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2017年8月29日火曜日

2017.08.29 大雲取谷

2017829,30日 大雲取谷
文責:近江
メンバー:L阪本、中西、饗場、近江

829日(1日目)
天気:晴れ
コースタイム:08:40鍾乳洞(バス停)-10:50吊橋(沢の入口)-11:45大雲取谷と長沢谷の出合-13:00大雲取谷とゴンエ谷-15:00大雲取谷と小雲取谷の出合-15:50ビバークポイント

 暑く長く退屈な日原林道歩きが終わるといよいよ沢に入っていった。私は今回初めて沢登りをしたのだが、沢靴下、沢スパッツを着けている部分は水に入っても冷たくならないことにとても驚いた。歩き始めて間もなくして、流れの速いところを渡らなければならない箇所が数箇所あり、そこが少し怖かった。そこからまた少し行くと、大きな滝が現れた。これは高巻きして回避した。ここで一度ロープを出した。その後2,3m程度の小さな滝がいくつか出てきたが、これらはちょっとした岩登りのような要領で通過した。ビバークポイントを目前にして(この時は目の前にビバークポイントがあるとは知らなかった)、大きな滝が出てきた。試行錯誤の末、時間をかけて高巻きした。
 途中私は阪本さんに、今我々は地図上のどこにいるか、といった質問をされ、私は地図を指差してこの辺りであると答えた。そう判断した理由を聞かれたので私は横から水の流れが合流しているからだとしか答えられなかったのだが、阪本さんに判断の根拠を尋ねてみると阪本さんは歩きながら谷の数を数えたり周囲の微地形を観察したりして判断しているとおっしゃっていた。私もこれからは地形を見ながら歩き、標識がなくても自分のいる地点を把握できるようになるべきだと感じた。
 夜は焚き火をしながら夕食をとった。焚き火の上に金網を置いて持ってきた食料を焼いて食べたりもした。焚き火が弱まるまでのんびりし、20:30に就寝した。



830日(2日目)
天気:晴れ
06:00 出発-07:00 沢を離れる-08:45 大ダワ-09:35 雲取山-12:35 鴨沢


 出発当初は2時間ほど沢を歩くものだと思っていたが実際は1時間ほどで沢歩きが終了した。沢から上がった後は廃道になった道を歩いて行った。途中いくつか標識を見かけたがどれも倒れていた。しばらく進んだのち朝からつけていたハーネスとヘルメットを外したのだが、ここで道を間違えた。方位磁針を見ることの重要性を痛感した。大ダワ以降は何の変哲も無い登山道を歩いた。2017年に標高2017mの雲取山に登るとは我ながらミーハーだと思った。

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