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2026年3月21日土曜日

20250320-21_赤岳主稜、石尊稜

  20250320-21_赤岳主稜、石尊稜

メンバー:鈴木(2・CL)、井上(1)

1日目:晴れ
3:40 美濃戸口
6:40 行者小屋
8:40 取付き発
12:40 TO
13:20 行者小屋

2日目:晴れ
5:30 行者小屋
8:50 取付き発
13:10 TO
14:24 行者小屋
17:00 美濃戸口

1日目:赤岳主稜(記録:井上)
早朝、落合さんに車を運転してもらい、僕、鈴木さん、河本さんの3人は美濃戸に着きました。しかし、幸先の悪いことに、河本さんの体調が美濃戸に到着した時点で、すぐれなかったため、河本さんは来た車で、そのまま帰ることになりました。とはいえ、元々2人で登攀する計画だったので、僕たち二人は行者小屋に向かいました。年末に八ヶ岳に来た時は、美濃戸に着くまでに凍結した真っ暗な道路を3時間も歩きましたが、今回は車で直接美濃戸まで来れたので、美濃戸から行者小屋までの3時間の道もあまり苦に感じませんでした。年末は、休憩の度に、落合さんと気絶するように寝ていたのを思い出します。行者小屋に着いたのちは、幕営装備をテン場に残し、僕が初めてのオールリードを務める赤岳主稜に出発しました。文三郎新道を登り、トラバースで赤岳主稜に取り付こうと思いますが、取り付きのチョックストーンがどれか分からず、先輩に教えてもらいました。事前にネットで調べてはいましたが、実際に行くと、分からなかったのは、反省です。取り付くとすぐに、今回の一つ目の核心であるチョックストーンを乗り越えることになります。とはいえ、アイゼンの形に岩にへこみができていたので、割と簡単に越えられました。そこからは、2,3ピッチほど簡単な登攀をし、上部岩壁までのコンテに移行しました。僕にとって、はじめてのコンテだったので、ロープの長さの調整などに手間取りました。上部岩壁では、少し回り込んで右から取り付きましたが、ルンゼを詰めるところで、難しい左側に突っ込んでしまったので、コンテ後にしごかなかったロープがビレイヤーの所で絡まってしまった時は、少し焦りました。なんやかんやあって、赤岳主稜を無事トップアウトした後は、行きに使った文三郎新道を下りました。行者小屋に着いたのは2時前と少し早めでしたが、翌日の石尊稜の偵察に行くやる気がなかったので、それまであまり雑談をしたことがなかった鈴木さんとテントの中で、親睦を深めました。多分、仲良くなりました。まだまだひよっこ大学生なのに、いっちょ前に中学高校の青春を懐かしみました。夜は、焼きそばを食べて、適当に寝ました。

2日目:石尊稜(記録:鈴木)
朝、鈴木は初めてのカレーメシを食べて出発。前日の偵察をコミニケーションを優先して親睦会にした結果、一度変な尾根に一度取り付いてしまった。落合から「思っているより早く尾根に乗ったほうがいい」と言われていたのだが、結局どういうことかよく分からなかった。正解の取付きは、2個目の分岐を左進し、3個目の分岐を右進してすぐ尾根に乗る。トレースがついていたのでわかりやすかったし、トレースがなくとも、3個目の分岐からはトポどおり三角岩っぽい岩が見える。一応、取付きから見ると、2個目の分岐を右に進んでも、3個目の分岐を左に進んでも、取り付けそうではあった。

右手の岩が三角岩?

