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2017年10月7日土曜日

2017.10.07-08 鳳凰三山縦走

2017107,8日 鳳凰三山縦走
文責:近江泰吉郎
メンバー:吉田、箱守、近江(L岸本は欠席)

107
天気:曇り
コースタイム:10:50夜叉神峠登山口-11:40夜叉神峠-12:45杖立峠-13:55苺平-14:30南御室小屋

 午前09:20に竜王駅に集合したのだが、この時衝撃的な出来事が起こった。岸本さんの不参加が決定したのである。岸本さんはこの山行が108,9日に行われるものだと勘違いしていたそうである。こういうわけで残りの三人は皆何とも言えない気分でバスに乗り込んだ。
 夜叉神峠のバス停で下車し、軽く昼食を取った後登山届を提出して登り始めた。曇っていたため夜叉神峠から白峰三山を臨むことはできなかった。緩めの登りをひたすら登って予想よりも早く4ピッチで南御室小屋に到着した。
 この日の夕食は吉田手作りの麻婆豆腐であった。これは麻婆豆腐の素などを使ったものではなく、豆板醤や甜麺醤等を使って作る本格的なものであった。とても美味しかったが、かなり辛かった。食べるのが辛くなるほど辛かった。実際吉田、箱守の2人は腹痛を起こしたそうである。

108
天気:晴れ
コースタイム:05:45南御室小屋発-06:45薬師岳-07:20観音岳-08:30地蔵岳-09:10地蔵岳発-09:45高嶺-10:45白鳳峠-12:40広河原

 朝から晴れていた。調子よく1ピッチで薬師岳に到着すると美しい白峰三山の景色が広がっていた。山の雑誌に載っている写真くらいくっきりと見えた。

ここで写真撮影などし、観音岳へと歩いた。観音岳でも晴れていたのでやはり写真撮影をしたり景色を眺めたりした。地蔵岳ではさすがに似たような白峰三山の写真ばかり撮るのに飽きたのか、写真はほどほどにしてオベリスクに登ろうという話になった。オベリスクの先端の一歩手前で、この先登るのは無理そうだということになり諦めた。高嶺まで尾根道を歩くとそこから先はひたすら下って広河原に着いた。地面が濡れており滑りやすかったので少し怖かった。

・以下はメンバー二人による感想文

 鳳凰三山には今年の6月にも一度訪れている。このときはガスのため眺望が悪く、また歩荷だったこともありこの山域に良い印象は持っていなかった。しかし鳳凰三山は白峰三山を始めとする多くの山を見渡せるその眺望で有名であり、秋には紅葉が綺麗だということも聞いていたので、今回はリベンジという気持ちも持ちながら計画した山行であった。今山行での楽しみは大きく二つあった。一つ目は先に挙げた眺望や紅葉といった山の景色、そしてもう一つが美味しいご飯を作り食すことだ。
 初日の杖立峠あたりまでは紅葉も見られず、予報通りの曇天であった。しかしこのあたりから所々色づいた葉が見え始め、さらに高度を上げると青空が見えてきた。開けたところからは白峰三山が一望できた。翌日の稜線からの大パノラマを楽しみにこの日は就寝した。2日目の未明、トイレのため幕外に出ると満天の星空だった。私の知っているおそらく唯一の星座であるオリオン座を観測し、冬が近づきつつあると感ぜずにはいられなかった。この日は出発してすぐ真紅の太陽が姿を見せ、心を躍らせて薬師ヶ岳を目指した。砂払付近で森林限界を迎えると360°の眺望を得た。雲海のうえに、白峰三山、仙丈ヶ岳、八ヶ岳、そして富士山を指呼できた。また山頂直下では一面に赤や黄の木々を見ることができた。今回で鳳凰三山に対する印象は変わった。

 二点目の食事について。今回は夕飯に麻婆豆腐を用意した。以前より来年の新歓山行では中華を作ろうという話があったので、その練習としての意味もあった。下界で作るものと同程度のクオリティで出来たのだが、腹痛になるほどの辛さにしてしまったことは反省している。山では辛さは控えるべきだと学んだ。夜余ったご飯は焼きおにぎりにして朝食とした。別の方策を含め余ったご飯の食べ方には工夫の余地がありそうだ。一泊程度の山行や長期の山行の一日目ならば生鮮食品も持っていけるので、今後別のメニューも開発していきたいと思う。(吉田)


