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2019年12月7日土曜日

2019 12/7,8 初冬合宿(谷川岳西黒尾根)

メンバー:L畑中(3年)、箱守(3)、吉田(3)、新垣(2)、辻(2)、岡本(1)、土田(1)

1日目(12/7)記録:土田
天候:曇り

土合駅8:37―西黒尾根9:50―幕営地13:00―訓練14:30
登山道は踏み固められていた
土合駅に837分に到着していつも通りに例のあの階段を登る。950分に西黒尾根取り付きに到着。麓では雪は薄ら積もっている程度で登山道には積もっておらず登山道はドロドロであった。また2ピッチ目まではシャツ1枚でちょうどいいぐらいに暑かった。尾根を2時間以上登ると地面が露出することはなくなったが登山道は完全に踏み固められており何の困難も伴わずに登ることができた。しかし道を外れるとたちまち脛まで沈んでしまうような積雪で1年生はそこでラッセルの練習を少し行いながら登る。途中の岩場は露出している箇所が多く鎖を掴みながら登ることは可能であった。そうしているうちに13時に標高1500m付近のピークに到着。そこで幕営した。テント設営後1430分から訓練を開始する。まず1年生の2人が実際に雪に埋没してみて雪に埋まるとはどういう感覚であるのかを体験する。同時に他の人はそこにプローブを突き刺し人に当たる感覚を確認した。次にビーコンを使った埋没者捜索訓練を埋没者が1人の場合と複数人の場合に分けて行なった。最後にワカンを手袋をつけたまま装着する練習を行い1630分に訓練終了。19時に就寝。この日の夜は若干風が強く風の音がうるさくて睡眠を阻害されることもあった。



幕営地から谷川岳山頂


















2日目(12/8)記録:岡本
天候:曇りのち晴れ  
  
2日目 風が強く視界が悪い
幕営地出発 7:25  1640mの地点 8:30  幕営地帰還 9:20  幕営地撤収 10:40  土合 13:45 

 1日目とは打って変わって、朝から粉雪が舞い、強風で視界不良であった。そのため朝は、天候の回復を待ってゆっくり準備をした。結局天候に変化はなかったが、行動可能な範囲の風と視界であると判断し、アッタクに向けて出発した。3年生がラッセルをして進んだが、夜の間に雪が積もっており、先頭は途中からワカンを装着した。そして、1時間弱で急登を登りきった。しかしここで、午後まで天候が回復する見込みがないこと、頂上付近に行けばより風が強くなること、視界がホワイトアウトに近い状況であったため、撤退を決定した。降りる際にはアイゼンを装着した。幕営地までの撤退の途中、塚本さんのパーティーにお会いした。テントで休憩をとった後、下山を開始した。鎖場では、鎖にセルフビレーをとって降りた。途中の斜面で、弱層テストを行った。下山後、駐車場でビーコン捜索訓練の続きをする予定であったが、完全に除雪されており、できなかった。1、2年生があまりラッセルの経験ができなかったのが残念であったが、個人的には初めての冬山での生活をきちんと経験できたことは良かったと思った。 

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