取付きでは、既に4パーティーが登っており、1時間以上待つことになった。つるべで登ることにし、1p目は鈴木リード。トポには思ったより悪いと書いてあり、取付きから見た感じだと「何だ簡単じゃん」と思ったが、登ってみるとトポどおり、思ったより悪かった。終了点は立木で作った。2p目は簡単な雪稜歩き。3p目は記録を参考に簡単な左巻きで進んだ。3p目終了点からは鈴木先頭でコンテで進む。記録では中間の小岩峰からの景色がいいとの記述もあったが、ほかで見た景色と比べるとそこまでの感動はなかった。コンテで先行1パーティを抜き、上部岩壁に取り付く。5p目は鈴木リード。見た目はいかついが、ホールドがガバなので簡単。ただ、途中の岩に巻かれたスリングでピッチを切るべきところ、調子に乗って進みすぎたためロープが出なくなり、何とかアックスビレイで井上を登らせる。最初はロープの流れが悪いのかと思っていたが、ロープいっぱいだったようだ。その後は、井上先頭のコンテで石尊峰まで行き、地蔵尾根でテント場に戻る。そそくさと片付けをして美濃戸口に下りた。

中間岩稜から上部岩壁を望む

石尊峰を入れて記念写真

計画では美濃戸口から富士見駅まで歩くことになっていたが、50分ほど歩いたところで優しい方に声をかけていただき、なんと高尾駅まで乗せてくださった。小淵沢まで同乗されていたお二人含め、車中で様々な話ができてとても楽しかったです。わざわざ引き返してまで拾ってくださり、本当にありがとうございました!!



2026年3月9日月曜日

3月のフリークライミング


 3月前半のフリークライミング

どうも落合です。もう3年生になっちゃうんですね。大学生活が4年間だとしたらもう半分、6年間だとしたらもう1/3、8年間だとしたらもう1/4経ってしまったと思うともっとちゃんと山に向き合わねばと思っていた矢先、怪我して今シーズンの雪山は終わっちゃいました。というわけで暑くなったら行く沢のことしか考えていなかったのだが、ふと便利な後輩を巻き込んで今までちゃんとやってこなかったフリークライミングをかじってみようと思い立ちました。クライミング再開2日目にして指2本突き指してしまい、こりゃ駄目だ思っていたところで、BJCで青柳未愛選手が腰を痛めながら唯1人第4課題を完登したのを見て突き指したくらいでクライミングから離れるなんて…と思ったので、指に優しい範囲で外岩登ってました。普段フリーの記録を載せることはないですが、新歓も近いので載せておきます。新入生が暇な時にでも読んでくれると嬉しいです。こんなの読んでも多分つまらないけど、少しでも楽しそうだなんて思ったら新歓でスキー山岳部に遊びに来ておいた方がいいですよ。 

※山岳部なのにこの時期に暖かいところでゆるゆるクライミングしていていいのかという質問は受け付けません。


3/2、4 湯河原幕岩

3/5、6伊豆城山

3/9 河又


表記

os オンサイト、一撃すること。頭にm(マスター)が付いている場合はヌンチャクがかかっていない状態でオンサイトしたということ。

fl フラッシュ、他人の登りを見たりルート情報を入れた上で一撃すること。

rp レッドポイント、2回以上のトライで完登すること。

to トップアウト、落ちずに登ることはできなかったが一応1番上までは行けたということ。

× トップアウトすらできなかったということ。


湯河原幕岩

日程:3/2、4 

メンバー:落合(2)、井上(1)

3/2

天気:晴れ

ダークヘラー(5.9) 落合再登、井上os

アップで。2ピン目が遠くて1日の最初にやるのは怖い。



アリババ(10b) 井上mos

井上の打ち込みたい課題だったがすんなりオンサイト。ゼルダ(11a)に移動する。




ゼルダ(11a) 落合rp、井上to

1ピン後、100回に1回くらい決まりそうな高精度デッドを繰り返すも、1回/n回しか決まらなかったのでスタティックにいくムーブを開発したらすんなり。なんだか興醒め、なんのために指皮を捧げるデッドを繰り返していたのだか。折角なので井上もトライしたが、この日は落とせず宿題として持ち越し。


