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2021年7月17日土曜日

20210717_黄連谷右俣

 2021/07/17-18 黄連谷右俣

メンバー:畑中(LOB)、福田(記録、4

天候:2日間とも晴れ

7/17

駒ヶ岳神社5:30 - 入渓点7:30 - 黄蓮谷出合9:50 - 千丈ノ滝上11:30 - 奥千丈ノ滝14:00 - 

奥千丈ノ滝上15:10 – 2300m付近ビバークポイント 16:00

 

7/18

出発5:50 - 奥ノ滝8:00 - 奥ノ滝上9:00 - 甲斐駒ヶ岳10:00 10:50 - 駒ヶ岳神社15:30

 

  4年の福田です。頼れる先輩と黄連谷に行ってきたので記録を書きます。登れる滝が多く、非常に爽快な沢でした。


前日23時半に町田駅で待ち合わせして、下道を運転して駒ヶ岳駐車場に翌3時半についた。1時間半ほど仮眠をとってから準備をし、5時半に出発した。日向山登山口の駐車場まで1時間弱の登り。そこからさらに1時間ほど崩れた林道を歩いて入渓点についた。入渓点直前のくだりが少々悪く、残置ロープがあった。

少なくともこれはラバーがい
入渓のあとF2がフェルトでは滑りやすく慎重に登った。その後の滝は残置や踏み跡が豊富で容易だった。途中で噴水の滝という滝があって名前の通りの面白い滝だった。入渓から2時間で黄連谷の出合について休憩した。

噴水の滝

 

 













出合から少し行くと千丈の滝にでた。ここはすぐ左を巻くこともできそうだったが、せっかくなので水流左を直登することにした。じゃんけんに勝ったのでリードで取り付く。1箇所悪いところがあったが見た目ほど難しくはなく、1ピッチで終了した。

千丈の滝

 さらに先に行くと坊主の滝にでた。これは流石に登れそうにないので左岸から巻いた。なるべく小さく巻き、適当に目星をつけて懸垂で落ち口にでた。すぐ上に15m滝が見える。これが悪かった。畑中さんリードで水流沿いを探るが、かなりスラビーで悪い。結局左岸側の草付きに突っ込んで登った。この時点で12:30。上で休憩し行動食を食べた。

坊主の滝
落ち口へ懸垂
悪かった滝

さらに小さな滝を越えつつ進むと奥千丈の滝にでた。ここは全てノーロープで登った。難しいところはないが、落ちたら高差200mスライダーなので慎重に登った。1段目階段状は水流右、2段目トイ状は水流沿いに、3段目は左岸〜草付を登った。最後顕著なクラック状を辿り落ち口に到達した。

奥千丈の滝1段目
 その先も小滝が続いた。落ち口から40分ほど登った地点で右岸に幕営適地を見つけ、幕営した。焚き火を起こしたかったが起こせず、寒かった。天気が良かったのでオープンビバークとしたが、結局ツェルトにはくるまって寝た。夜中は星がとても綺麗で流れ星もたくさん見た。


 翌日は4:30起床で6時前に出発。朝一の沢は寒くて嫌いだが、梅雨明け一番の陽気は朝でも暑いくらいで、水の冷たさがなんだか心地よかった。小滝が続くが、ほぼ全て直登できるので楽しい。1時間ほど登って開けたところに出た。雪渓をくぐると15mの滝で、これが難しかった。左から巻けそうだったが、直登もできそうだったので取り付いたところ、意外に手がかりがなく、ザックを踏み台にして畑中さんが登り、その後福田がゴボウで登って最後にザックを荷上げした。この荷上げでザックに穴が空いてしまった。畑中さんどんまいです。しばらく行くと奥の滝が見えてきた。
奥の滝の手前の滝

 奥の滝の1段目は左岸から巻いた。踏み跡はかなり明瞭。2段目は右岸から巻いた。出だしと巻き終わりが少し悪かった。3段目はヌメヌメの凹角を登った。A0用のスリングが何本も垂れ下がっていたが、畑中さんはフリーで抜けていった。さすがです。福田はガンガンA0して突破。

 その先は水量がグッと減り、詰めのゴーロ帯に入っていく。ひたすら暑く、悪態をつきながら登ると1時間ほどで登山道にでた。せっかくなので山頂を踏みに行った。

ベタなこと
 下山の黒戸尾根はひたすらに長かった。アプローチシューズ持ってきて正解だった。4時間半で神社まで降りた。

 帰りもだらだらと下道を運転して帰京。渋滞が酷かった。早く免許取ってください。

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