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2024年7月7日日曜日

20240707_マルチピッチ訓練@つづら岩

 

 20240707_マルチピッチ訓練@つづら岩

メンバー:松坂(OB),沼田(4・L),河本(2),落合(1),鈴木(1・記録)
天気:晴れ

日帰り
07:40 武蔵五日市駅集合
08:10 千足バス停出発
09:27 つづら岩
17:38 千足バス停
18:25 畔荷田バス停
18:45 武蔵五日市駅

天候不良で2度延期されていたマルチピッチ訓練がついに行われた。

落合と鈴木は集合時間を7:40に変更するSlackの連絡に気づかず、6:15に駅に着いたので9月の縦走について話し合って時間を潰した。時刻通りに先輩方と合流し、つづら岩へ向かう。2週間前の歩荷訓練で同じ道を歩いたため足取りは軽いが、やはり登りは長く感じた。
つづら岩に到着。先客は男女ペアの1組だけ。この日東京都内では最高気温が37度近くだというから、岩場に来る人は少ないだろう。

まず左ルートを沼田・鈴木コンビで登る。その後、松坂・河本・落合トリオが登る。最初の足の運びが難しかったが、沼田さんの動きを先に見ていたので何とか登ることができた。ただ、登攀中にチャックが開いていたズボンのポケットからゴミ袋が落ちてしまった。(下にいた落合が拾ってくれました。ミニドーナツをあげました。)落石だけでなく、携帯品も落とすことがないようにチャックの締め忘れには気をつけたい。落合は登り始めのところで一度フォールしてしまったらしいが、特に怪我はなかったようだ。河本さんは初めてのリードで緊張していたようだが、無事に登り切ることができていた。

懸垂下降で戻り、オケラルートへ。ここで鈴木と落合をスイッチする。松坂さんが穴を通らないルートを見たいということで沼田さんはオケラ乗越を披露。必然的に道連れとなった落合だったが、見事に完登していた。
残ったトリオは穴を通るルートを選択。ジャイアンは通れないと思うほど穴は狭かった。穴を出て一度右に出たが、2ピッチ目は左へ戻って登る。この時のトラバースが個人的に一番怖かった。河本さんが登っている間松坂さんと雑談をしていたが、社会人も色々と大変そうだった。

懸垂下降で降りた後、ずっと一般ルートを使っていた先客のペアが帰っていたので、一般ルートを登ることを考えたが、話し合いの結果、支点構築の練習をすることになった。沼田さんからリードの役割をレクチャーしていただき、カムを使ってみたりもした。短い時間ではあったが、マルチピッチへの理解が一層深まった。

その後、朝は通らなかった天狗滝を経由して下山。千足バス停に着いた段階で次のバスが来るまで40分ほどあったので、全員で可能な限り駅に近いバス停まで歩くことに。鈴木はハイカットの登山靴で来ていたが、歩いているうちに最大限バス代を節約してやろうという乙女心が生じ、結局時間いっぱい歩いて3人が畔荷田(「くろにた」と読みます)で乗車した(松坂さんと河本さんは一つ前の和田向で離脱)。千足-武蔵五日市駅間が540円、畔荷田-武蔵五日市駅間が360円だから180円、ジュース一本分の節約になった。
つづら岩はTUSACの訓練で使われることが多いようなので、未来の後輩たちにはぜひ今回の記録更新を目指してもらいたい(千足-畔荷田間は4.3km、千足-武蔵五日市駅間は10.2km)。
時間と精神力の問題だが安全には十分配慮するように。

武蔵五日市駅到着後、浮いたお金で何か買おうと自販機に向かった面々だったが、電車が2分後だったので泣く泣く諦めて乗車した。気づけば、七夕であった。


綾滝

懸垂下降

天狗滝

TUSAC Record 畔荷田

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