アブラカタブラ(10a) 落合✕

クールダウンがてら取り付いたが、突き指が痛すぎて途中で降りてきた。



3/4 

前日は大雨だったのでバカ尾根で歩荷。足をぬらしちゃいけないので登山靴で歩いたら凍傷の指が痛すぎて塔ノ岳敗退。でも45kgで見晴らし駒止間は25分なので許してほしい。足の裏も痛いと思ってたら足裏の水膨れの中に石が入っていた、なんでぇぇ??。井上には申し訳なかった。


やせがえる(5.8)、おたまじゃくし(5.6) 落合、井上

前日の雨で岩には水が流れていたので、絶好のチャンスだと思い、沢靴アブミ登攀の練習を3時間くらい行った。デシマル5.8ってRCCのV+くらいあるらしいのでいい練習になったと思う。ゲレンデだからハーケンは打たなかったけど。トライカムとかナッツを持ってくればよかった。


ゼルダ(11a) 井上rp

11時くらいになり岩も乾いてきたので井上の本気トライ。この日初便マスターで回収。おめでとう。後輩が外岩11クライマーになった時って自分の時より嬉しい。次は12ですね、私もですが。1年生で外岩11a? ちょっと舐められそうで怖い。いや、もう舐められてるかもという行動を彼からは感じることがある。




帰還兵(10c) 落合rp、井上rp

アブミ登攀の時点で結構よれていた所でまたパワー系の課題に取り付く。井上もゼルダ1便しか出していないので一緒にやることにした。落合のオンサイトトライは、1ピン後、右手で右カンテを掴むのに苦労していたら力尽きてフォール。大分よれていたので井上に交代、ムーブを解決してトップアウトしていた。その後、落合は井上からムーブ泥棒してrp。ただ、井上と違って、最後のレイバックの所がニーフック & 左手観音押さえみたいな感じで汚い登り方になってしまった。井上も2便目で余裕のrp。




まだ13時だが、早く帰らねばならないのでここで切り上げ。




伊豆城山

日程:3/5-6

メンバー:落合(2)、鈴木(2)、井上(1)、今野(1)

初日の夜に鈴木に言われて初めて気がついたが、1、2年だけで全員揃う初山行らしい。確かに、上手く飼い慣らしつつある井上(泳げないのに自分の好きな沢についてこさせ、歩荷では突き放してキツイ思いをさせ、雷の中走らせ、卒業できそうな農学部を強要し、ポンコツの称号を与え、多分もっと色々恨まれている節はあるが申し訳ないとは思っている)としか山に行っていないような気がする。


3/5

城山に行く途中で、鈴木に頼まれていたスキー板を忘れたことに気づき取りに帰ったので、落合だけ12時岩場着。下北沢で同駅下車した際に、馬鹿正直に伊勢原で引き返したと言ったら下北伊勢原の往復料金を奪われたことには承服できない。確かに引き返した地点を聞いた駅員の意図を即座に汲み取れなかった私の落ち度かもしれないが、小田急め、金のない学生にそんなことするな💢 1時間くらいビレイして13時くらいから登り始める。それまでは3人だったので皆あまり触れなかった模様(鈴木と今野は1本ずつ、井上は0本)。自分が岩場に着いてからは落合井上、鈴木今野でビレイし合った。


ロング・グッドバイ(10b)落合mos、井上to

アップで取り付く。体勢の悪いガバカチの連続で疲れたがオンサイト。井上は最終ピン後、そこで落ちるかという場所で落ちてた。核心を抜けて気が緩んだらしい。どうせ登れるっしょとのことで次便は出さず。


スクールゾーン(10c)落合rp、井上to

ロング・グッドバイを終えて直ぐに取り付く。直ぐにパンプしてフォール。ずっとああだこうだやっていたら、既に2時間以上今野のビレイをしていた井上に段々ブチギレられる気がしてきたのでさっさと降りて井上に交代。優しい井上は「落合さん大学に嫌われすぎなんですよ〜」で済ませてくれた。井上はトップアウト。その後しっかり腕を休めて落合rp。井上も腕がキツそうだったが、2便目は8ピン目辺りでフォール。この日はもう暗くなってきたので明日に持ち越し。




