20190511 勘七ノ沢
メンバー:福田(リーダー)、林(記録)
天気:晴れ
8:40 大倉バス停
9:40 二俣
10:00 勘七ノ沢入渓
(遡行)
13:15 標高940m付近から枝沢を詰め始める
14:00 大倉尾根へ出る
15:30 大倉バス停
遡行時間約4時間
下山約1時間半
今回の沢登りは登攀が楽しめそうでかつメジャーな勘七ノ沢を選択。渋沢からのバスは満員。大倉のトイレは混雑。1時間ほど歩いて二俣に到着。沢靴を履いて入渓。晴れだったので積極的に濡れに行く。とはいっても5月。腰まで浸かると寒くなってくる。
F1は右岸から登る。残置スリング有。下部はホールドに乏しく苦戦した。思わず残置スリングを掴んでしまった。しかも、私はフォローだったのだが、リードが登る前にロープの末端を結ぶのを忘れており、ロープアップの時に大変焦った。重大なミスである。
F2はガイドブック通り左岸のリッジ状を登った。残置ハーケンはボロい。
せっかくなので二人とも滝に打たれてみた。 |
F3は左岸をへつった。落ちなくて良かった。へつった後は全然難しくない。
この写真を撮るときにザックが落ちて流されそうになったことは、墓まで持っていこうと固く誓った。 |
F4は前衛滝を登った後、迷ったがロープを出した。前衛滝の上に比較的新しいボルトがあり、そこにセルフを取った。足場はあまり良くない。ビレイ解除は合図を笛で行い、聞こえなかった場合はロープを3回引くと決めて登った。しかし笛は滝の音で聞こえず、ロープの引きはビレイ解除なのか手こずってるだけなのか分からなかったので焦った。終了点に到着したリードとビレイ中のフォローが互いに見える位置だったのでなんとかなった。途中ランニングはほぼ取れなかった。登った後、そもそもロープを出す必要が無かったと思った。
F4を越えると堰堤の連続。気持ち萎え萎えポイントである。気分を変えるために休憩。そこから少し進んだところでハプニング。2m程度の超小滝を登るとき、手が滑って落ちてしまった。気づいたらx座標上に移動していたとはこのことである。衝撃はほとんどザックが吸収してくれたが、右手を少し切ってしまった。手首を捻るなどしなくて良かった。
気を取り直してF5。右岸を登る。でかいので足がすくんだが、登ってみるとガバまみれで楽勝。この辺の沢はどこもそうだが、支点用の残置ハーケンはボロボロ。
もうメインデッシュは終わりか~と思っていたが、この後のデザートもなかなか楽しい。ステミングに挑戦したがあえなく失敗。福田はなんなくやってのけた。
遡行終了点とした枝沢はかなり分かりやすかった。(写真撮るの忘れた。)尾根を目指して詰めていくと、鹿よけフェンスが出てくる。狙い通りに大倉尾根に出られたのは良かったが、変なところから人が出てきたと奇異の目で見られるのが少し恥ずかしかった。沢靴を脱いでいると、英語で話しかけられたので焦ったが、文三としての矜持を守るために頑張った。下山はそのまま大倉尾根を使った。今度機会があれば小草平の沢の下降もしてみたい。
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