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2018年7月13日金曜日

2018.7.12 川苔谷逆川遡行

メンバー:畑中、吉田(記録)、Santiago

8:25川苔橋-9:00入渓点-9:15遡行開始-10:30林道上で休憩-10:45引き返す-11:00入渓点-11:50引き返す-12:10入渓点-12:30バス停

本谷の渓相
川苔橋から登山道へ続く林道を30分ほど歩くとカーブミラーのある急な曲がり道で、そこから谷底へ明瞭な踏み跡が続いている。遡行開始の準備をして出発。ロープも出さず小さな滝を超えながら進んで行くと、深い釜を持った二条の滝に出会う(後で調べたところによるとこの滝は夫婦の滝というらしい)。水量も多く難しそうだったので、右側から巻く。脆い岩場を上がってからトラバースする。この道は明瞭ではなくぬかるんでいて、滑りやすく緊張する。再び沢に合流すると、既に数本の滝を巻いていたようだった。左側が洞窟状になった釜を持った三段の滝を超えると右側の林道に出た。トポにこの林道の表記がなかったので、地形を確認してみるとどうやら川苔谷本谷を遡行してしまっていたようだ。林道を歩いて入渓点まで戻り逆川の遡行を開始する。大ダワ沢の出合い手前で吉田が軽傷を負い丁度その頃雨が降り出したために、沢筋を引き返して撤退した。7m,3m二段の滝を降りるのが少し怖かったが、右岸の巻道をクライムダウンした。他は難所もなくバス停まで引き返した。
夫婦滝前で記念撮影
本谷最後の谷
帰りにバス停で見た猿




2018年7月4日水曜日

2018.06.30 谷川岳馬蹄形縦走

谷川岳馬蹄形縦走

6/30()
メンバー:L餐場、林、福田
天候:快晴、(下山後まもなく雷雨)
記録:林

11:15 土合橋出発
13:50 松の木沢頭(10分休憩)
14:50 白毛門(50分休憩)
15:40 下山開始
16:15 松の木沢頭
18:00 土合橋

今回の山行は谷川の概念を把握し、かつ縦走の経験を積むことを目的に実施された。当日は餐場が遅刻したため1時間ほど遅れての行動開始となった。太陽がギラギラと照り付け、登山口では32℃となる暑さであった。

登り始めてしばらくすると餐場が熱中症となってしまったため、こまめに水分を補給しながら休み休みの行動となった。

ムラサキヤシオ
 
 稜線上に出ると風が心地よかったこともあり、餐場の体調は回復した。しかし、今度は自分が熱中症となってしまった。気づいた時にはもう遅く、水を飲んだはいいが白毛門で嘔吐する事態となった。餐場と福田の処置のおかげである程度は回復したものの、あまりの暑さに食欲を失っていたことでシャリバテも起こしてしまった。加えてこの日は一ノ倉方面に暗雲が立ち込めて落雷が発生していたことも考慮し、ここから下山することとなった。
ベニサラサドウダン


 下山時も全く力が出ず、フラフラであった。何度も休憩をとってもらい、雨に降られることなくなんとか下山できたのでホッとした。下山後まもなく大雨が降っていたのでギリギリであったようだ。ちなみに私は登山4年目にして未だ行動中にロクな雨に降られたことがない。
 今回の山行はこのように大変情けない結果となってしまった。これは熱中症対策の甘さとシャリバテに関する知識不足が原因だろう。帽子をかぶり、スポーツドリンクや塩分を補給できる菓子類を多めに携行し、行動食にはすぐにエネルギーとなりかつ食べやすいものを組み込むなど、基本的な工夫をするだけで全く違った結果になったはずだ。また、この山行を機に雷についての知識を再確認した。情けないながらも、得るものは多い山行となったと思う。