鈴木、今野は南壁の左の方のスラブをずっと登っていた。


3/6

7時過ぎから登り始める。鈴木と井上が用事で13時くらいに帰るまでは昨日のペアでビレイ。その後は落合、今野で登った。


スクールゾーン(10c)井上rp,今野✕

井上は登りながらもう無理〜とか言いながらも朝1便目で回収。2人が帰ってから今野も触ったがトップアウトできず。彼曰く「鍛えて出直してきます」だそうです。期待してます。


ハートルート(11a)落合rp、井上to

1便目は最初のハングと3ピン後にフォールしたが、かなり手応えが良かったので2便目で軽々落としてさっさと隣のブラウンシュガー(11a)をやろうと思った。しかし、自分のムーブだとかなりパンプした状態で3ピン上の核心に入る汚い登りなので(ムーブのせいにしておきたい)、2便目以降は3ピン後で耐えきれずに落ちるのが続いた。途中でJ大山岳部の方にも参戦してもらう。自分と違ってハングの登り方が綺麗だった。6便目で核心耐えてrp、時間がかかってしまった。まだ16時なのでもう1ルート簡単なのができそうだが、今野ももう疲れたと言うので、私も嬉しいまま帰ることにした。3連登で指が泣いた。強くならないと。




鈴木と今野はこの日も南壁の左の方の課題に打ち込んでいた。 





河又

日程:3/9

落合(2)、井上(1)

この日は先週作った指の痛みがだいぶ残っていたのでとりあえず易しいルートを沢山落とそうと1年ぶり3回目の河又へ。最初に行った時は10aというグレードで外岩初リードしたり、1年前に行った時は福田さんの仙人(13d)のトライを見られたり、過去2回とも刺激的なのだが、果たして今回はどれほど刺激的になるかと思って行ったが、先に書いたような心持ちで行ったために何も刺激のない日になってしまった。


活きのいいヤツ(10a)落合再登、井上os

アップで。7時台だったので岩が冷たく、手を温めながら登る。河又に来たらいつも最初に登るが、毎回上部の手がよく分からない所のムーブが変わる。河又初の井上はちゃんとオンサイト。


麦畑(10b)落合2便rp、井上3便rp

石灰岩ということでとにかく足が滑って怖い。3ピン後、手がよく分からなくてウズウズしてたら限界に達してオンサイトを逃す。結局、手がよく分からないまま2便目でrp。井上は、自分が手が分からなかった箇所でバチ効きのアンダーガバを見つけてこちらもrp。自分も1便目でそのガバを見つけられればなぁと思ったが、それも実力がないということで。




大将(10c)落合2便rp、井上to

最初のトラバースで手がなくて、足も滑ってぶら下がったまま力尽き、こちらもオンサイトを逃す。結局は両腕を全力で伸ばした位の見えない所にガバがありrpできたが、オンサイトトライでガバかも分からないのにデッドで取りに行く勇気はなかった、弱い。リーチが短いとキツイ。




ここまで午前中のうちに3本落とせたので良かったのだが、午前中の勢いはここで止まってしまった。あまり肌身では感じていないが、1日中登る体力がないのかもしれない。


アリゲーター(11a)落合離陸できず

大将を登ったついでに隣の11aを登ることにしたが、指が痛すぎて身体が浮かなかった。指が治ったらまたいつか。


泣かないで愛ちゃん(10c)落合1ピンまででヒヨり0ピン敗退

酷すぎる。ビレイヤーだって自分の登る時間を惜しんでビレイしてくれてることもあるのにクライマーがこんな体たらくでは申し訳が立たない。でも代わりに井上が残した大将のヌンチャクを回収したのでチャラということで。またやる気のある時に。


あまり強い気持ちでやらなかったために、特にこれといって成果のない日になってしまったのは反省。次回は難しい課題に触っていきたい。