2014.06.14 つづら岩 記録 文責:澤田健太郎
メンバー
3年:土井、塚本
2年:澤田
6月13日
20:06 武蔵五日市駅 20:28-20:56 千足
6月14日
4:00 起床 4:45-6:20 岩場着 15:40 下山開始 – 16:40 千足 17:00-17:25 武蔵五日市駅
6月13日
武蔵五日市で塚本と合流し、バスで千足へ。バス停につくとあたりは一面暗闇。少し坂を登ったところにある公衆トイレの近くの開けた場所にテントを張って就寝。
6月14日
4時に起床し、テントを撤収。朝食をとり4:45に出発。10分ほど歩くと車道から山道に入る。そこから30分ほど歩くと、天狗滝と天狗岩が見えた。さらに歩き綾滝を通り過ぎたあたりで一度休憩を入れる。思ったよりもアプローチが急で長い。
綾滝を過ぎたところから、さらに登りが急になり、そこを20分強登ると馬頭刈尾根に出た。尾根に出て、すこし北に進むと「岩場につき落石注意」、という看板があり、そのすぐわきに岩場があった。今思うと何故通り過ぎてしまったのかわからないのだが、そこを通り過ぎさらに北に向かう。(ちなみに通り過ぎた岩場がつづら岩である。)
北に進むと岩場があった。思ったより小さいな、書籍やインターネットの情報と食い違いがあるな、などと不審に思いつつも、割りと新しめのボルトも打ち込んであり、ここをつづら岩と勘違いして、登攀の準備を始める。この岩(名前は付いているのだろうか?)の一番北側(岩を見て左側)のルートを、塚本のリードで登る。20mほどのルートで、準備運動には調度よいかもしれないが、非常に簡単であった。登攀後は下降路を見つけて歩いて降りてくる。
書籍やインターネットの記述と明らかに異なることから、ここはつづら岩ではないのではないか、と判断し、2人でつづら岩を探しに行く。結局先ほど通り過ぎた岩場がつづら岩と判明し、次は右クラックルートを登ることに。
ここも塚本のリードで登る。テラスになっているところもあったが、30mほどのルートなのでピッチは切らずにワンピッチで登る。20分ほどで塚本が終了点に辿り着き、澤田がセカンドで登り、20分弱で終了点へ。久々の岩登りの緊張感からか、体が固く、ヌンチャクを掴んで登ることもあった。終了点からは懸垂で降りる。ちょうど塚本が登り始めて10分くらい経った時、土井も岩場に辿り着き、合流する。
次は3人でオケラルートを登る。ここも塚本がリードし、15分ほどで登り切る。その後澤田がミッテル、土井がラストで登る。チムニーの手前は岩がもろく、落石が起こり得る場所だった。そこからは穴をくぐり抜ける、という感じで恰幅の良い人には厳しいかもしれない。終了点から歩いて取り付きまで戻る予定だったが、下降路がうまく見つけられず懸垂下降で降りることに。鎖のしっかりした支点があったのでそれを利用する。ザイルが引っかかりそうだったので、塚本がザイルをもったまま懸垂。その後澤田、土井の順に降りる。他のパーティーが来ており、ちょうど懸垂下降のルート上にある一般ルートを登りたかったようで、多少迷惑をかけてしまった。また、原因は不明だがヌンチャクがひとつ鎖の近くにクリップされていない状態で置いてあり、それを土井が回収時に下に落としてしまった。幸いにも誰にも当たらなかった。
その後20分ほど休憩し、周辺を歩き下降路を見つける。次は土井のリードでオケラルートを登ることにするが、他のパーティーが登っていたので20分ほど待つ。土井、澤田、塚本の順で登るが、一度登ったルートであったので特に問題はなかった。先ほど見つけた下降路で歩いて取り付きまで戻る。
次は澤田のリードでもう一度オケラルートを登る。初めてのリードであったため、座学で勉強していたとはいえヌンチャクの向きやザイルの流れなどでミスがあった。一度ザイルを木に引っ掛けていたのを気付かずにクライムダウンしてザイルをほどくハメになったのは問題だ。
最後にもう一度右クラックルートを塚本のリードで登る。ただ、時間が押していたため、途中のテラスでピッチを切ってそこから懸垂下降で降りた。
15:40に荷物をまとめて下山を開始し、17時のバスで武蔵五日市駅へ向かう。バスは定刻通りに来た。バス停に鄙びた個人商店があったのが妙に印象に残った。
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