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2024年7月14日日曜日

20240713-14滝川本流、古礼沢

 20240713-14_滝川本流古礼沢

メンバー:L沼田(3)、鈴木(1)、落合(1,記録)

7/13 曇
0500
 であいの丘
0630
 入渓 (滝川、豆焼沢出会い)
1645
 宿泊地 (古礼沢、水晶谷出会い)

7/14 雨
0540
 宿泊地
1100
 古礼山
1140
 水晶山
1210
 雁坂小屋
1430
 であいの丘

1年生の初沢として滝川本流、古礼沢に行った。前夜部室集合で出発するが雨が降っている上にサンダルだったため、柵の上から滑り落ちてしまった。沢もこれ位滑るのだろうかとか思っていたが、柵の滑りは序の口であった。

であいの丘駐車場を5時に出発し、10分少々車道を歩いてトンネルを2つ通った所から沢への斜面を降りた。この斜面は非常に滑りやすく、終盤で2度懸垂下降をして1時間程で滝川と豆焼沢の合流点に降りた。前日の雨による増水が心配だったが問題はないようだ。序盤は水量が多く、胸まで浸かったり泳いだりする箇所が多かった。


途中の休憩で鈴木がダイブ。寒いのに...
途中、遡行図に書かれた吊り橋を見つけられずにスルーした。登るにつれて滝が増えてきて泳いだりへつったり登ったりと面白かった。

泳いで取り付く
しかし過去に多重事故があったという8mの滝の右岸からの高巻きは非常に怖かった。この後から11つの滝のスケールが大きくなり、2箇所沼田さんリードでロープを出すがどれもスリリング。この日は古礼沢と水晶谷の出会いの右岸の台地で泊まった。沼田さんがコンビーフを持ってきてくれ、夕食がいつもの山行より豪華だった。ちなみにマシュマロも持ってきてくれていたが、前日の雨の影響で枯れ葉も枝も湿っており焚き火はできなかった。初めてツェルトで寝たが、結構快適だった。

翌朝、2本目のガス管がないことが発覚。朝食抜きになってしまったので行動食で済ませる。この日は雨がポツポツしていて寒い。落合は寒いから全身濡れは絶対に避けたいと思っていた矢先、歩き始めて10分経たないうちに小滝をへつっている最中足を滑らせて淵に落下し絶望。210mの滝はfix通過し、610mの滝は4段目以降は左岸から巻いた。

fixで通過。滑りが凄かった

終盤、左の沢沿いに行かなければならないところを右の広いガレ場に入ってしまい大分登った所で気づき、このままでは水晶山に出る上に上部は崩落していそうだった(ガスっていて実際に崩落しているかは確認できなかった)ので左にトラバースして笹の尾根に乗り、その尾根を突きあげて稜線に出たものの大分水晶山寄りだった。尾根上は笹が茂っていたが膝丈だったのでまだマシか。稜線に出てからは古礼山まで足を伸ばした。古礼山山頂には木がほとんどないので晴れていたら景色がさぞ綺麗だろう。

下山後、秩父名物ワラジカツ丼を食べに行こうとなったがこの辺りの店は16時閉店が多く店探しに少々難儀した。後から思ったことだが、道中に道の駅があれば風呂にも入れて地元名物を食べられるのでいいのかもしれない。

今回の沢登りで登攀力不足を思い知った。登攀力をつければ色々な所に行けるようになるし、沢登りも断然楽しくなるに違いない。なので頑張ろうと思った次第である。

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