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2019年9月18日水曜日

2019/09/18,19,20 北鎌尾根~西穂縦走

2019/09/18,19,20 北鎌尾根~西穂縦走


メンバー:2年) L福田、1年) 松坂(記録)

天気:一日目曇り時々雨、二日目晴れ、三日目晴れ

行動内容:1日目
     7:15上高地
     9:26横尾
     10:36槍沢ロッジ
     11:26大曲
     12:24水俣乗越
     13:55北鎌沢出合14:31
     16:13北鎌のコル
   
     2日目
     5:16北鎌のコル
     7:22独標巻き終わり
     9:20北鎌平
     10:13槍ヶ岳山頂10:25
     10:40槍ヶ岳山荘11:00
     12:50南岳小屋
     14:06長谷川ピーク
     15:30北穂高小屋

     3日目
     5:35北穂テン場
     7:05穂高岳山荘
     7:50奥穂高岳
     9:50天狗のコル
     11:54西穂高岳
     14:13ロールウェイ乗り場


1日目
上高地についた時から雨が降っており非常に萎えた。早速、雨具を着て歩き出す。徳澤につく頃には雨がやみ雨具を脱いだが、槍沢ロッジの手前で雨が強くなり再び雨具を着た。そのまま、槍沢のだらだらとした登りを進んでいくと大曲の分岐についた。ここから水俣乗越までは標高差400mほどの急登だった。水俣乗越から下る道は踏み後はしっかり残っているが、水俣乗越からすぐの斜面はひどいザレ場で落石に非常に気を使った。ざれた斜面を進むと広い沢の道になる。ところどころに赤いテープが張ってあったり、ケルンが積んであったりして、沢沿いに行けば迷う事はない。北鎌沢出合には大岩の上にケルンが積んである。下からは北鎌のコルへと延びる北鎌沢右俣が見える。川が枯れていたので下流に少しいって水を汲んだ。
北鎌沢出合から北鎌のコルを見上げる
北鎌のコルまでは沢沿いの急登。水量が豊富な左俣に入ってしまうと独標付近に詰めてしまうので右に行くことを意識して進んでいく。2300m付近には右方向に踏み後があるが、これは誤ったルートである。晴れていればコルが見えるので間違いはないと思うが、がすった時は要注意だ。
右の踏み後は間違い



2日目

明るくなってから出発した。しばらくは尾根上の急登を登っていく。視界が開けると天狗の腰掛と独標が目の前に見える。千丈沢側をまいたりして大きな一枚岩の手前にでる。右の踏み後を辿ると独標を巻く。左に行くと、独標を直登できる。巻き道の入り口すぐに緑色のフィックスロープがついているが、使わなくても簡単に通過できる。また、巻き道をしばらく行くと有名なコの字岩があるが普通に通過できる。事前にネット等でみた記録では仰々しく書いているが、体が大きくない限りザックを引っ掛けないように気を付ければ問題ない。そこから先は左の草付きのスラブを登ると、独標に出られるらしいが我々は巻き道を進んだ。
独標の巻き道
そこからリッジ上をいく。巻き道の踏み後が顕著についているところがあるが、リッジ上の岩場をよじ登っていく。その後、もう一か所、巻き道の踏み後がはっきりしているところがあったが、リッジ上に行くのが困難そうだったので巻き道を進んだが、P15等をすっとばして北鎌平の一段下の小広場についてしまった。そこからゴロゴロの岩場を歩き、北鎌平に出る。槍の穂先に取り付き「Berg Heil」とかかれたレリーフがあり、そのそばから登りだす。しばらく登ると「実工TAC」と書かれた看板があり左を抜ける。そこからまた登ると、山頂がすぐそこに見え、祠の横に出る。そこからは、整備された一般道で整備された道を小屋に降りた。槍ヶ岳山荘から南岳小屋まではところどころ梯子があるもののゆったりとした登山道だった。大キレットは長谷川ピークまでは遠く感じたが、長谷川ピークから北穂は近く感じた。とにかく最後の登りはつらかった。

3日目

朝が寒すぎたため少し遅めに出発した。涸沢岳までは鎖と梯子が多かった。奥穂、西穂間はウマノセが核心だと個人的に思う。ジャンダルムはスルーした。間ノ岳周辺は浮石が多く、落石、滑落に注意だが、あまり危険は感じなかった。また、赤岩岳がどれだか分からなかった。間ノ岳から西穂の間にピークが二つ見え、奥のほうが高かったため赤岩岳はそっちかなと思ったが、奥のピークから西穂は10分くらいだった。西穂独標から先はダラダラとした下りで非常にかったるかった。西穂小屋からロープウェイの駅まで地味に長い。あと本数もっと増やしてほしい。

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