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2015年9月5日土曜日

2015.09.05-08 秋山合宿 八ヶ岳縦走


2015-09-05 秋山合宿 八ヶ岳縦走            
文責:岸本卓也

メンバー:土井崇史(SL)、伏見修一(CL)、杉山晋、中西隆史、岸本卓也



一日目 天気:晴れ

10:45 観音平-11:25~11:35 雲海-12:25~12:35 休憩-1:25~1:40 編笠山頂~1:55 青年小屋



小淵沢駅からタクシー2台で観音平へ向かう。観音平の側まで来ると駐車場から溢れた車が道路に置かれ長蛇の列をつくっていた。観音平から編笠山頂までは何事もなく進み青年小屋に向かった。大きな岩の積み重なった岩場を下り青年小屋に着きテントを張り一日を終える。いたって平穏な一日であった。ちなみにこの日は一年生の岸本君の誕生日(9/5)である。



二日目 天気:晴れのち雨

5:10 出発~6:10-6:20 権現小屋-7:15~7:25 キレット小屋-9:10~9:15 赤岳頂上-10:00~10:10 休憩-10:30 三叉峰-10:40 横岳~11:05 硫黄岳山荘-11:40 硫黄岳頂上~1:00 オーレン小屋



二日目の行動時間は長い。一日目とは比べ物にならないほど長いため皆早めに行動し予定よりも早く出発した。権現小屋そして赤岳まではそれぞれ岩稜地帯を登る。キレット小屋に着き赤岳を登る。稜線上は風も強く非常に肌寒かった、半袖では厳しいという感じである。衣服調整を挟みつつ登っていくと次は雨が降り出し各々雨具を取り出して着替えた。赤岳の頂上は人が多くそれぞれの登山客が思い思いに登頂の喜びをかみしめている。とても長いできる様子ではなかったため五分ほどの休憩ののち移動を始める。おそらくここからの下りであったと思うが非常に長い梯子がありいつまでたっても下り終えられない感じは恐ろしかったが同時に楽しくもあった。それを過ぎるといよいよ稜線上といった景色が広がっていて横岳を過ぎて硫黄岳へと向かう。

硫黄岳の頂上に近づくにつれ霧が濃くなっていく。頂上に着くと案の定一面濃霧である。景色が見られないと思っていたが出発するころには霧も晴れ、壮大な爆裂火口跡が見られ一満足である。

それからは何事もなく下りオーレン小屋へ。なんとか本降りになる前にテントの中へすべての荷物を入れることができた。その後数人でオーレン小屋のお風呂に漬かった。ぬるかった。天気予報を確認する。雨が多そうであるが、明日の朝は降らなさそう。就寝。



三日目 天気:曇りのち雨

5:00 出発-5:30 箕冠山頂-5:25 根石岳山頂-7:25 休憩-8:20 中山-9:00 高見石小屋-10:00 麦草峠-11:05 茶臼山-11:40 縞枯山-12:50 三岳Ⅰ峰-1:45 北横岳-4:00双子池ヒュッテ



箕冠山をすぎると開けた景色を楽しめた。この日は先々に天候不順が予測されるため二日分の行動を消費することになった。中山峠へ向かう道中の道は雨でぬかるんでおりところどころは沼のようになっていた。あまりにも足元に注意がみんな向かいすぎていたためであろうか看板までたっている分岐を間違い目についた木道を進んでしまい黒百合ヒュッテに出てしまった。その後麦草峠を過ぎて三岳へ。登りは何とかなったが下りが手こずった。岩だらけの景色のなかで進む方向も明瞭でなく、雨で岩が滑り大変だった。体力もなくなっていたため慎重に進んだ

そうした道がほとんど双子池まで続いた。双子池ヒュッテでは池の水を飲むことになりいい経験になった。地面が濡れているとどんどんとテントの底が水でぬれていき深い極まりない惨状となることがわかったのもいい経験だった。



四日目 天気:雨

6:05 出発-6:40 双子山山頂-7:00 大河原峠-8:30 琴料山荘-9:00 琴料山山頂-10:30 下山



朝起きると雨が降っていた。話が違うという雰囲気の中で双子山に登る。双子山は普通の登山道が終始続いていた。その後大河原峠に着き琴料山を目指す。ここからは岸本が先頭を努めた。進んでいくとずっと笹原が続いており途中から先輩が先頭を代わった。そうして進んでいくと途中完全に道を外れてしまい一面木が広がる森の中を進む。そうしているうちに道を発見し登山道に戻った。岩だらけの道を登りいよいよ琴料山の山頂へ。もうみんな下山しか考えていない。山頂も立ち止まらず遥か彼方山の向こうのバス停を目指す。ひたすら長い下りであった。黙々と下る。あと30分で下山というところで岸本がひそかに捻挫する。

そしてバス停に着く一足早くバス停に着き皆を待っていてくれた中西さんが茶屋の庇の下でくつろいでいる。その後タクシーを呼び駅の近くのホテルで温泉に。いい山行であったように思う。

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