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2017年2月6日月曜日

2017.02.05-08 冬山合宿(2)

2016年度冬山合宿2日目(201726日)
文責:北村
北岳池山吊尾根にて
参加者:阪本(L)、白石(SL)、中西、池田、岸本、川上、北村、佐藤、縄

06:07池山小屋発
09:05城峰
12:03砂払い前
12:52城峰
13:30池山小屋着

 朝4時半起床。朝ごはんは時間短縮のためもあってフルグラで済ませる。今回の合宿では一人分50gの計算であり、1日の始まりの朝ごはんとして摂取する量としては少なく感じた。中山さんの体調はまだ良くなっておらず、中山さんを除く9人のパーティーで砂払いを目指すこととなった。当初はテントごと引き上げる予定であったが、中山さんが小屋に残るため、テントはそのまま小屋内に張っておき、この日はサブザックで行動した。
 6:07池山小屋を出発。1年生が出発の準備に若干手間取り、予定出発時刻の6時より遅れた出発となってしまった。後述の通り、結果的にだがこの日は時間に余裕のない日であり、常に迅速な行動を心がけねばならない。ワカンをつけて出発し、早速ラッセルを開始する。1年生にとっては初めての本格的なラッセルであり、どのラッセル方法(足や手の使い方、道具の選別)が最も(自分にとって)効率が良いか、模索しながら進んだ。
 09:05城峰に到着。予想以上の積雪量にラッセルに苦戦し、なかなか歩みが進まない。主に1年生に関して(特に自分に)思うのは、自分のラッセルの番が回ってきた際、気合いも半ばでラッセルを始め、その割には他の人になかなか交代せずに粘ってしまう、ということだ。これでは効率が悪い。そもそもラッセルはかなりの力仕事で、時間が経てばペースが落ちて行くのは仕方のないことなのだから、本気でやって早々に交代してしまうのが良いと思う。ともかく、隊のペースは思うように上がらず、リーダーの阪本さんから、12時頃には撤退する指示が出された。
 12:03砂払いが見える手前の地点まで来て撤退した。下りは急ぎ目で帰ったが、こちらはラッセルの必要もなくただ下るだけであり、12:52には城峰を通過し、13:30(下に要した時間わずか1時間半!)池山小屋に戻ってきた。

 この日の行動結果を踏まえて、翌日どう動くか主に上級生で会議が行われた。1年生含めて全員で登頂したいのはやまやまだが、中山さんの体調が優れないこと、何より2年生の冬山登頂経験がないことを考え、1年生と中山さんは小屋周辺で雪訓、他のメンバーで頂上を目指すことになった。3日目に続く。

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