<行動記録>
天候 晴れのち曇り (東京では豪雨の箇所もあったようだ)
メンバー L金山 SL伏見
駒場部室発5:45
大倉7:30 新茅ノ沢取り付き8:45
F1 9:00 F2-F3 9:15 F4 9:25 F5 9:45
F6 9:58 F8-F9 10:05~10:15(小休止)
烏尾根合流 11:15~11:35(小休止) 林道合流12:25
大倉13:45
<概要>
8月末にOBの方と四国へ沢登りに行く計画がある。その練習として今回4年の金山さんにお願いして丹沢へ連れて行ってもらった。
7/24早朝、駒場部室で4年の金山と合流した。私は初沢登りということでかなり気持ちが高まっていた。小田急線渋沢駅へと向かう。その後神奈川中央交通バス終点大倉駅下車。橋を渡って一時間と少しばかり林道を歩くと取り付きにつく。沢靴に履き替えたりしているうちに他のパーティーが横を通り過ぎて行った。本谷の方に向かうのであろうか。彼らとコースが被らなくてよかった。
登攀がスタートし、思ったよりコースが岩登りのようで驚いた。また金山曰く今回は水が多くて気持ちがいいのだそうだ。実際当日は猛暑日で体がほかほかしていたため、冷えた水が気持ちよく感じられた。前日の雨に感謝である。途中F2でロープを使用。伏見がリードした。ハーケンがさびていたため、落ちたら大変だなと思ったものの特に難しい個所はなかった。
F5大棚は完全に滝となっていた。登ったら完全にシャワークライミングであろう。しかし、今回は私が初めてということでおとなしく巻くことになった。次回に期待。巻道では念のためロープを使用することなった。リードは金山伏見の順で2ピッチ行った。金山ビレイ中にヒル数匹が沢靴についていたようだ。大棚上部で合流してから塩を賭けて追い払った。ちなみに私はこの山行で一切ヒルが寄ってこなかった。今後も寄ってこないでほしい。
その後も中小滝が続いていくF7の看板は見当たらず、F8でロープを出し(伏見リード)F9は巻いた。最近看板を取り換えているようであった。F9上部でエネルギー補給。
CSと思われるチムニーは伏見リードで登った。上部に古いピトンが点々とあったものの、いい支点は見当たらなかった。
その後ガレた道を登っていく。ちなみにF9より上で水のある個所は少ない。落石に注意しながら登っていくと尾根へと合流する道を見つけた。トレースはそれなりにわかりやすかったように思う。尾根道への合流は道がかなり悪く、また、ちくちくする植物が鬱陶しかった。
尾根道合流後、靴を履き替えたりした。山頂を踏みに行ってもよかったが、空模様が怪しかったので登山道を下って行った。実際バス停で少し雨が降った瞬間もあったので、降りていてよかったと思う。
<感想>
今回、沢登りに連れて行ってもらって、もっと早くいっておけばよかったと強く思った。なんだか今まで損をしていた気分である。東京から往復2000円近くで実施できる娯楽としては間違いなく最上級である。また、沢は総合力が鍛えられると沢登りを推奨しているOBの方も多いと聞く。9月末あたり丹沢の適当な場所にテントを張って沢合宿を企画したいものである。