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2019年11月9日土曜日

20191109_天王岩フリー

20191109_天王岩
11/9
メンバー:L(3)、新垣(2)、福田(2)
天候:晴れ
記録:福田

覚醒した先輩
10月中はずっと天気が悪かったので全く外岩に行けなかった。そのため今回の外岩は気合の入り方がいつもと全然違った。830分頃に天王岩につき、最初は下の岩場でアップ。縄さんがいきなりマスターでノーリー(10b/c)を一撃。長い間打ち込んでいたそうだ。おめでとうございます。新垣もノーリーが目的なので打ち込む。縄、福田は上の岩場に移動し、空いていた始祖鳥(11a/b)をトライする。福田は一年前にトップロープでトライしたが何もさせてもらえずトップアウトすらできなかった課題だ。マスターでトライするがスリップ。ムーブを修正するも2便目も縦ホールドの処理で手間取り落ちる。3便目でようやくRP。時間がかかってしまったがハマらなくて良かった。縄さんも3便で始祖鳥をRP。え、外岩RP10aが最高グレードじゃなかったんですか?漫画みたいな快進撃。意味わからん。先輩の後日談「縄さんはやっとポテンシャルに実力が追いついてきた。」どうやらそういうことらしい。
 午後になって新垣もノーリーを回収。おめでとう!福田はやっと空いた八月革命をトライして回収した。その後日暮れ近くまで涅槃の風や蝉時雨などをトライして帰った。
 個人的にはニルバーナとかもやりたかったけど時間が足りなかった。あと時間ギリギリまで登っても体力的には全然問題なくなったのには成長を感じた。むしろ消化不良だった。 
いつまでたっても前腕が育たないのはバグかな?

ノーリーの核心に突入する筋肉系クライマーこと新垣

























ここからどうでもいいこと
 山岳部にいながら最近はフリークライミングに傾倒してしまっている。山岳部なので本来はもっと山に行くべきなんだろうなとは思う。ただ、どういう活動をしたら自分が成長できるかを考えた時に、中途半端なアルパインルートや単純な縦走登山よりは、手軽に限界に挑戦できるフリークライミングに魅力を感じてしまう。これは山岳部としての活動を「趣味」として捉えるか「トレーニング」として捉えるかの違いが大きいと思う。多くの人がどちらかに振り切れることはないと思うが、僕にとってはトレーニング的意味合いの方が強い。それに、記録にあふれたアルパインルートや一般道にはあまり魅力を感じなくなってきている。ただ、最近は一つの到達点としての山行がしてみたいとも思っている。フリークライミングでの目標はあっても、山登りの目標を見失いつつある。本気で一つの山に向き合ってみたい。そういう目標をはやく見つけたい。もうすぐ冬だ。
 何が言いたいかっていうと冬シーズンに入ったらもうちょっと山登り頑張りますってこと。



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