メンバー:饗場(リーダー)、林(記録)
天候:曇り
8:30 石楠花橋
9:00 入渓
9:10 竜喰谷出合
(遡行)
10:48 曲り滝
14:00 遡行終わり
(大常木林道)
15:40 三ノ瀬
(遡行約5時間、全行程約7時間)
今回は水量が多くて楽しそうな竜喰谷を遡行した。天気が危ぶまれていたが、ギリギリ行けそうだったので決行。ただ、昼から雨の予報だったので急いで遡行することにした。
石楠花橋から一ノ瀬川へは適当に降りる。そこから10分程沢を下る。気温があまり高くなく、水が冷たい。左岸側の階段状を降りると竜喰谷出合。右から登る。
続く精錬場の滝も右から登った。ロープは出さなかったが、上部が少し難しかった。
本日一番の落差である下駄小屋の滝。饗場リードで左から登る。途中ヌメヌメしており、足が滑って焦った。きちんとホールドはあるので冷静に登れば問題なし。登り切った少し先の日が当たるところで休憩した。
核心の曲がり滝。右から登るらしいが、ただでさえ水量が多い沢が増水気味のためだろうか、ホールドが水流でよく見えない。見えるところも悪そう。時間もなかったので無理せず巻いた。巻き道は途中急な上に滑りやすいところがあったが、落ちるほどではない。むしろ巻き道の中では歩きやすい方だと思う。
核心を終え、ほっとする。ここからは水量の多いナメをジャブジャブ楽しく歩く。かなりヌメヌメで、足元を何度も掬われた。核心が終わったと思っていたが、この先も結構登攀を楽しめる。スダレ状は中央を登る。真ん中あたりでやや左上し、水流を浴びる。
一遡行に一回は滝に打たれたくなる |
続く5mは左から。(写真無)5mを越え、ナメを歩き散らかすと8mに出会う。(これまた写真無)ロープを出し、林リードで左から登る。上部は足元のヌメヌメをアンダーで耐えながら突破。終了点にちょうど良い支点が見つからず、ハーケンも決まらなかったため、悩んだ末に左岸側の木を使ったが、フォローがもし落ちた場合かなり振られることにあるので、あまりいい選択ではなかった。自分としては、この日一番難しかった。
その後も水量の多さを十分楽しんで登攀できた。ナメを歩くのも楽しく、大満足。分岐はすべて右岸側を歩くと、小さな木の橋が見えてくる。これが大常木林道で、遡行終了。詰がないのは非常に快適だった。ここから1時間半なだらかな道を適当に歩くと、三ノ瀬に到着。石楠花橋まで道路を歩いて終了。ギリギリ雨に降られなかったので良かった。
今回の沢登りは水と戯れながら適度な登攀を楽しめる、非常に充実したものとなった。一ノ瀬川本流の遡行と繋げるなどすればもっと面白いかもしれない。
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