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2016年7月9日土曜日

2016.07.09 谷川岳 歩荷

メンバー;伏見(L)、佐藤(記録)、北村   天気;晴れ

(上り)5:23土合駅→5:58登山指導センター→6:05登山口→6:29鉄塔→7:12急登前小コル→8:20鎖場1→8:45鎖場2→9:00ラクダの背→9:35鎖場3→10:26ザンゲ岩→11:01トマノ耳→11:24オキノ耳
(下り)11:42オキノ耳→12:10トマノ耳→12:26ザンゲ岩→13:19水捨てる→13:36鎖場1→14:09ラクダの背→14:17鎖場2→14:35鎖場3→15:39急登前(後)小コル→16:17鉄塔→16:34登山口→16:40登山指導センター→17:20土合駅


土曜日から土合駅に前泊。雨も止み、明日の登山道が晴れていることと心霊体験をしないことを祈りつつ ステビバ。東京大学の登山サークルも来ていて、伏見さんと盛り上がる。はじける若さを感じた。
4時起床。北村はぶったたかれても起きず。新たな一面を見る。伏見さんがクワガタにかまれ負傷。レア感があっていいなと思っていると、私もお尻をゾウムシにかまれた。クワガタとゾウムシの差が伏見さんと私の差か。
北村の支度が遅れたこともあり予定よりやや遅めの5時23分出発。
一般道ですでに荷物が重い。水が10キロなので計20キロほどの荷物。

登山指導センターを5時58分出発。登山口へは6時5分。
結構急な坂道がつづく。少し道は濡れているが、岩道っぽく、滑ることはない。
佐藤、北村、伏見の順で歩く。一番前を歩かせてもらっていたせいかかなり楽に歩けた。

縦走ですか?いいえ、歩荷です。20キロです(どや顔)。を10回くらい繰り返したころ(7時12分)、急登前の小こぶ通過。今までも結構な登りなのにさらに急登かよ、と思っていると、意外に楽。
実は、急登ではあるが、ほぼ軽い岩登りだったせいで、鎖や手を使えるのであまりつらくなかった。
9時ころにラクダの背に到着。伏見さんにアンパン(隠語ではない)をもらう。一生ついていこう、そう決めた瞬間であった。

ラクダの背から山頂がきれいに見える。きれいな双耳峰である。どっちがトマノでオキノかはよくわからん。毎回忘れる。
ラクダの背までで2回、背から一回鎖場を越え、ザンゲ岩着(10時26分)。この辺はほとんどガレ場。かなり日当たりがよく乾いているので歩荷でも歩きやすい。このあたりから北村がばて始めるが、私はクライマーズハイに突入。ずっとにやにやしていた。

10時53分トマノ耳。かなり人が多く混雑。オキノ耳へは11時24分着。行く途中で北村が足を踏み外して滑落しかけた。さすがに入部三か月で同輩が死んだら親に心配かけるから、生きていてくれてよかった。

北村を置いて、伏見さんと奥の神社まで行く。わーい神社デートだー。富士山ゆかりの浅間神社らしい。賽銭を入れようとして財布を忘れたことに気が付く。そこら辺の花をむしって置こうかとも思ったけど、余計怒られそうでやめる。
山頂でしばらくぼーっとして、知らない夫婦相手に現在の食料問題について語った後、オキノ耳へと戻る。

12時10分下山開始。が、問題発生。北村と私が以上に下るのが遅い。下手すると登りより遅い。1時19分、帰りの列車に間に合わなくなる危険を考え水を捨てる。負けた。負けた気がするとかじゃない。完全なる敗北である。再戦を誓いつつ、軽い足取りで下る。それでも遅いわけだが。

帰りは単調だしつまらない。なんか将来の話とか山岳部の未来とかご飯にはマヨネーズかケチャップかとか、適当な話をしつつ下る。私はケチャップ派である。しかし実は食塩派のスパイである。

16時34分登山口。16時40分登山指導センター。クワガタが死んでいた。
17時20分土合駅。軽く反省会。のち、伏見さんにオロナミンCを買ってもらった。生まれ変わってもついていこうと決めた瞬間であった。

以上、谷川岳でした。下山後、ケチャップご飯を食べながら記す。
 

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