メンバー:L岸本、餐場、近江、林(記録)
天候:まあまあ晴れ
8/29
16:00 駒場発
19:00 西沢渓谷バス停
19:30 幕営場所
22:00 就寝
8/30
5:15 起床
5:45 出発
6:00 魚止滝を高巻き
7:15 逆さくの字の滝
8:50 30m大滝を高巻き
12:00 40m大滝(遡行終了)
12:40 一般道に出る
14:30 西沢渓谷バス停
今回の山行は万太郎谷本谷で実施予定の秋合宿に向けた訓練として行われた。29日は部会があったため遅めの出発となり、西沢渓谷に就いたころには日は落ちていた。幕営した河原までの道にはロープが設置されている箇所があるなど足元はあまりよくなく、歩くのに苦労した。日が出ているうちならなんでもない道なのだろうが・・・河原でツェルトを張り、夕食を済ませて就寝。
30日は5時半に出発予定だったが少し遅れてしまった。川を1本渡渉出発して目的の沢に入る。暗くて陰鬱な奥秩父らしい雰囲気である。15分ほどすると魚止滝が現れる。これは右から巻く。さらに1時間ほどすると、逆さくの字の滝。ここはロープを出した。リードの近江以外は滝の下で待機したが、鳥肌が立つほど寒かった。岸本によれば滝の下のほうが冷たい空気が溜まるらしい。さすが理系である。それにしてもこういう滝をザブザブ行くのは爽快である。
逆さくの字の滝 |
1時間ほど進むと、30m大滝が出現。当然登れないので巻くわけであるが、どうやら道を間違えたらしい。一見楽に登れそうなルンゼなのだが、これがなかなか難しい。自分はモタモタして挙句の果てにはバランスを崩して落ちそうになり、近江に支えてもらうこととなった。左側に捨て縄があるのでそれを使って右側の土に移動する。この土はあまり踏み固められておらず、不安定である。そこからは全然ホールドがない斜面を伝っていき、木で支点を作る。だがこの場所でも、足があったのは浮石の上。やっぱり高巻きは怖い。ここでもロープを出し、夏合宿で教わったプルージックを使う。なんとこの高巻きには1時間半もかかり、精神的に疲れた。
休憩を挟んで40m大滝を目指す。ナメ滝がたくさんあって楽しい。ウキウキしちゃう。トポと照らし合わせながら進み、正午に40m大滝到着。
奥に見えるのが40m大滝。実際に見ると迫力満点。 |
そこから40分ほどかかって一般道に到着。一般道までの道のりは鹿のフンだらけで最悪。徳ちゃん新道を通って西沢渓谷バス停に戻る。途中、岸本のストックが折れるハプニングが起こった。かわいそうだと思った。
今回の沢登りは、途中の高巻きを間違えたのが最大の反省である。今後はより一層注意深く他の遡行者の記録やトポを確認してから沢に入ろうと思う。
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