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2024年4月27日土曜日

20240427-29_深南部-黒法師岳,山犬段 周回

      20240427-29_深南部-黒法師岳,山犬段 周回

メンバー:尾高(L),沼田,伊藤,落合,鈴木

day 1 雨、15:00頃にやんだ
1000 start 寸又峡温泉第3駐車場
1026 夢の吊り橋
1445 前黒法師岳
1535 宿泊地(ヘリポートより300 m 東側)

day 2 晴れ
0400 起床 0520 出発
0727 黒法師岳
0912 バラ谷の頭
1011 房小山
1202 鋸山
1344 三合山 1422
1616 山犬段,宿泊地

day 3 晴れ
0400 起床 0513 出発
0557 板取山
0746 沢口山

0920 下山

1日目

深夜に駐車場へアプローチし、仮眠をとったあと出発し、千頭森林鉄道の廃線後を横目
に夢の吊り橋へと車道を進む。
夢の吊り橋
夢の吊り橋

夢の吊り橋付近から国土地理院地図掲載の前黒法師岳へとつながる登山道を探すも、入り口が分かりにくくなっている(主要なルートは大間川から登るルートになっていたようだ)。登山道は私が登山道と認識できない程であり、浮石や杉の落ち葉が多く、傾斜が厳しい。私はここで体力をかなり消耗し、水も消費した。途中で林業の遺構やケーブルを見ることができる。
林業の遺構

途中から登山道を追うことは諦め、尾根を追うことにする。標高800mの尾根上に登りつくまでに1時間以上かかったように思われる。水を5Lのうち1L消費していて絶望した。標高980m付近の小屋のある場所で登山道と合流し、順調に足を進めていく。ヤマツツジなどの見られる広葉樹林を抜けると、やがて針葉樹林となり、イワカガミの群生地や多種の苔、花が姿をあらわす。
苔と花

イワカガミ

そのような緩やかな尾根を3度ほど休憩しながら登っていくと、前黒法師岳に到着し、最初の登山者に遭遇。まだ余力があったので通過してヘリポートを目指していく。前黒法師岳を超えたあたりから霧が濃くなり、深南部らしい深い森の様相となってくる。私はこのような森を歩くのが好きだ。
前黒法師岳をおりる

歩いて行くと、ヘリポートより手前に苔の茂った平地を見つける。サイト適地と判断し、野営の準備を始めると、ちょうど雨が強まる。テント内で食事を済ませると、雨がやみ、就寝した。[記録:伊藤(1年)]

2日目

朝食は棒ラーメン。初めて食べたが意外と美味しい。

黒帽子岳に到着。木々に囲まれ展望はないが昨日出会った方に再会。丸盆に行って戻るとのこと。黒法師岳名物のバッテン三角点標石も確認できた。

続いてバラ谷ノ頭に向かう。膝丈、腰丈、肩丈、背丈と伸びる笹藪をブッシュして進む。道中4名の登山者と出会う。コルについたところで沢まで降りて水汲み。尾高さんと鈴木、落合が行くことに。伊藤のコケ話も聞きつつ休憩を挟んだ後に200mほど登ってバラ谷到着。テントが4つほど並んでいる。

その後は小ピークをいくつも越えるアップダウンが多いルートを歩く。本邦最南2000mの地を通過し房小山、鋸山に向かう。途中トラバースも行う。道中伊藤が鹿の角を発見、嬉しそう。また昨日に引き続きカモシカ2頭を目撃。

そんなこんなで気付けばあっという間に三合山に到着。ここで明日の予定に余裕があり、この近くで幕営するか当初の予定通り山犬段小屋に向かうか決めることになる。沼田さんと落合、鈴木は小屋派、尾高さんは中立、伊藤は近くでの幕営を希望。沼田さんの恒例らしい?木登り中に一年生で話し合った結果、体力的な限界ではないとのことで伊藤の荷物を念の為少量他の1年で持った上で山犬段に向かうことに。

すると道中、寝坊したと話す男性登山者とすれ違う。TUSACのことを話すと昔TUSACの方々にはお世話になったそう。東大スキー山岳部の凄さを実感した。

その男性と別れてまもなく沼田さんが蛇を発見。山で蛇を見たのは初めてだったので少し怖かったが、おとなしい個体で噛みついてこなかった。

2時間ほどで山犬段に到着。小屋には2、3名の登山者がいた。近くの適当な場所でテントを張って炊事。この日のお米はうまく炊けていて美味しかった。食後は片付けをしてすぐに就寝、おやすみなさい。そして山行は三日目に続く。[記録:鈴木(1年)]
 


多くが十字刻印の中でバッテン刻印は非常に珍しい。

ここは膝丈ほどの笹藪。TUSACでも藪漕ぎは出来ます!

本邦最南2000mの地らしい...

Lucky boy

見えづらいですが蛇がいます。皆さんお分かりでしょうか?

3日目
最初のピークは林道で巻き、小一時間歩いたところで板取山に着く。ここからは 2 日前に登った前黒法師岳がよく見える。更にアップダウンを繰り返して、沢口山からは下り一本。午前中のうちに下山した。結局この日は人に会わず、静かな深南部だった。
板取山山頂より深南部の山々
[記録:落合(1年)]

2024年4月6日土曜日

20240406-07_小川山 マルチピッチ他

     20240406-07_小川山 マルチピッチ他

メンバー:尾高(3, L)沼田(3,記録),河本(2)
天気:
1日目 雨、15:00頃にやんだ
2日目 晴れ後曇り

ヤマレコ

    day 1
0905 廻り目平キャンプ場
0921 セレクション取り付き
1230 トップアウト
1450 小川山レイバック 1700
1710 クラックホルダー 1730

    day 2
0845 南陵神奈川 取り付き
1500 駐車場
1530 小川山レイバック、ホルダー 1630
1640 解散

セレクション 1p目

小川山レイバック

クラックのボルダーで遊ぶ

南陵神奈川 1p目


 TUSACに入部して3年目にして,今さら感強めの,初の小川山クライミング.1ヶ月ぶりの山で,斜面を登るときに息切れが早く体力の衰えを感じた.2日目に小川山レイバックをリードでトライしたが,腕が消耗しておりレストして何とか登りきるという無様な結果になった.