一日目、バス出発時間の一時間前に駅に着いたので竜王駅周辺を散歩してからバス停へ。バス停で待っていることをLINEすると即、岸本さんから電話が飛んできた。なんでも山行実施日を勘違いしていたらしい。この時間から来ても間に合いそうにないので不参加が決まり、またその後の電話で岸本さんを除く三人で山行を実施するよう連絡が来た。共装は全て一年が持っていたので支障はなかったが、寂しかった。
夜叉神のバス停から南御室小屋まではひたすら緩い登りが続く。標高を上げていくと次第に紅葉が見られた。後半は天気も良くなり、日差しが暑かった。南御室小屋のテント場はよく整備されていて綺麗。水場には南アルプスの天然水が湧いていた。この日は家から南アルプス天然水(ペットボトル)を持って行ったのだが、南アルプスの天然水(湧き水)は南アルプス天然水(ペットボトル)よりも美味しかった。
夕食は吉田が麻婆豆腐を作ってくれた。豆板醤や花椒を使った本格的なものだったが、当人曰くいつもより辛くしすぎたらしい。確かに辛かった。喉に突き刺さるような辛さだった。味は美味しかったがこの辛さは辛い。見事に吉田とともに腹痛になってしまった(ビオフェルミンのおかげでその後は問題なかったが)。麻婆豆腐の他に、追加でサンマの蒲焼の缶詰とフルーツ缶も持って行ったので皆で分けて食べた。至福の時間。さすがに夏より暗くなるのは早く、することもなかったので18時過ぎに就寝。
翌午前2時半頃、トイレから戻って来た吉田が、星空が綺麗だったと言うので私は静かにテントを抜け出し撮影を開始した。今回はカメラの他に三脚も持って来たので、雲ひとつない星空を存分に撮影した。
二日目は朝から快晴だった。早朝の朝日、稜線上から眺める白峰三山をはじめとする南アルプスの山々と紅葉、雲海やそこから突き出た富士山はどれも素晴らしく、我々を魅了した。この山に来てよかったと強く思った。
地蔵岳ではオベリスクの下まで行ってみたが、クラックに沿って登れば上まで行けるかもしれないが体一つで行くのは危険なので引き返した。
広河原に下山すると臨時便のバスが出るほど人と車で混雑していた。芦安駐車場は第一〜第八が全て満車で、溢れた車が道に止められている酷い有様。鳳凰三山の夢のような楽しい時間の終了を告げられ、名残惜しい気持ちを抱きながら激しく揺れるバスの席で眠る。(箱守)



2017年9月22日金曜日

2017.09.22 谷川岳主稜線縦走

谷川岳主稜線縦走
日程:9月22日
天気:曇り時々雨
メンバー:阪本(L)、畑中
記録:畑中

行動概要
起床0300 – 熊穴沢小屋発0400 – 谷川岳肩の小屋0452 – 谷川岳山頂トマの耳0500 – 万太郎山頂0718 – 仙の倉山頂0941 – 平標山頂1009 – 松出山1045 – 元橋1130

夜が極寒だったため睡眠が十分にとれたとは言い難いが、疲労が溜まっているという感覚はなかった。しかしあまりの寒さに目を覚ました時にまだ深夜0時だったのには割と絶望した。起床後ゆっくり朝食を済ませ、出発。
初めはまだ真っ暗なのでヘッドランプをつけたまま行動した。星空がかなり綺麗であった。谷川岳の山頂に着く頃まではまだ晴れていたのでこれからの縦走に多少なりとも期待を寄せていたのだが、肩の小屋を出発したあたりから雲が空を覆い出した。

万太郎山までの道中では右側に徐々に紅葉している様をみることができて阪本とこの時期に沢登りにくるのはアリだなあと語り合った。たまに細尾根で岩を登るので、気をつけなければいけない時もあった。基本的に起伏はあまり大きくはなく歩きやすい道であった。

だんだんと霧がかかってきて、ウェアが濡れ出した。仙の倉山頂に着く頃には風もかなり強くなってきた。天候のこともあり外では休憩をとることができなかったので、休憩は登山道の途中の随所にある避難小屋でとった。平標山頂への登りでは風があまりにも強く、体を風上方向に傾けないと体勢が安定しないほどであった。平標からの下りは木の階段もあり下りやすかったが、やはり風がめちゃくちゃ強い。ここまでくると逆に楽しくなってきて、阪本も畑中も謎にテンションが高まってきた。しかし標高を下げると風も弱まってきて普通の曇りになった。それまでは畑中が先頭だったが、松出山からは阪本が先頭になって走って下った。

