17日土曜日

20221217_初冬合宿

メンバー:土田(4)、松坂(4)、降矢(3)、小西(2)、尾高(2、記録)、斎藤(1) 
 12/17
 土合駅で集合。だが尾高と斎藤が遅刻したため当初の予定より1時間以上遅れて11時頃出発。すみませんでした。この遅れに加えて、天候の悪化が予想されたため、予定していた西黒尾根は諦めて天神尾根へ行くことを決定。ロープウェイを利用し天神平から天神尾根を少し上がり、14時頃分岐付近で幕営。その後、ラッセル訓練、ビーコン捜索、雪崩埋没等を練習した。 12/18
 雪降る中、谷川岳山頂へアタック。視界は悪く、山頂手前からは風が強かったが、特に問題なく順調に谷川岳山頂へ。途中、少しラッセルをした箇所があった。 あとはテント撤収後天神平へ下山。その日のうちに帰京した。

2022年11月5日土曜日

20221105_深南部

20221105_南アルプス深南部(大無間山)

メンバー:近江(OB)、岡本(4)、降矢(3、記録)、小西(2)



紅葉も見られた
11/5
天気:晴れ→曇り・霧雨
05:40
寸又峡
07:10
栗代林道
14:00
風不入
17:10
大無間山

 私がこの部に入部して初めての山行も同じくらいの時期にこの寸又峡から歩き始める縦走であった。あれから二年、気が付けば主将になっていた(まぁ私の代は私一人なので約束された主将就任ではあった)。その辺の話はあまり盛り上がらなさそうなので胸の内に秘めて歩き始めた。林道の途中で崩落した箇所があるとのことでヘルメットを持ってきたがよくわからなかった。放棄されたバンなどを眺めながら深南部らしい整備されていない道を歩く。大量に空き瓶が散乱していて少し興ざめであった。最近山に行くたびに体力不足を感じている。風不入に着いた段階でもう十分に疲れていた。休憩をしていると結構寒かった。日が傾き始めたあたりで天気が悪くなってきた。霧に包まれる夕暮れの林はそれなりに雰囲気のある景色ではあったが、実際に現場にいる人間としてはそんなこと言っている場合ではない。濡れるし。途中で拾った木の棒を杖代わりにして歩いた。先頭のペースは落ちず、若干置いて行かれ気味になっていたが何とかついていった。そんなこんなで山頂に着き、幕営した。

山頂

11/6
天気:晴れ
05:50
大無間山
15:10
寸又峡

 この日は基本的には下り。山頂からちょっと行ったところがえぐれていた。

ちょっと荒れていたあたり

笹っぽい尾根上を歩く。頻繁に脛をぶつけて痛い思いをした。

こんな感じの雰囲気でした

天気も良く景色も良く幸せな感じでした。

城山マルチ

メンバー=:土田、尾高 日程: 11/5-6 エキスカーション 1p目(尾高) 適当なスラブを登り、2p目のフレークの下にある終了点まで。 2p目(土田) 10bのピッチ。フレークを使って登る。ホールドはしっかりあるが、出だしのあたりのリードは怖そう。 3p目(尾高) 10cの核心ピッチ。リードの私は何度もテンションをかけながら突破。次回、RPを狙いたい。案外ホールド、スタンス共に有った。土田さんがフォロー。土田さんがメガネを落とした。 4p目(尾高) 10aのハング越え。快適に登っていける。 ダイレクトルート 落ちた土田さんのメガネは無事回収できた上、無傷だった! 1P目(尾高) 適当にスラブを登る。 2P目(土田) 細かいホールドを使って登っていく。核心部分を過ぎると徐々に大きいポケットが出てきて安心。 3P目(尾高) 10cの核心ピッチ。基本的には2P目と同じ感じのテイスト。支点間隔はかなり短いため、A0で登ってしまうこともできそう。 4P目 5.8の簡単なスラブ超え。 全体的に、スラッとした絶壁ではあるが、手頃な難度で支点状況も良いため非常に快適。また来たい。 2日目は南壁ショートルートへ。尾高はハートルートを落とした。

2022年10月15日土曜日

20221015_笛吹川水系 ヌク沢 左俣 右沢

 20221015_笛吹川水系 ヌク沢 左俣 右沢

メンバー:小西 (2),沼田 (1,記録)

天気:曇りのち晴れ

03:00 起床
06:14 西沢渓谷駐車場
06:33 近丸新道登山口
07:20 入渓
11:50 遡行終了
13:26 徳ちゃん新道分岐
14:25 近丸新道登山口
14:59 西沢渓谷駐車場

15:13 近丸新道登山口
15:50 入渓地点
16:27 近丸新道登山口
16:43 西沢渓谷駐車場


 気温が低くなるなか,あまり濡れない沢ならいいのではないかということで,今回はヌク沢へきた.遡行に時間がかかりそうなのと,避暑のための沢登りではないので,1,200 m付近の近丸新道登山口あたりからの入渓ではなく,近丸新道とヌク沢が交差する地点にある堰堤を超えてからの入渓にした.

