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2020年2月10日月曜日

2020/02/10_池山吊尾根

2019/2/10 冬合宿 池山吊尾根 3日目 
メンバー: L畑中(3年)饗場(3年)近江(3年)新垣(2年)、岡本(記録、1年)、嘉村(1年)  
天候:晴れのち雪 
  
5:00 砂払 5:40 ボーコン沢の頭 6:15 8本歯の頭 7:10 吊尾根分岐 7:35 北岳山頂8:30 8本歯の頭 9:00 ボーコン沢の頭 9:30 砂払 10:30 テント撤収 11:00 城峰 11:30 池山御池小屋 

 午前中から天気が崩れる予報だったため、早めにアッタクに出発した。ラッセルは全くないため、アイゼンをつけて出発した。ボーコン沢の頭までは割と急登だった。そこから8本歯の頭までは軽いアップダウンで、順調に進んだ。8本歯の頭の手前で休憩していた頃から空が明るくなった。朝日に富士山が照らされ、非常に荘厳な光景だった。

 8本歯の頭からの下りは、踏み跡がしっかりついており、最初の方は十分クライムダウンできた。途中、念のため1カ所だけロープを出して懸垂下降をした。帰りにそこを登ることを考え、ロープは残置して進んだ。8本歯のコルからはまた頂上まで急登だった。切れ落ちている斜面もあったが、アイゼンをしっかり刺して進めば問題なかった。

 順調に進み、砂払いを出発してから2時間半で登頂することができた。僕個人にとっては、初めて3000m級の山に、それも厳冬期に登頂でき、感慨深かった。この時はまだ快晴で、頂上からの景色を十分堪能できた。


 頂上から吊尾根分岐までの下りでは、強風もあり、饗場さんがかなり時間がかかっていた。吊尾根分岐を過ぎると風も落ち着いてきた。8本歯のコルからの登りは、残置していたロープや踏み跡がしっかりあったため、あまり苦労することなく登ることができた。8本歯の頭をすぎたあたりで黒い雲がはっきり見えてきたため、急いで砂払いまで下った。ちなみに、砂払いまで行くと電波が通じないため、このタイミングで帰りのタクシーを予約した。砂払いに出発してから4時間半で戻ることができ、ちょうどそのタイミングで雪が降り始めたため、早めに出発した選択は正解だった。その後少し休憩してからテントを撤収し、翌日の下山に備えて池山御池小屋まで下った。 

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