元橋につき、荷物の整理をした。バスがくるまでかなり時間があったので、坂本の提案でヒッチハイクをすることにした。人生初だ。期待とは裏腹に何台もの車に2人の渾身の笑顔を無視される。辛い。しかししばらくして、一台の車が止まってくれた!越後湯沢まで送っていただいて、そこで温泉に入り、昼食を食べ、帰路についた。

2017年9月20日水曜日

2017.09.20-21 湯檜曾川本谷

 湯檜曽川本谷遡行1日目

メンバー:阪本(L)、池田、岸本、畑中、吉田
天気:晴れのち曇り 
記録:吉田

・行程
4:30起床
5:40出発
7:40湯檜曽川出合
14:05清水峠避難小屋

 朝起きると、野宿したせいかとても寒く感じられ、今日は沢に入らない方がいいのではないかと思ってしまった。それはみんな同じことで出発する気が起こらず、気温の上がるのを待っていた。それでも入渓点までは行こうと5:40出発。入渓して水に触れてみるとやはり冷たい。できるだけ水に浸からないようにしようと思った。しかしウナギの寝床までいくとそこで泳ぎたいと思ってしまった。ザックを胸の下に入れて泳いだが流れが強くて進めない。結局諦めて左岸から巻くことにした。岸本、畑中は泳ぎきっていた。
ウナギの寝床

この後抱帰り滝のところでは右岸から高巻きした。急な斜面での藪漕ぎだったため足元が悪く恐怖を感じた。七つ小屋沢出合を超えてしばらく行くと、2段の滝があった。ここは左岸の踏み跡を通って巻いた。藪漕ぎの下りでは笹で足元が見にくいので慎重に下りた。これを超えるといよいよ今日のハイライトである大滝だと思っていたが、実はその手前に少し難所があった。小さな釜となっていてその先の少しの高さを超えるだけなのだが手がかりを見つけにくく難しかった。巻道を探して見たが、安全なものはなかなか無いようだった。こうして大滝にたどり着いた。
大滝

1段目はロープも出さずに登ることができた。そこから右岸に上がるところで今山行で初めてロープを出した。全員登り終わると、最後だった池田がそのままトラバースしてフィックスロープを張った。このときすでに曇天となっていて翌日の天気も雨の予報だったので、沢から上がり清水峠の避難小屋で一泊することに決めた。清水峠までの道は整備されていて歩きやすかった。小屋に着くとまだ誰もいなかった。その後10人収容とされる小屋に15人で寝ることになるのだが。この周辺については少し注意が必要だ。水を汲みに行こうとした時に、山と高原地図を見て進んでいたのだが、どうしても道がわからなくなってしまう。そんなことが何度か起こった。どうやら地図には載っていない道があったり、あるいは地図に書かれている道の位置が少しずれていたりしていたようだ。

               湯檜曾川本谷遡行2日目
日程:9月21日
天気:雨のち曇り
メンバー:阪本(L)、池田、岸本、畑中、吉田
記録:畑中

行動
起床5:00 – 避難小屋出発07:35 – 谷川岳ロープウェイ駅着13:15 – 解散(阪本、畑中はそのまま縦走へ)14:50 –(バス)-  谷川岳ロープウェイ駅着15:35 – 出発15:45 – 熊穴沢避難小屋17:15 – 就寝19:00


起床後しばらくは雨風が強かったので、しばらくは待機した。その後出発し、登山道に従って下山した。道はほとんどトラバース気味で傾斜が強いところはほとんどなかった。最後の方は吉田の体調が悪く歩くのがおぼつかなくなってきたので、土合までは歩かず池田と岸本が先に下って車で谷川岳ロープウェイ駅まで迎えに来ることにした。合流した後は初日と同じところへまたお昼ご飯を食べに行き、その後に池田、岸本、吉田の三名は車で東京まで戻り、阪本と畑中は縦走へ向けて出発。水上駅からバスで谷川岳ロープウェイまで上がり、準備して出発。ロープウェイ直下の道を登る。初めはコンクリートで途中から登山道になる。その後熊穴沢避難小屋に着き、就寝。