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2014年9月26日金曜日

2014.09.26-28 秋山合宿 甲斐駒ケ岳・仙丈ヶ岳

秋山合宿 甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳 山行記録                            作成者:中山省吾

参加者:白石 (2), 阪本 (1), 中山 (1)

実施日:926 () ~ 928 ()

経緯:当初、南アルプスの縦走(三伏峠~悪沢岳~光岳)を923日から928日の日程で予定していたが、23日の朝に中山が体調不良を訴え、取りやめとなった。代わりに926日から101日までの日程で、同じルートを計画したが、台風第17号の接近により、山行中の天候が危ぶまれたため、23日ないし12日の山行を新たに計画することにした。山行参加者の希望から、南アルプスの甲斐駒ヶ岳に登ることにした。黒戸尾根から登るルートは急登であるので、病み上がりの中山への配慮から、今回は見送った。北沢峠に定着して、サブザックで甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳に登るという、秋山合宿としては物足りない山行となった。


行動記録:

926             晴れ
甲府1000--1300北沢峠--1310長衛小屋1330---(栗沢山方面お散歩)--1430下降開始--1455長衛小屋

当日は甲府に集合した。早い時間に長衛小屋に着いたことから、白石、中山の二人で栗沢山を登ることにした。麓は早くも紅葉が始まっていた。ザックは背負わずに、水と地図を持って行った。その間、阪本は長衛小屋で休憩していた。ルートは木の生い茂った急な登山道だったが、快適に登れた。登山地図には、尾根道の眺望がよいと書いてあったが、標高2500m付近まで登っても視界が開ける地点まで到達できず、一時間登ったところで下山をした。この日の夕食は、麻婆春雨と味噌汁であった。18時に就寝した。


927             晴れ
400起床--長衛小屋500--510登山道--5:35二合目--555三合目600--609四合目--620上着脱ぐ623--625大滝頭五合目--640藪沢小屋--650藪沢分岐655--705馬の背ヒュッテ--712丹渓新道分岐--737仙丈小屋747--754地蔵尾根分岐--805仙丈ヶ岳833--854大仙丈ヶ岳900--923仙丈ヶ岳--1000小仙丈ヶ岳1020--1040大滝頭五合目--1110二合目--1130北沢峠

この日のコースタイムが6時間半であったため、遅めに出発した。朝食は汁粉であった。北沢峠の方の登山道から登り始めた。風が吹いていたので、立ち止まると寒く感じた。コースはうっそうとした山道であり、開けた所は二三箇所ほどであった。小仙丈ヶ岳と、馬の背の分岐では、阪本が行動中に便意を催す可能性があるというので、コース上に小屋のある馬の背ルートを選んだ。途中で川を渡った。特に難所もなく、仙丈ヶ岳に着いた。頂上にはすでに十数人の登山者がいた。よく晴れており、剱岳まで見晴るかされた。コースタイムよりだいぶ早かったので、大仙丈ヶ岳に登ることにした。大仙丈ヶ岳に至る尾根道は岩がちであったので、なかなか登りにくかった。下山ルートは、小仙丈ヶ岳を通るルートであった。よく整備された、開けた尾根道であった。この時間になると、すれ違う登山者が多くなった。小仙丈ヶ岳山頂で昼食休憩をとった。馬の背の分岐までは急な下りであり、登る人は皆辛そうであった。幕営地に着くのが早かったため、北沢峠まで行きこもれび山荘で休憩した。小屋では御嶽山の噴火が報道されていた。13時ごろにテント場に戻った。土曜日であったので、長衛小屋に帰るころには多くのテントが立っていた。夕食は、カレーとスープであった。17時に就寝した。


928             快晴
330起床--長衛小屋412--427仙水小屋--500仙水峠507--602駒津峰608--658甲斐駒ヶ岳715--753駒津峰758--827仙水峠--842仙水小屋--900長衛小屋


945分に北沢峠を出るバスに乗るために早めに出発した。前日の時点で、3時起床、遅くとも4時前に出発する予定だったが、寝坊したため出発が遅れた。朝食はフルーツグラノーラであった。仙水峠までの道は勾配が緩く快適に進んだ。途中何度か橋を渡り、林を抜けた。仙水峠に近づくにつれ、河原にあるような大きな石が多くなった。ここまで真っ暗だったが、夜が明け始めたため仙水峠を登って10分でヘッドライトを切った。駒津峰までの登りは、案外長くて、なかなか着かなかった。何箇所か開けた所があったが、気が生い茂るルートであった。駒津峰への最後の登りは、岩になっていた。駒津峰からは急な岩の下りとなっており、苦労した。道が平らになると左右にハイマツが生えてきた。甲斐駒ヶ岳に登る直前の分岐では直登ルートではなく巻き道ルートを選んだ。甲斐駒ヶ岳の登りは途中から砂地になっていて、苦しい登りであった。この日もよく晴れており、眺望は抜群であった。休憩を短めにして、下山を始めた。駒津峰で休憩をした後は、長衛小屋までは休憩をとらなかった。予定よりだいぶ早く小屋に着いて、バスに無事間に合った。風呂は芦安でなく、甲府の「喜久の湯温泉」に入った。甲府で解散した。

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