水が冷たいので,極力登山靴のまま進む.行けるとこまで.

入渓地点の堰堤を越えてから(確か)5つの堰堤を越えるまでは,ちょびちょびと小さなナメ滝があったと思うが,印象に残っているのは堰堤の高巻き.堰堤の高巻きツアーになるのかという感じで飽きそうだった.堰堤の高巻きは大体左岸から だったと思う.




水に濡れぬように.自分は左岸から登った.

 1,550 m付近の分岐あたりからは小さい滝やナメ滝が出てきて沢登りらしくなってきた.大滝手前のナメ滝連続から楽しくなってきて,その後の100 m, 80 m, 50 m の大滝は圧巻.これは一度は見る価値がある.ロープを使用したのはこの大滝の80 mのところだけ.

大滝中段の80 mの滝


左岸から登り始め,視界から消えるあたりで水流を越えて,右岸の立ち木に支点を取る(王道ルート?)水流を越えるところで上半身まで濡れて,寒すぎて凍えそうになる.濡れる前にレインウェアを着るべきだった.

2ピッチ目からは右岸側の際を登る.ヌメヌメして滑りそうだが,ホールドはある.

1ピッチ目で残置ハーケンは見つけなかったが,2ピッチ目で残置(取れなくなった)カムを2つ見つけた.中間支点はカムで充分かと.滑りそうで怖い場合はハーケンを打ってもいいかもしれないが,簡単なルートにした方が無難かと.右岸に出れば立ち木とスリングで支点は取れる.

 登山道を歩く距離が短かった疲労感はあまりないが,登山道までのツメが結構斜度があるのでそこで疲れた.大滝とその手前からのナメ滝は面白いが,全体的にヌメリが多くて滑らないように気を遣う沢だった.
下山は半分くらいトレランのように爆速下山.

 15:13 からの 2nd round は,落としたハンマーを探しに,入渓地点まで戻った時のコースタイム.結局見つからなかったのでさすがにあきらめた...
1,400 m より上の地点で落としたと思われる.


 【反省】
入渓後にハーケン打ち用のハンマーを落としてなくしたこと.ザックのピッケルを通すループに付けていたのだが,カラビナを通すなどしてバックアップをしていなかった.おそらく,沢靴に履き替えた際にゆるんで,歩いている最中に落っこちてしまったのだと思う.思い返せば,遡行中に金属が落ちるような音が聞こえたような気がする... 悲しい.
また.滝の水流を越える前にレインウェアを着用するべきだった.水がめちゃ冷たい.


2022年10月9日日曜日

20221009_米子沢

20221009_米子沢遡行


2年の小西です。3連休の2日目に米子沢に行った時の記録です。

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メンバー:L小久保(OB)、小西(2)

天候:くもりときどき晴れ

記録:小西


5:30 桜坂駐車場

6:00 入渓

9:50 避難小屋

10:30 巻機山

12:50 桜坂駐車場


前日アプローチで桜坂駐車場へ。渋滞に巻き込まれながら下道を運転するのはかなり疲れた。駐車場に到着したのは1時30分頃であった。既にほぼ満車で人も多かったが、この時期はいつもこんな感じなんだろうか。米子沢への入渓者が少ないことを祈りつつ車内で仮眠を取った。


5時に起きて軽食を取ったり、沢装備に着替えたりしてから出発。予想ほどではないがやはり冷え込んでおり、水には浸かりたくない気分である。


駐車場から入渓点までは15分ほどで行ける。道が明瞭なうえご丁寧に看板まであるので迷うことはない。アプローチ用に靴を持っていかなくて良いのも楽だ。堰堤のところで準備をして、6時に入渓した。入渓してしばらくは平凡なゴーロが続き、いささか退屈であるが、奥の方にちらっと見える美しい渓相に胸を踊らせた。


20分ほどでゴーロ帯が終わると、その先はナメを中心にして時々ゴルジュや小滝が出てくる、飽きのない遡行ができた。主要な滝には大体巻道がついているので、パーティーの力量やその日の天候に合わせて歩き方も変更ができるだろう。今回は、なるべく水に浸からないようにしたので、ロープを出すようなところはなかった。





2022年10月1日土曜日

20221001_北岳バットレス

20221001_北岳バットレスBガリー大滝~第4尾根主稜



2年の小西です。10/1-2で北岳バットレスに行ってきたのでその様子をお伝えします。夏季休暇の最後に素晴らしい天気に恵まれ、快適な登攀を楽しめました。以下山行記録です。

