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2019年10月1日火曜日

2019/09/14_白根南嶺

1日目
記録:饗場
天気:晴れのち雨

5:15沼平ゲート出発 →6:30取り付き到着 →9:50 池ノ平 → 12:40 青薙山 → 14:40 稲又山 → 15:30 所ノ沢越

 バスに揺られて沼平ゲートに到着する。リクライニングができないタイプのバスで2時間ほど吐き気と戦っていたためすでにグロッキーであったが気を取り直して進む。一時間ほど歩くと取りつきに到着、おにぎりなどを食べて休憩したのち出発。池之平までは特に道も悪くなく進んでいったが一回道を間違えてしまったため40分ほどロスしてしまう。そのあとは順調に進んでいき池ノ平に到着する。名前の通り池があり、こんこんと水が湧き出ている。落ちていく川で水を汲み出発する。そこからは若干道が不明瞭なものの歩きにくいというわけではなく順調に進んでいった。青薙山に到着後順調に稲又山まで進んでいく。稲又山は少し降りるときに道迷いしたが問題なく所ノ沢越に到着した。そのころには雨が降り始めていて急いでテントを張り水を汲みに行く。5分ほど降りたところに水場があった。トリカブトが周りに群生しており本当に大丈夫なのかと思いながら水を汲みその日の行動を終えた。

2日目 
記録:近江
コースタイム05:40所ノ沢越-07:50布引山-09:00笊ヶ岳-11:25生木割山-12:25天上小屋山-14:30伝付峠 

この日は朝一から急登であった。しばらく歩いて布引山に着くと、突然道が良くなる。山と高原地図の実線と点線はこんなにも違うのか、と結構感動する。笊ヶ岳では、椹島から登ってきたという登山者に出会った。入山してから初めて人にあったので、少し嬉しいような気分になる。気持ちの良い登山道を軽快に飛ばしてゆき徐々に伝付峠が近づいて来ると、林道としての原型を失い始めている旧林道に入る。そのまま林道を歩き、伝付峠に至る。 

3日目
記録:饗場
天気:雨のち晴れ

5:00 転付峠 → 9:00 白剥山 → 12:00 笹山 → 16:00 テント


 朝、外に出てみたら雨が降っている。昨日と同様に標高を上げていったら晴れるだろうと思いながら雨の中出発する。明日まで水場がないので5Lほど水を担いでいく。林道が崩壊しているとの情報があったため、最初の分岐点で道を外れ獣道のような稜線上を歩いていくと再び林道と出会ったのでそこからは問題なく林道を歩いて行った。白剥山までは順調に進んでいき藪漕ぎもないと思っていたのだがそこから急激に藪が濃くなり、進むのに手間どる。道自体は見えていたのでほとんど間違えることなく笹山に到着する。間違ったところに入っていたらと思うとしっかり踏み跡がついていてよかったと思った。そこでこれから奈良田へ降りていく人と少し話したのちさらに進んでいく。白河内を過ぎたあたりから天候が良くなりはじめ最終的には晴れになった。少し歩いたところでテントを張り気持ちの良い夕陽を見ながら人の少ない南嶺の雰囲気を満喫した。

4日目 
記録:近江
コースタイム05:10テント場-06:00広河内-07:05農鳥岳-07:45西農鳥岳-08:15農鳥小屋08:40-09:40間ノ岳-10:25中白峰山-10:55北岳山荘-12:15北岳12:35-15:25広河原 

テントの周りは遮るものが何もないので、撤収時にテントを飛ばされそうになるがなんとか頑張って出発する。広河内岳を越えて大門沢下降点まで行けば、あとは一級の登山道である。ここから先はもう楽勝かと思いきや、一つ一つの山が大きく、登りが大変しんどかった。それでもなんとか北岳に登って時計をみるとまだ時間にだいぶ余裕があったので、この日中に下山することになった。最後は足がガクガクになったが、最終バスが来る前に広河原に到着した。久しぶりに縦走を完遂し、充実感に満たされていた。甲府で喜久乃湯温泉に入った。この温泉は太宰治が通った温泉らしく、なかなか風情のあるところであった。