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2025年4月1日火曜日

20250331-0401_赤岳登攀

 20250331-0401_赤岳登攀

メンバー:沼田(3L)、鈴木(1)、落合(1記録)
day1
0500
美濃戸口
0640
南沢小滝 0740
0830
行者小屋
1000
赤岳主稜取り付き
1440
赤岳
1540
行者小屋
1640
南沢小滝

 

Day2
0600
アイスクライミング開始
1220
南沢小滝発
1330
美濃戸口

 

記録
day1
天気:曇り雪
初日は落合のアルパインでのリード経験のために赤岳主稜に行った。1月に赤岳主稜に行った時はフォローだったが、先輩が上部岩壁基部で難しい所に突っ込んでそこで自分は落ちたので落ちるイメージしかなくてまあまあ不安だった。途中で南沢小滝のあたりにテントを張ってから行者小屋に行った。行者小屋で水汲み用ボトルをデポして文三郎道を登って赤岳沢のトラバースをする。赤岳沢のトラバースは雪がよく締まっていた。我々の前に外国人パーティーがいたのでトラバースの途中のハンガーが打ってある所で少し待った。1ピッチ目のチョックストーンの下は雪が詰まっていた。何ピッチやったか忘れたが、おっかない目に遭うことなく終えられてよかった。しかし、支点構築や中間支点取りが遅かったり、中間支点が悪くロープが屈曲したり、フォローのことを考えた中間支点取りをしなかったり、ロープの仕分けが適当で次のリードのビレイを大変にしたりと課題だらけだった。よって時間も掛かってしまった。1人だけ薄着で凍えてた沼田さんはリードを交代してさっさと終わらせたかっただろうが、最後までリードをさせてもらったことで自分に出来ていないことへの理解が深まったので感謝。夕飯は鈴木の担当だったが時間がなくてペミカンを作れないとのことだったので何を持ってきてくれるのか楽しみにしていたら超美味しい豪華お手製チーズハンバーグだった。ペミカンのほうが作るの早くね?

 


day2
天気:雪
2日目は南沢小滝でアイスクライミングの練習を行った。落合は講習会で緩傾斜のアイスを1度、鈴木は初のアイスクライミングだったので太刀打ちできないことは目に見えていたが、その通りだった。沼田さんがトップロープを掛けてそれで練習した。ノーテンで上まで行けたのも1回だけで、あとは落ちまくった。腕がパンプするとアックスの振りが弱くなりアックスが不意に外れてしまう。すると氷に刺さったアイゼンの爪を起点に体が後ろに回転しようとするので足まで外れて落ちる。落ちたうちの半分くらいはこんな感じだった。それにしても沼田さんは安定していて凄い。メンバーの予定で午前中で切り上げて帰った。アイスクライミングができないと行けないような場所もあるわけで、アイスクライミングの上達は必須であり、そうするにはとにかくアイスクライミングをやるしかないので来シーズンは安定して登れるレベルまで達せられるよう打ち込みたい。