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2024年10月27日日曜日

20241027_二子山中央稜

 20241027_二子山

メンバー:沼田(3L)、鈴木(1)、落合(1、記録

天気;曇り

0530 駐車場発 

0600 中央稜登攀開始

1040 トップアウト

1650 中央稜発

1710 駐車場

中央稜取り付きに行くまでの道中、祠エリアの岩場を横目に歩くのだが1番右のピーマンみたいな名前のルート以外は手も足も出なさそうである。必ずこれらを登る力をつけます。

リードは全て沼田さん。

中央稜のトポに載っている1pはつまらないとのことで右にあるクラックを登ったら1pを終えるまでに1時間半以上かかってしまった。クラックに乗り移った後に次の手を考えているうちに腕が号泣してしまいフォローの私はA0祭りとなってしまった。

2pも右に行くと難しいとのことで一旦右に行ったが岩が濡れて渋いとのことでトポ通りに左上した。ここはなんてことない。

3pは一箇所ザックが邪魔で身体を左に捻られず開いてしまい上がれず、後ろに別パーティが来ていたので諦めてスリングを持ってしまった。早くザックを言い訳にしないようになりたい。

4pはトポに×と書かれた所を登った。果たして×は何だったのかよく分からない。

5pはよく覚えていないが多分なんてことない。

6pは歩きで西岳まで。

西岳に行ったのだから東岳にも行っておこうということで東岳にも行った。

その後は中央稜1pでA0しまくった無名クラック(5.8)をトップロープで登った。最初はマルチピッチの時通りイレギュラー(10a)を少し上がってから無名クラックに乗り移るように登ったが、トップロープとはいえ1つのルートを登ってみたかったので今度は最下部から無名クラックを登った。最下部は前日のボルダーで習得したレイバックが活躍した。荷物がなければなんてことなかったが、腕が疲れて休憩しながらだったのでフィジカル強化は必須である。

2024年10月12日土曜日

20241012-13_北岳

 20241012-13_北岳

メンバー:伊藤(1)、落合(1)、Ambre(留学生)、Patric(留学生)

10/12 天気:晴れ 記録:落合

1015 鷲住山登山口
1200
 池山吊尾根取り付き
1500
 池山小屋

留学生歓迎登山として北岳に行った。本来は3連休をフルに使いたかったが留学生は10/14も学校があるらしいので2日間になった。誰にも会わない所に行きたかったので池山吊尾根に行くことにした。甲府からタクシーで鷲住山登山口まで行ったが、後で調べたらバス停もあるっぽいことが分かった。猛省である。鷲住山を下って吊り橋を渡った後は斜面を登るのだが、この斜面を降るのは嫌だ。長いトンネルを越えて池山吊尾根に繋がる登山口から山に入る。下部はどこでも簡単に入っていけそうな感じだ。右手には雪がかかったように白い鳳凰山が聳えていて気持ちのいい歩きだ。ゆっくり進んで池山吊尾根に乗ってから少し行くと急に開けた原っぱが現れ、その奥に池山小屋がある。原っぱには少し水が溜まっていて透明だったが多分動物たちの水浴び場になっているので、水は斜面をおりて汲みに行くことにした。避難小屋には我々しか居ないだろうと思ったが三連休の魔力は凄まじく先客が1名いた。水場への斜面にはピンクテープがちらほらあったがそれを気にしながら進んでも100%見失うので勢いよく斜面を下って水の音が聞こえてきたらそちらの方向に行けば良い。水場はいきなり大量の水が地面から湧き出ていた。この山域はどこに入っても猛烈な藪がないので大好きだ。

10/13 天気:晴れ 記録:伊藤

0520 池山小屋
0800 ボーコン沢の頭
1055 北岳
1600 広河原

明朝、日の出前に小屋を発った。外は0℃近くなるかと思ったが、意外に暖かかったので、It's warm today. と言ったらPatrickが信じられないような様子で笑っていた。北岳までは樹林帯を北上していき、右の富士山の方角の空に朝焼けを見ながら歩いて行った。池山吊尾根は山と高原地図で点線になっているくらいだから荒れているかと思ったが、わかりやすく踏み跡も多い尾根道だった。赤い日光がさしてくると、PatrickとAmbreはしょっちゅう写真を撮った。今回は時間的に余裕のある山行だったので、普段やっているようなスポーツの性質の強い山行でなくて、山の魅力をしっかり堪能できたのは、そういうのもとてもいいと思った。Patrick的な言い方だと、普段私たちは「考えて」ばかりいるが、「心で感じる」ことができるのが山登りのいいところだ。両者は全く異なるものだと帰りの電車でPatrickが言っていた。7:15ごろから森林限界に入り、視界がよく見えるようになり、背後に富士山の影も見えるようになった。ここからは少々危険な岩稜帯に入る(初心者のPatrickには難しすぎたかもしれないが、安全に通過できた)。ボーコン沢の頭からは北岳バットレスを登っているクライマーが見えた。北岳で長めの休憩をとると、下り始めた。標高差1500mだが特に注意の必要なところもなく、順調に下りることができた。中間地点に市営の野営地があり、コーヒーを飲んだりして休憩をすることができた。総じてとても有意義かつ楽しい山行だった。留学生も気に入ってくれたようでよかったと思う。