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メンバー:L土田(4)、降矢(3)、小西(2)

天候:両日晴れ

記録:小西


10/1

11:30 広河原

14:30 白根御池小屋


先輩2人に山行へのお誘いをいただいたのは、7/9、twall江戸川橋での事だった。お2人が前週末に取り付き近くまで行ったにもかかわらず、雨により失意の敗退を余儀なくされてからちょうど1週間後のこと。当時はマルチピッチなんか1回しかやったことがなかったし、クライミングを始めて2ヶ月くらいだったので、まさか誘っていただけるとは思わず驚いた。しかしバットレスはいつか訪れたいところだったし、荷揚げ要員だとしても是非行ってみたかったのでその場で参加を表明した。


日程調整がうまくいかず、山行は10月の頭までもつれこんだ。10月も中旬になるとアルプスは短い秋を終え、急速に冬支度をはじめる。これが今シーズンのラストチャンスだろう。なにより、今回も山行がないとなると、2人の先輩が不憫でならなかった。

祈る思いで、天気予報をチェックしていた。1日と2日が今シーズン1の天気に恵まれると知った時は、嬉しかった。あとは私が足を引っ張らなければ…


1日目の行程は、広河原から一般登山道を通って白根御池小屋までいくだけなので気も楽である。取り付き偵察も、7月に行った時に済ませているので今回はやらないことにした。特に何の問題もなく白根御池小屋に着き、各自が持ち寄った夕食を済ませ、寝た。



10/2

3:10 白根御池キャンプ場

4:50 Bガリー大滝登攀開始

5:55 ヒドゥンガリー

10:40 登攀終わり

11:10 北岳山頂

16:00 広河原


早起きして3時過ぎには出発、4時30分くらいにBガリー大滝に到着した。まだまだ暗かったので、ゆっくり登攀準備をしていると、空が白んできたので登攀を開始した。Bガリー大滝は簡単な2P(Ⅲ)で、前回来た時はロープを出さずに登ったらしい。確かにロープがなくとも行けそうだが、今回は念を入れて出してもらった。土田さんリード、セカンドが小西で登った。こういうところでもたもたしていると流石に怒られそうな雰囲気を2人が醸し出していたので、少し急ぎ目に登った。



2ピッチ終わったところで一旦ロープとクライミングシューズをしまい、トラバースしていく。踏み跡はそこそこあるが、迷いやすいポイントとしてはロープをくぐった後だろうか。ロープをくぐってさらにトラバースを続けるとザレ場がある。数年前に崩壊があって今も日常的に崩壊が進んでいるところだ。滑らないように注意しつつ、横断していく。横断先には「4」と赤ペンキで書かれているところがあるが、そこがヒドゥンスラブの入り口である。ここからマッチ箱のコルからの懸垂までは全て土田さんがリードした。ヒドゥンスラブはⅢ~Ⅳくらいとあり、右から登ると容易。


ヒドゥンスラブ


ここから(?)第4尾根に入る。

1ピッチ目 核心の1つ、つるりとしたクラック(Ⅳ+)から易しいスラブ

フリーで越えられた。

つるりとしたクラック

2ピッチ目 50mをフルで使ったあたりでカムで支点を取る。草付きを登った。


3ピッチ目 緩傾斜のクラック。特に難しくはない。


4ピッチ目 あまり覚えていない…


5ピッチ目 残置が沢山。右に回り込む。非常に高度感があり、楽しい。




少し懸垂する(20m)。


6ピッチ目 ここから降矢さんリード。右のコーナーカンテ状のクラックを登る。


7ピッチ目 左のルンゼ状を登った。枯れ木テラスのビレイポイントは狭い。


8ピッチ目 トラバースは進行方向から見て左側を行く。Dガリー大滝から来たと思われる先行パーティーを待ってから。高度感はあるが難しくはない。



9ピッチ目 もう1つの核心である城塞チムニー(Ⅳ+)。小西は焦ってA0。


上がったところでロープをしまい。そこから登山道に合流する。北岳山頂へはあと少しだ。

山頂で写真を撮り、下山。その日のうちに東京に戻った。


先輩方に助けてもらいながらとなったが、1つの目標であった北岳バットレスに行けた。個人的にリードできなかったのは残念だったが、時間短縮のためには仕方ないことだったと思う。夏合宿に行けなかったため初めてのアルパインで緊張していたが、フォローで行く分には特に問題はなかった。来年はどこに行っているかまだわからないが、懸垂や支点構築、ロープワークに慣れて素早い行動を主体的にこなせるようになりたいと思う。