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2017年9月20日水曜日

2017.09.20-21 湯檜曾川本谷

 湯檜曽川本谷遡行1日目

メンバー:阪本(L)、池田、岸本、畑中、吉田
天気:晴れのち曇り 
記録:吉田

・行程
4:30起床
5:40出発
7:40湯檜曽川出合
14:05清水峠避難小屋

 朝起きると、野宿したせいかとても寒く感じられ、今日は沢に入らない方がいいのではないかと思ってしまった。それはみんな同じことで出発する気が起こらず、気温の上がるのを待っていた。それでも入渓点までは行こうと5:40出発。入渓して水に触れてみるとやはり冷たい。できるだけ水に浸からないようにしようと思った。しかしウナギの寝床までいくとそこで泳ぎたいと思ってしまった。ザックを胸の下に入れて泳いだが流れが強くて進めない。結局諦めて左岸から巻くことにした。岸本、畑中は泳ぎきっていた。
ウナギの寝床

この後抱帰り滝のところでは右岸から高巻きした。急な斜面での藪漕ぎだったため足元が悪く恐怖を感じた。七つ小屋沢出合を超えてしばらく行くと、2段の滝があった。ここは左岸の踏み跡を通って巻いた。藪漕ぎの下りでは笹で足元が見にくいので慎重に下りた。これを超えるといよいよ今日のハイライトである大滝だと思っていたが、実はその手前に少し難所があった。小さな釜となっていてその先の少しの高さを超えるだけなのだが手がかりを見つけにくく難しかった。巻道を探して見たが、安全なものはなかなか無いようだった。こうして大滝にたどり着いた。
大滝

1段目はロープも出さずに登ることができた。そこから右岸に上がるところで今山行で初めてロープを出した。全員登り終わると、最後だった池田がそのままトラバースしてフィックスロープを張った。このときすでに曇天となっていて翌日の天気も雨の予報だったので、沢から上がり清水峠の避難小屋で一泊することに決めた。清水峠までの道は整備されていて歩きやすかった。小屋に着くとまだ誰もいなかった。その後10人収容とされる小屋に15人で寝ることになるのだが。この周辺については少し注意が必要だ。水を汲みに行こうとした時に、山と高原地図を見て進んでいたのだが、どうしても道がわからなくなってしまう。そんなことが何度か起こった。どうやら地図には載っていない道があったり、あるいは地図に書かれている道の位置が少しずれていたりしていたようだ。

               湯檜曾川本谷遡行2日目
日程:9月21日
天気:雨のち曇り
メンバー:阪本(L)、池田、岸本、畑中、吉田
記録:畑中

行動
起床5:00 – 避難小屋出発07:35 – 谷川岳ロープウェイ駅着13:15 – 解散(阪本、畑中はそのまま縦走へ)14:50 –(バス)-  谷川岳ロープウェイ駅着15:35 – 出発15:45 – 熊穴沢避難小屋17:15 – 就寝19:00


起床後しばらくは雨風が強かったので、しばらくは待機した。その後出発し、登山道に従って下山した。道はほとんどトラバース気味で傾斜が強いところはほとんどなかった。最後の方は吉田の体調が悪く歩くのがおぼつかなくなってきたので、土合までは歩かず池田と岸本が先に下って車で谷川岳ロープウェイ駅まで迎えに来ることにした。合流した後は初日と同じところへまたお昼ご飯を食べに行き、その後に池田、岸本、吉田の三名は車で東京まで戻り、阪本と畑中は縦走へ向けて出発。水上駅からバスで谷川岳ロープウェイまで上がり、準備して出発。ロープウェイ直下の道を登る。初めはコンクリートで途中から登山道になる。その後熊穴沢避難小屋に着き、就寝。

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