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2020年3月8日日曜日

20200308_木曽駒ケ岳


2020/03/0809 木曽駒ケ岳(西駒ケ岳)

メンバー:L箱守(3)、近江(3)、松坂(1)(記録)



今回の山行はもともと中央アルプスの縦走の予定だったのですが昨今の諸々の世間の事情を考慮して、やむなく木曽駒ケ岳のみにしたものです。なぜ木曽駒ケ岳にこだわったのか。私は計画者ではないので察することしかできないのですが、きっとしらび平から千畳敷に通じる駒ケ岳ロープウェイが運休していたからでしょう。駒ケ岳ロープウェイは基本通年営業ですが、今はロープウェイ支柱の変形により運休しています。したがって、千畳敷には人が皆無のはず。人のいない木曽駒は珍しい。



3/08
天候:雪
10:50ゲート
11:15桂小場11:40
13:10野田場
14:05大樽避難小屋
14:30幕営地2250m地点
新宿から高速バスで伊那バスターミナルへ。すでに雨が降っていたのでバスターミナルで準備してタクシーにのって冬季ゲートへ。冬季ゲートでも雨が降っている。桂小場の登山口までの林道は今朝降ったであろう雪に覆われていた。桂小場から登山道に入っていく。桂小場から馬返しまでは樹林帯のつづら折りの道であり、とても単調だった。馬返しから先は尾根上の道をいく。ところどころ急登があったが、しばらくして大樽避難小屋につく。大樽小屋にとまるか話し合っていたが、大樽小屋に泊まるのはあまりにも甘ちゃんだということと明日の天候を加味して、もう少し先でテン泊することにした。



3/09
5:20出発
7:20将棊頭山
9:20木曽駒ケ岳9:57
11:10伊那前岳
15:10北御所登山口
16:50駒草の湯
ヘッドランプをつけて暗いうちから歩き出す。昨日の雪で少しばかりトレースが消えていたが、あまり問題なく進んでいく。稜線上で日の出を見たかったが、尾根を登っている最中に太陽がでてきた。森林限界に出る前は雪がある程度柔らかかったが、森林限界にでると雪面がクラストしており、歩きやすい。この日の天気は無風快晴で天気もいい。中央アルプスの稜線上は風が強いと聞いていたので拍子抜けだった。何度かピークを上り下りして、将棊頭山へ。木曽駒ケ岳が長い稜線の先によく見える。すごく遠くに感じる。
稜線の先に木曽駒ケ岳
貸し切り状態の稜線



一旦下ってから、木曽駒に向かって登り返していくが、時折なかなかの急登。しかし、危険な場所は特になく、歩き続けていたら馬の背まで上がっており、少し歩けば山頂だった。雲一つない綺麗な青空で四方の山々がよく見渡せる。ただ暖かい、というか暑い。ロープウェイが止まっているからか人が他に一人もおらず、我々の貸し切り状態だった。一通り山頂を満喫した後、下山開始。斜面を下ったのち、中岳を登り返す。最初はトラバースしていけるかなという感じだったが、無理そうだったので途中から登り返した。宝剣山荘までくると千畳敷の様子が見えるようになる。人が全然いない。ただ除雪している人はいた。伊那前岳までの登り返しは雪が少し深く、またアイゼンに雪が多くつき面倒くさかった。伊那前岳から先は踏みぬきが多く、暑さも相まって頗る疲れた。うどんや峠から先は雪も少なくなり、踏み抜きはなくなり、夏道が顔を出すほどになってきた。蛇腹沢登山口から北御所登山口までは林道だったが結構整備されていた。北御所登山口からバスで帰る予定だったが、バスが土日祝日しか運行しておらず、駒草の湯まで歩いた。


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