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2025年8月26日火曜日

20250826-28_奥西河内

20250826-28_奥西河内 

メンバー:L河本(3)、井上(1)、今野(1)

記録:河本

夏休み中に魚が釣れる沢に行きたいと思い、一年生二人と奥西河内へ行った。奥西河内を選んだのは人が少なく、釣れそうだったから。8時半頃、伝付峠入り口バス停に到着し、内河内川沿いに伝付峠を目指す。はじめは舗装された林道を歩き、リニア中央新幹線建設のためと思われる大きなダンプカーが何台も出入りしているのを見た。広河原からは荒れた山道となるが、東電の管理小屋まではフィックスロープやピンクテープが張られていた。八丁峠を越える道は急で、フィックスロープが切れた崩落地があり、ロープを出したりとかなり時間を食った。そこから先は一応道がのこっていて15時になってやっと伝付峠に到着。疲れていたので今夜は二軒小屋まで下ってビバークしようと考えた。17時頃二軒小屋に到着。二軒小屋のスタッフさんによると熊が建物の壁を破って入り、食糧を漁っていったという事故があったらしく、椹島まで頑張ることに。19時半頃椹島に到着し、倒れるように就寝した。二日目は奥西河内へ釣りに入った。赤石岳の登山道から林道に入り、樺沢くらいから釣り始めた。釣り時間は2時間だったが、河本が3匹、井上と今野はそれぞれ2匹ずつつアマゴを釣り上げることができた。私はルアー、井上今野は餌で釣っていたが、ここは流れが急なので餌の方が釣りやすそう。北沢出会いまで行き、椹島まで引き返した。椹島でガスバーナーで魚を焼いて塩を振って食べたが、とても美味しかった。30cmある大きな魚もあったので火力が足りない感じがしたので又今度はたき火で焼き魚を作りたい。某部員は骨が入っている魚が食べられないらしく、焼く前に骨をほじくってとってから焼いていて、骨格のなくなったふにゃふにゃの魚を何度も串から落していた。三日目は一年生の疲労もあって伝付峠を通らず、白樺荘方面に下山することに。椹島のアクセスの悪さに困り果てながら、6時間程歩いて白樺荘へ下山した。ちなみに私は財布の中の現金がなく、井川郵便局まで40km車道を歩いた。道中の東俣林道も中央新幹線の工事とも思われるダンプカーが大量に行き来していて、まるで南アルプスの山という戦場に大量に戦車を送る行列のように見えた。二軒小屋での熊による事故もあり、南アルプスのこの山域は人間と自然との闘いの最前線であるというような印象を抱きつつ長い林道を歩いていた。来年の夏はもっと余裕を持った日程をとってまた釣りに行きたい。

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