20251109-10_日光表連山(&日光国立公園マウンテンランニング大会)
メンバー:沼田(4・CL)、鈴木(2・SL・記録)、落合(2)、今野(1)
1日目:曇り時々雨
6:40 霧降高原
12:00 女峰山
14:30 小真名子山
15:50 大真名子山
16:55 志津小屋
2日目:曇りのち晴れ
昨年同様、今年も日本山岳会学生部を通じて日光国立公園マウンテンランニング大会のお誘いがあり、今年はボランティアのお誘いもあった。そこで、ウルトラコースのランナーとして主将の河本さんが、ボランティアとして鈴木が参加することになった。ウルトラのボランティアは日曜朝に現地解散とのことで、せっかくなら日光の山も登ってみようと思い、今回の日光表連山縦走を計画した。沼田さんと今野、そしてランナーで参加する予定だったのに申込を忘れていた落合の参加が決まった。
1日目
最近、若者の人気が高まっているという霧降高原。ボランティアとしてP3駐車場に誘導したであろう方々とすれ違い、小丸山展望台へ1,445段の階段を登る。登り切る頃には雲行きが怪しくなり、ポツポツと降りはじめる。分岐で丸山に行くかという話になり、最初はやや消極的な雰囲気があったものの、せっかくだしということで丸山へ。ランナーの妨げにならないよう配慮しながら登っていくと、ふと前を行くランナーに見覚えがあることに気づく。
「河本さん!?」
なんと、我々のすぐ前を登っていたのは主将の河本さんだった。前日のスタート前は、時間的に霧降で会うのは厳しいかもという話をしていただけに、まさかの邂逅に感激。そのまま一緒に丸山山頂まで同行し、素早く集合写真を撮って送り出した。丸山に寄って良かった。
↓
縦走メンバーは一時の興奮冷めやらぬまま分岐に戻り、女峰山方面へ。今回は比較的易しい部類の山行だったので、読図もみっちりやろうとあらかじめ目星をつけておいたポイントで今野に読図クイズを出した。結果はご想像のとおり。分かりやすいところだったのですが、読図山行を計画したほうが良いかもしれません。
「ん、どこ?」
「ここです」
「全然違う😞」
今後の成長に期待です。
続いて、事前に入手した情報を頼りに、一里ヶ曽根独標先の分岐のモアイ像と十一面観音像なるものにも立ち寄った。記録にあったアプローチが微妙だと思われたので、登れそうなモアイ像側の岩から取りつくことにし、沼田さんが先陣を切ったが、登った先は何もない。やはり十一面観音像側の岩を登らないといけなかったようだ。今回は我々のリサーチ不足。時間切れで泣く泣く十一面観音像は断念した。
女峰山の先の馬の背渡りは、意外にあっさりしており、積雪状況次第ではとアイゼンも装備に加えていたが、結局使わなかった。山頂では、赤薙あたりから体調が悪いという今野の荷物を沼田さんと落合が分担し、ペースも調整することにした。十一面観音像にも寄ったことで、この時点で当初の行動計画に遅れが生じており、太郎山はひとまず明日に持ち越しとなった。
その後はアップダウンの繰り返し。落ち着いていた雨風もしだいに強まり、富士見峠では徳川家の財宝にまつわる小ネタを話しそびれたり、大真名子山では北西70m先にあるという三角点も行きそびれたりとしだいに余裕がなくなっていく。日没までに志津小屋にたどりつけるか気を揉む展開となり、最終的に日没ギリギリで小屋に到着したときは全身びしょびしょだった。幸い、小屋にはほかの利用客がいなかったので、濡れた衣服を干しながらのびのびと使わせていただいた。
食事は各自が持ってくる形としたが、夕食がフルグラ数百グラムと抹茶オレだけという鈴木を見かねた沼田さんが、尾西のご飯を恵んでくださった(決してせびってはおりません)。落合も最初はフルグラとココアだけだったので、やはり同じことを考えるもんなんだなと嬉しかったが、食べ終わったと思ったらカレーメシなんてものを出してきたので寂寥を感じるのであった。
明日18時には本郷に戻ってウォール講習会の準備をしなければならなかったため、太郎山はカットすることを決め、この日は就寝。
2日目
某部員、何度目の靴紐の待ち時間か。3時30分を少々オーバーして小屋を出発。もちろん、小屋は来たときよりも美しく。
男体山については、事前事後の電話で二荒山神社中宮祠に色々と確認した上で、記述を省略。
今回行けなかった太郎山、そして計画段階のリサーチで新たに知った日光修験三峯五禅道について詳しく調べ、また機会があれば山行に行きたいと思います。




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