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2015年6月22日月曜日

2015.06.22 源次郎沢

6/22源次郎沢記録

作成者:中西隆史
メンバー:金山(L,四年),塚本(四年),中西(二年)

0730入山〜0900入渓〜12:30花立山荘〜14:00大倉駅

6/21桜上水の自宅に前泊。部屋が汚すぎて塚本先輩が我の自宅を掃除していた。流石だと思った。
大倉の駅には蛭対策の塩が置いてあったので金山先輩が大さじ二杯分をビニール袋に詰めていた。
0730入山
林道をひたすら歩く。なかなか二人とも快速で、ついて歩くのに多少疲れた。平日だったが車の往来はそれなりにあり、何がしたくてこんな所にドライブしに来ているのか気になった。死体でも遺棄するのだろうか。一時間近く歩く頃には、すっかり林道歩きに飽きてしまった。内燃機関の入れるところを歩くのはやはり気分が乗らない。
0900入渓
岩靴を履き始める。既に金山先輩の靴に蛭が付いていたのはこの沢登りに恐怖と不安を与えた。ここで自分が忘れ物をしたことに気がつく。沢用の靴下がない!しかも片方だけ!どうしようもないので片方はそれまで履いていた靴下をそのまま履き続けることにした。
0930F1
0935F2
0940F3
0945F4
この辺りの滝はひょいひょいと三点確保で超えていけた。水飛沫で白っぽくなっている、流れのある部分の方が滑りは少なくフリクションがかかり易いとのことなので、折角の沢登りを楽しもうと水流の中に足を突っ込んで登っていった。私は滝の水に当たり腰まで濡れながら登っていったが、二人は腿も濡れずに上がっていた。

4m滝では折角ザイルを持ってきたのだからとザイルを出して上がった。塚本先輩がリード、金山先輩がミッテル、我がフォローで上がった。特に難しいと感じなかった。
7m滝も直登後、今回一番の10mの大滝。ここも塚本先輩リード、金山先輩ミッテル、我がフォロー。ハーケンを打ち込み、最初のランニングビレイとビレイヤーのセルフビレイポイントを作る。ハーケンを実際に使うのも回収するのも初めてだったが、座学で学んだ通りに回収出来た。左手側から壁を登った後は水流に沿って右に向かって曲がっていくので、下で待っているときはより上のメンバーの位置に近い右手滝側に体を寄せていたが、滝の音で上からの声はほぼ聞こえず、逆に沢から離れた方がよく聞こえたのは発見であった。
F6は今回もっとも手子摺った滝で、初めは金山先輩がリードに挑戦したが、なかなか安定したホールドが見つからなかったらしく、塚本先輩に交代。どうやら左手の看板の上の方に逸れていくのが正解だったようで、ミッテルで登った金山先輩も今度はすいすいと上がっていったが、フォローで上がった我はやはり苦戦し、ロープにかなり体重を掛けながら登るのにそれなりに時間をかけてしまった。
二股を右に進んでいくと11:30頃には水は枯れたガレガレになった。落石のなさそうな広めの場所で軽く食事と休息をとった。日が雲の向こうに隠れてしまい寒さを感じてきた。F7F8を超えてF9の三段の滝に。ザイルを出そうか迷ったが、チムニー状の右側から塚本先輩が試しに登ってみるとあっさり登ってしまったので、我、金山先輩の順に登っていく。落ちたらいやだなぁ……と思いながら慎重に登るいつもの岩登りの気分だった。F10もザイルなしで塚本先輩、我、金山先輩の順に登っていった。
この後は少し歩くと草付きになり、沢登りの終わりを感じた。水が枯れてからしばらく経つので、もう沢登りの風情も何処かへ行き、ただの山歩きのように感じられ飽き始めていた。尾根に上がると砂礫でとても滑り、草を掴みながら這うように上がらなければならなかった。しんどさ。尾根からは花立山荘に詰め、12:30頃に山荘到着。久しぶりの丹沢は相変わらずのガス。我の靴や塚本先輩の腹に蛭が付いていたが速やかに大倉駅の塩で処理したので被害はなかった。安心。
もう用は済んだとばかりにさっさと下山。下りは我が先頭。15:00ぐらいに大倉に帰れたらいいと言っていたが14:00に大倉に着いてしまった。これは全休の日以外にも、5限だけの日などでも十分可能だと思った。本当にそうか?


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