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2025年1月10日金曜日

20250110-11_赤岳 真教寺尾根

 202501010-11_赤岳 真教寺尾根

メンバー:河本(2L)、落合(1記録)

1/10

天気:曇

1035 清里駅

1140 羽衣池

1430 牛首山

1530 幕営地(2300m付近)

前夜清里駅ステビバがベストだったが都合により当日出発となってしまった。想定外の積雪量により時間が掛かってしまったので前夜ステビバをしなかったことが悔やまれる結果となってしまった。

快晴なのに八ヶ岳だけ雲の中で幸先が悪い

出発して1時間くらいした辺りから積雪が現れた。スキー場のリフト駅の脇を過ぎたあたりからズボズボし始めた。すぐに膝下ラッセルになったので牛首山でワカンを着けた。

牛首山の少し先でようやくお出まし

そのまま1時間くらいズボズボして幕営した。

快適なテントで河本さんから放射冷却の講義を受けた。量子論にまで遡るらしく黒体放射がどうのこうのらしい。忘れる前にメモっておいた。


1/11

天気:晴れ

0640 幕営地発

1255 真教寺尾根分岐手前 

1530 幕営地着

1700 牛首山 

1820 羽衣池

1930 清里駅

日が昇る少し前に出発した。最初の30分くらいはラッセルが膝くらいだったので山頂余裕ムードだったが、その後はずっと胸以上だった。個人的には万歳ラッセルを経験できてよかった。

天狗尾根を見ながら進む。この時は午前中に登頂できると思っていた。

しばらくして最初の鎖場に着く。ここでワカンからアイゼンに履き替えた。鎖があるはずだが埋もれて見当たらなかったため2ピッチロープを出した。が、グローブをしてのロープ操作に慣れておらず時間がかかってしまった。

最初の鎖場 鎖はどこに

そこから少し進むとまた岩があり、岩下をトラバースするか岩の右から直登するか迷った挙句練習を兼ねてロープを出して岩下をトラバースした。

岩下のトラバース

そのまま、岩と雪とハイマツの斜面をアイゼンの前爪とピッケルを突き刺しながら登った。多分ルーファイをミスしていた。登りきると突然目と鼻の位置に赤岳が見えたがタイムリミットが迫っていた。

赤岳はもうすぐだがタイムリミット間際。行こうvs帰ろうでバッチバチ🥊

ここで初めて鎖と対面し、鎖を掘り起こしながらしばらく登って写真を撮って引き返した。帰りは岩とハイマツと氷の斜面で2ピッチ、登りで最初にロープを出した所で1ピッチ懸垂下降した。そのまま幕営地まで戻ってテントを撤収して急いで終電に間に合わせた。


タイムリミットに間に合わなかったことについて

前夜泊できていれば、あと30分早く起きていれば等色々思うところはあるが、結局は力不足(ラッセルはもっと速められる)なので冬合宿やその他の雪山山行で悔しい思いをしないよう鍛錬してラッセルブルドーザーになります。



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