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2024年5月26日日曜日

20240526_登攀訓練@日和田山

 

  20240526_登攀訓練@日和田山

メンバー:松坂(OB),尾高(L),鈴木(記録)
天気:晴れ

日帰り
06:41 高麗駅集合
07:20 高麗駅出発
07:40 日和田山女岩
12:33 日和田山山頂
12:45 解散

2週間前の登攀訓練に参加できなかった鈴木が参加。新入部員の坂本君も参加する予定だったが体調不良のため不参加。

高麗駅に各自始発集合だったが早速アクシデントが。鈴木が電車の乗り継ぎを忘れて飯能駅で降りてしまい、約40分の遅刻。先輩方を待たせてしまったため戦慄が走ったが、お二人とも優しく迎え入れてくださったのでホッとした。

目的の岩場には幸いまだ人がおらず、訓練をすることができた。その後すぐに続々と人が増えたので幸運だったと思う。

訓練では懸垂下降、トップロープ、登り返しなどを行った。確保器の取り付けに手間取ることが多かったのでしっかり復習したい。
懸垂下降では二人組のお兄さんに「余計なお世話かもしれないけど、手の位置が違うよ」と指摘され正しい位置を教えていただいた。先輩方は上で待機しており下降中の手の位置までは確認していただけなかったので、お兄さん方のご厚意には大変感謝している。
登り返しでは登り返しに移行しようと取り付けたプルジックコードに動作確認のため体重をかけたところ、コードの結び目が解けるというインシデントが発生。確保器はつけたままだったので5cmほどガクンと下に落ちる程度で済んだが、先輩方は初めてのケースだと仰っていた。今後は自分で綿密に装備点検をしておくようにしたい。

1年生が一人だったということもあり、早めに訓練が終わったため山頂まで行くことになった。尾高さんを先頭にかなりハイペースで登ったが家族づれや夫婦、カップルの登山者が多かった。道中道を譲ってくれた方々にお礼申し上げたい。
十数分で到着した標高302mの山頂では東京スカイツリーもうっすら展望できた。3分ほど展望を楽しんで下山して解散。

車で来たという尾高さんとは別れたが、松坂さんとは同じ電車で来たということでそのまま一緒に駅へ。
電車内でもスキー山岳部の歴史から学生時代の学校生活についてまで色々と伺うことができ、大変有意義な時間だったと思う。休日を返上して指導してくださっただけでなく、ぶどうジュースまでご馳走していただき恐悦至極である。


よーくよ〜く見ると東京スカイツリーが、、、


必死に登る後輩を不敵な笑みで撮影していた松坂さん…
記録用に撮ってくださっていただけだった、、、

2024年5月6日月曜日

20240504-06_雪上訓練@涸沢

    20240504-06_雪上訓練@涸沢

メンバー:縄、尾高(L)、沼田、河本、伊藤、落合、金田、鈴木

1日目:晴れ、上高地-涸沢
0500 さわんどBT 出発
0552 上高地BT
0818 横尾 0835
0927 本谷橋 0946
1242 涸沢、テント設営、雪上歩行、滑落停止 
1655 幕営地

2日目:快晴、スタカット
0430 起床
0609 出発、スタカット練習、スノーボラード、懸垂下降、滑落停止
1600 穂高岳山荘のコル
1700 幕営地

3日目:曇り時々雨、涸沢-上高地
0400 起床
0537 出発
0659 本谷橋
0749 横尾
1004 上高地BT

1日目 記録:金田(尾高さんに送った内容が紛失したため、鈴木が記憶を辿って代筆)
初めての雪山登山に気持ちが高鳴っていた。縄さんと沼田さんはスキー装備も担いで入山。だが雪の状態はあまり良くなかったようだ。1年生は初めてのアイゼンの装着に手間取った。また、ピッケルの持ち替えにも苦労した。訓練場所の涸沢は、道中歩いているときから人の列ができていたのだが、到着した涸沢ヒュッテはさらに多くの人で賑わっていた。中には幼児連れの家族もおり、目を丸くした。この時期のキャンプ地としては人気があるのだろうか。テントを設営してからは、斜面に出てキックステップなどの基本的な雪上歩行技術、ピッケルを用いた滑落停止の訓練を行った。一通り練習を終えてからは、一年生各々がやりたいことをして良いと言われたので、私は滑落停止の練習を繰り返した。
最後に、この記録を書くはずだった金田について。唯一高校登山部出身ではなかった金田は、ザックが重たかったということもあり、最初の長い林道歩きでは大丈夫そうだったものの、登りが始まってからはきつそうにしていた。しかし、最後まで一切弱音を吐かない精神力が彼のすごいところであった。部はやめてしまったが、登山は続けて自然を楽しんでほしい。

2日目 記録:落合
前日と同じ訓練地(2350m付近)で前日に行った雪上歩行の復習を兼ねてのスタカットの練習から始まる。1 年生を2組に分けて 1 年生1人に上級生1人が付き添ってスタカットで数ピッチ登ってからスタカットで下った後しばらく休憩してから fix 通過の練習をする。再び 1 年生を2組に分けて晩御飯大盛をかけた 10 ピッチのスタカット競争をする。1ピッチ目から勝負が決まったような形になり負けてしまったが、色々と課題が見つかったので今後しっかり練習していきたい。その後懸垂下降の練習をした。早く10pを終えたチームは各々スノーボラードや滑落停止の訓練をしていた。当初は5.6のコルを目指す予定だったが、上部に大きな雪の亀裂が走っていたため白出のコルを目指すこととなった。訓練地出発時刻14:30と遅く、タイムリミットを16:15に設定していた為、途中でテントの方へ戻る組とコルに行く組とで分隊することにはなってしまったのは残念だったが、初めて雪山に来た私は稜線上からの景色に感無量だった。白出のコルから 10 分程下った辺りで右側に雪割れを発見。これを見たら、歩行訓練の時をはるかに凌駕するスピードで下れるようになった。 


白出のコルを目指す

3日目 記録:伊藤(加筆:鈴木)
訓練をせず、1日目の往路を辿った。小雨が降っていて、往路より倍くらい速かった。特記事項なし。林道に戻ってからは、退屈だったので1年生でしりとりをした。徳沢での休憩時には伊藤がソフトクリームを買って食べていた。下山後はさわんど近くの白骨温泉に入った。人の多さに対しての狭さが少し気になったが、美味しいお粥を無料で、しかもおかわり自由で食べることができ、大満足であった。ご飯は縄さんおすすめのからあげセンターへ。初めて山賊焼を食べたが、ボリューム満点、ご飯・味噌汁もおかわり自由でお腹いっぱいになった。お代は縄さんが全額支払ってくださり、感謝の限りである。